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テーマ:今日の出来事(292863)
カテゴリ:半蔵門あれこれ
今日はこどもの日。
菖蒲湯の菖蒲はかってあるし、 新聞紙で「かぶと」を折って、シンにかぶせて 遊ぶ。実家からは子供の日のおいわいに、 ミッキーマウスの手押し車が送られてきた。 シンはカブトなどほうっておいて、 夢中で遊んでおる。平和な子供の日の光景。 でも!肝心なものがたりてない! そう、かしわもちをまだ買っていないのだった。 シンがまだ食べられないのはわかっているけど、 自分が食べたい、かしわもち。 散歩がてら買いに出かけるが、、う、 おうちの周りの和菓子屋さんは全滅。半蔵門界隈が 休祝日はゴーストタウン化するのを忘れておりました、、。 夫はコンビニで買えば?とかいうけど、 そんなのイヤだ!だって葉っぱがビニールだったりして ちっともおいしそうではないのだ。 で、電車に乗ってわざわざ、銀座までお出かけ。 あきれる夫にも強引に同行願った。 何件か見て回ったあげく、 プランタン地下の「陣屋」さんというお店で購入。 普通の白いおもちに、こしあんのヤツと ヨモギ餅につぶアンのを選ぶ。う~ん、おいしそう。。 家に帰って食べて、本当に満足。 こういう食べ物の絡んだ年中行事って大好きである。 ところで、我が家では我々が 小さい頃は、このかしわ餅、母が作っていました。 もちろん、お店で買ったほうがおいしいにきまっているのだけど、 母も行事好きで作るのが楽しかったのでしょう、、。 で、私たち姉妹の役目は小学校の裏山に行って、 この柏もち用の「葉っぱ」をとってくることであった。 下関のあたりでは、なぜか、一般的なかしわ餅の葉っぱ、 (あの手の形みたいな柏の葉っぱ)ではなく、別の種類、 まん丸の葉っぱを使っていた。 母だけでなく、祖母も、お店で売っているのもその丸い葉っぱ だったので、きっと地域の特性なのでしょう。 で、その葉っぱを見つけるのが、私と姉のお仕事。 山の茂みの中で、どうやってそれを見つけていたかと言うと、 その葉っぱの植物は、木というよりも、草のようで ぐにゃぐにゃぐにゃとした、ツル性の植物であった。 その茎には、とげがいっぱいあって、茂みの中でも 比較的簡単に見つけられた。 毎年いっぱいとってきて、おもちの数には多すぎる、と 叱られたりしていたのを思い出す。 大人になってから、なんかの機会で植物図鑑を見ていたときに、 あの「まん丸の葉っぱ」を発見したときは、すご~く うれしかった!このとき初めて、あの植物が 「サルトリイバラ」であることが判明したのであった、、。 確かに猿でもひっかかりそうな、鋭いトゲだったなあ、なんて 思ったりして。図鑑によると、このサルトリイバラ、 秋にはきれいな赤い実をつけるそうだけど、 それはまだ見たことがナイ。ぜひみてみたいなあ。。 もっとも、東京で使われてる柏の葉っぱほどの良い香りは、 サルトリイバラさんには、ないのが残念である。 今日もその話を夫にして、 思い出に浸るのだけど、結局、葉っぱより、 おもちが大事。おもちがおいしくて、今年のかしわ餅も おいしくいただけました! 明日から夫の講演について、名古屋へ行きます。 3泊4日。夫は3日ともお仕事だけど、 私とシンはお友達の家に行ったり、味噌煮込みうどんなどを 食べてくるつもり、、。夫よ、ごめんなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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