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永田町のママ日記

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2005年07月16日
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カテゴリ:おでかけ
お休みの日にゴーストタウンと化す、番町・麹町界隈から
抜け出すべく、今日は文京区小石川の
こんにゃくえんま、にお参りに行ってきました。
夏目漱石の小説によく出てくる、このお寺。
こんにゃくえんま、とう抜群の言葉の響きにひかれて、
前々から行きたいと思っていた場所なのである。
面倒くさがる夫と昼寝後の不機嫌なシンをせかして
いざ、小石川へ。

小石川というのは地下鉄の春日駅周辺のことをいうみたいであるが、
小石川というなんとなく江戸の香りのする地名とは
うらはらに、なんだか幹線道路とマンションの町であった、、。
ほんと、マンションだらけ。
そのマンション街をぬうように、小さな商店街が
えんえんと続いている。
文京区には意外な下町っぽいかわいい商店街である。で、
その商店街をひやかしながら歩いていると、、、
こんやくえんまは、とつぜん、現れた!そんなに広くないようで、
ほんと、建物と建物にはさまれた小さなお寺である。
墓地募集の派手やかな旗の横を通り過ぎると
すぐにえんまさまの前に到着。
うわさどおり、てんこもりの、こんにゃくがお供えしてある。
左は願掛けとしてお参りの人がもってきたもの。
右は参詣者にお寺からのプレゼントである。
う~ん、サービス満点。

そもそもなんでこんにゃくなのか。という疑問が当然
頭に浮かぶ。なんでも
江戸時代に、ここに「目が見えなくなったおばあさん」が
治してください、と願いをかけたのだそうな。すると
不思議なことに、おばあさんの目は回復したそうな。
で、喜んだおばあさんは御礼の印として
自分の大好物のこんにゃくをお供えするようになった、、。
それがこんにゃくえんまの名の始まりなのですって。」
ま、その真偽を確かめるすべはありませんが、
私はきっとこの「こんにゃくえんま」という
素晴らしいキャッチコピーを使った、江戸時代のお寺の
マーケティングではなかろうかと思う。
だって敷地には塩地蔵とかなんとか、そういう
庶民の気を引くような仏様がたくさんありましたから、、。
でもなんだかとってもたのしい、言葉であることはたしか。
えんまさまも、きっときにいってることでしょう!

頂いてきたこんにゃくは、まだ食べていません。
常温でぽんっと置かれていたので少々不安、、。
明日にでも思い切ってたべてみなくては、、。





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最終更新日  2005年07月16日 23時59分05秒
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