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永田町のママ日記

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2005年06月21日
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カテゴリ:半蔵門あれこれ
 最近は韓国ドラマが人気とかで、
朝の変な時間帯に放映されてるみたいだし、
レンタルショップに行っても、いっぱいありますね~。
夫の母(75歳)が、「冬ソナはよかった」とか言ってるのにも
びっくり。。。というか、気持ち悪い、、。

で、私はと言うとなんとなく
一昔前の日本のわざとらしいドラマを見せられてるようで
なんかこそばゆい感じがして、見ることができない。。
で、わが身を振り返っても、これまで、はまったドラマなんて
ほとんどないなあ、、。
黒皮の手帳とか、白い巨塔ははまったけど、、。
でも一番好きだったのは、実は、
小学生時代に熱烈に好きだった、「大草原のちいさな家」シリーズ!!
たしか土曜日の夕方にやっていて、毎週なにを
おいても見ていた!
もちろん、主人公のローラ・インガルス・ワイルダーの
書いた原作のシリーズも全部買ってもらって、
大変に凝っていた。(ほとんどばかみたいに)
たしか4年生の夏休みには主人公「ローラ」の人形を
作って宿題として提出したアホな思い出も、、。
今思うに、私の育った日本海沿いの小さな田舎街には
そのころ(昭和50年代)、西洋の香りのするようなハイカラなものは
まだまだ少なく、あのドラマや小説に出てくる
西武開拓時代の様々なものに、ものすご~く、バタ臭さを感じ、
ひきつけられていたのだと思う。
たとえば、「またキャラコの服を着せられて、、」とか
「夕食はたっぷりのグレイビーに、、」とかいうくだりでは、
キャラコって何?グレイビーって何?とわくわくし、
父に英和辞書を引いてもらったりして、
「グレイビー」が「肉汁」だと聞かされて、ちょっとした
ショックを受けたりしていた。(だってきもちわるそうでしょう、、)
他にもローラのお母さんが作る、
「チキンパイ」だの「ジンジャーケーキ」だのは、
もちろん、食べたことも見たこともなく、当然
母も作れるわけはないので、ただ、何度も
そのくだりを読み返して、漠然と「おいしそう、、」と
うっとりしていた。
ただ高校、大学と進むに連れて、そうそううっとりとしているヒマも
なくなり、最近はすっかり忘れていたのだけど、、。
つい先週、シンのために絵本を借りに行った、
四番町図書館の「子供の本コーナー」で、
思いがけず、「大草原の小さな家」シリーズを見つけた。
わあ、懐かしい、、と思って眺めると、
近くに、ローラの娘、ローズの「ロッキーリッジ農場」の
シリーズを発見!これは読んだことがナイ!
見てみると、読んだことがないのももっともで、
1990年代になってから出版されたもののようであった。
しかも作者がローズの養子。
ぱらぱらと斜め読みしてみると、もうたまらなくなって、
その後、4日かかって、6冊を読破!

シンが寝てる貴重な自由時間をこれにつぎ込んで、読んだ。
本当に面白かった!「大草原、、」のローラは母親になって、
サウスダコタからミズーリに移り住み、また農園を作って
苦労を重ねている。1900年代になったばかりの頃のお話し。
これは「大草原、、」シリーズのお話しでも共通しているのだけど、
この頃の人、本当にものすごく働く。
ローラたち一家も、農作業、家畜の世話、家事、手間仕事、
洋服まで自分で作り、もちろん、パンやバターまで。。
読んでいるこちらまでへとへとになるくらい良く働く。
とっても貧しいのだけど、へこたれない。

で、これをよんでいる数日間、その働きっぷりに
感化されて、私も実に良く働いた。
と、いっても家事だけど、掃除をしたり、
アイロンをかけたり、カーテンを洗ったり、自分でも
ばかばかしいと思いつつ、ちょっと気分はローラで
すごく働いた。おかげで家中ぴかぴかで、
ご飯もいつもより、丁寧である。
夫は「まったくその気になりやすいね、、」と
あきれているが、家はぴかぴかでご飯もきちんと
凝っているので、文句はいえまい!
読み終わった今、正直言ってへとへとである。
睡眠時間を削って本を読み、普段の倍以上身体を
動かしていたのであるから疲れるはずである、、。
でも私には洗濯機があり、掃除機があり、
薪を拾いに行かなくても、電子レンジやガスがある。
雨が降っても作柄を心配しなくていい。
卵を雌鳥にうませなくてもコンビニや
スーパーがある。
ローラたちが生きていたのはほんの100年ほど前のはずなのに、
なんて進歩してるでしょう、、とつくづく思う。
そして、私ってなんて楽チンな暮らしをさせてもらってるのか、とも。
ひさしぶりに、この一家の物語を読み、なんだか
ものすごく、敬虔な気分になってしまうのであった、、。


















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最終更新日  2005年06月21日 22時19分06秒
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