ちょ美っと

お正月は旦那の親の実家である我が家で新年会を催します。
親を合わせて家族５人と旦那さんの姉弟家族、総勢１３人が一斉にご飯を食べます。

今までの感じでは、お義母さんがメニューを決めて買出しをして、料理はお義母さんと私で分担といった感じですが、今年は「煮物はお願いする」と言われていたのでやる気満々でいました。
具体的にいつ作るという話はしていませんでしたが、自分の腹積もりでは当日にお義母さんが買い物に出かけている間に作ろうと思っていました。（去年もそうして私が作ったので…。）

…が、前日の昼間になって、なぜかお義母さんが煮物を作りだしたんです。
そして、私の顔を見ると「煮物大体煮たんだけど、あとはレンコン入れるだけなんだけど…。」といわれました。自分的には味がつきにくいレンコンこそ最初に煮るべきものと思っているのに、煮崩れしやすいニンジンやサトイモが先に煮てあるのが納得できなくって…。
”だけど…”の先には、私にバトンを渡そうとしているのが見えていて、納得の行かない状態でバトン渡されたって上手く作れるわけが無いと思うと、なんだかとても嫌になってしまいました。
さらに、「レンコンだけいれれば今日食べれるんだけど…、買ってきてくれない？」といわれて、「えっっ？！夕食の残り物ご馳走として出すんですか？！」と言ってしまいました。
そういいながらもレンコンかって来ましたが、結局、夕食時にはレンコンはそのままで、煮物も出てきませんでした。そして夜な夜なお義母さんは煮物作り。

当然、朝には煮物は出来上がっていました。
お義母さんと会話をするのも気が進みませんでしたが、
「当日に煮物を作ろうと思っていましたが、作ってあるので何を手伝えばいいのか分かりません。作ろうと思っているメニューも聞いてないので、言ってくれれば手伝いますけど…。」と自分の考えていた事をお義母さんに伝えた上で、新たな分担を割振れるキッカケにと思ったんですが、「煮物の味見を何度もしたんだけど、分からないから味見して」…と。
旦那が間に入ってくれたので直接のコメントは無くて済みましたが…。
指示もないまま自分で勝手に行動するのは止めようと思い、とりあえず自分なりに考えた結果、まかないに徹しようとお昼の用意と後片付けを担当しました。

ところが、昼になって、お義母さんが買い物途中でめまい（高血圧）でリタイヤしてしまいました。
（私のせいかなぁ？）
料理と食器の準備というバトンが渡されることになりました。
結局、全て自分で考えて行動すればよいので楽でした。
動く事よりも、上手く動けないことの方が嫌なんですよね…。

と、嫁姑の溝は深くなりながらも、新年会は何事もなく朗らかに終了。
一人っ子の娘もいとこ５人と仲良く遊んで大満足。
いい事をした…と思いつつ、心のどこかに隙間風。

さて、来年はどうしたものか…。


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