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テーマ:今日の出来事(292860)
カテゴリ:半蔵門あれこれ
この夏に撮った写真の整理をした。
行ってないようで、いろんなところにいってるわ、、と 感心しつつ、アルバムにべたべた。 で、ゆっくり思い出して、この夏、一番ココロにのこってるものって、 何?と思い出してみる。 ダントツ一位は、甲府の善光寺で見た、 小野小町の像です! 善光寺と言うと長野では?と思いますが、 なんでも戦国時代に武田信玄が一度、甲府にもってきてるそうで、 今も甲府市にそれがあって、「甲斐善光寺」というそうです。 ここの宝物殿に、源頼朝の姿をもっとも忠実に表している、 というわれる頼朝像があるときいて、八月の初めに でかけたのだけど、、。 頼朝の近くに、ものすご~い、ぶっさいくな像を発見。 仏像とか立派な武士の像が多い中で、 落ち窪んだ目、きたない衣服(たれた乳房が丸見え)、 アバラの浮き出たやせこけた体の異様な老婆。 なにこれ?とびっくりしたのだけど、タイトルをみて またびっくり。なんと小野小町像ですって! 小野小町ってたしか美人で鳴らした人では??と 思うのだけど、この像は「小野小町老醜像」と呼ばれてるものらしく、 小町はあまりにも気位が高くて、男性を寄せ付けず、一生 独身だった。で、最後は面倒を見る人もおらずに、 最終的にこの像のような醜い意老婆となり、 食べるものにも困って死んだ、という説があるそうです。 気位、高すぎるとろくなことないよ、ってことね。 でもでも、それにしてもひどい姿を像にほられちゃったものです。。 かわいそう、小町ちゃん。 このほかに印象に残ったのは やはり甲府の湯村温泉と言う温泉街にある「塩澤寺」という古刹の 墓地にあった、「たんきりさま」という不思議な像。 古い由緒アルお寺なのですが、ここの墓地の 真ん中に、あったのです。 大きな大きな天然石の上に、石でなんとも のどかなお顔が彫られていて、なんだかとっても ココロなごむ像でした。住職さまによれば、 いわれはわからないけど、ずーっとずっと昔から ここに座ってらっしゃるのだとか!ほんと、 なんともいえない、不思議な良いお顔です。 名前は「たんきりさま。」もしも 甲府にいかれることがあれば、ぜひお勧めです。 しかし、二つともとっても地味な思い出だわ、、。 秋の思い出、もうちょっと華やかなのを期待しようっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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