また、犠牲者が出た
昨日の午後、十勝管内でヒグマに襲われ女性が犠牲になった。 5月22日に次ぎ二人目で・・・亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。 過去10年の被害をまとめた記事があったので拝借したのだが 昨日で11人目である。 被害に遭ったほとんどの方が、とんでもない山奥で襲われたのではない。 山奥に入って行く人はそれなりに気を付けて入って行くわけで・・・ほとんど襲われる事は無いだろう。 比較的民家に近い所だから、さほど警戒もしないで入って行くために襲われる。 北海道では、平成2年からそれまで行っていた春熊駆除を禁止している。 それまでは、春先のまだ山に雪がある時期に、冬眠から覚めたヒグマの足跡を追跡して獲っていたので、ヒグマは非常に人間を恐れ用心深かったハズで・・・不用意に民家近くに現れるヒグマは淘汰されていた。 しかし、この頃はヒグマの保護政策の行き過ぎと、エゾシカの増えすぎ(餌が増えた)でヒグマの生息数は確実に多くなって居ると実感している。 当然のことで、人間を恐れずに民家近くにまで出没するヒグマが多くなって 、被害も多くなって来ている。 近年、ヒグマ猟の経験があるハンターも高齢などで少なくなっており、早く対策をしなければエゾシカの二の舞になりかねないと心配している。 この頃お客さんに 「ヒグマの情報」 を聞かれると 『どこにでもいるから』 と答えて、笛などを持って行くように勧めている。 今日の内容とは余り関係は無いが、こんな画像を 今朝撮って見ました