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2007年08月08日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今年、幼稚園で斡旋された本を買いました。
「基本的信頼感」というキーワードを元にして書かれた本です。


題 :「お母さんがすき、自分がすき」と言える子に
著者:佐々木正美

基本的信頼感というのは、小さい時に愛情を受けると育つのだそうです。
親の愛情を感じる事で自信を持つことができ、それがないといじめだとか引きこもりに繋がる。
確かにそうだと思います。
親の愛情も具体的に記されていました。例えば抱っこだそうです。

-これは、私の娘が3歳頃のお話しです。
起伏が激しい土地柄、子どもはすぐに疲れて抱っこをねだります。
そんな時、私はよく抱っこをしてあげました。
ところがすれ違いざま見知らぬおばさんが
「もう大きいんだから歩かないとだめよ。」と声を掛けてきました。
”抱っこしていること”=”恥ずかしいこと”というような気がしてしまって、それから極力抱っこしないようにしました。
寝起きが悪い娘は、朝も抱っこをねだりますが抱っこしませんでした。

ところが、この本はそれをしてあげたほうがいいというのです。
要求を叶えてあげることが大切なのだそうです。

ためしに寝起きの抱っこをしてあげて、抱っこのまま階段を下りてみました。
いつもせがまれていたことですが、いつも断っていたことです。
いつもなら一階に下りてからも泣いたりするのですが、ピタリとなんともないです。
私が会社に行く時寂しそうなのですが、あっさり見送りが終わりました。
足にしがみついて離れないなんて事も無くなりました。
娘はいつも我慢しているんだなぁって思いました。
要求が叶えられればやっぱり我慢できるんです。
子どもながらに親の置かれた立場や自分の振る舞いを考えているんですね…。

それからは、ねだられればいつでも抱っこしてあげる事にしています。
6歳になった今も。
子育てはやっぱり日々の積み重ね。出来ることはやってあげようと思っています。

去年も佐々木正美さんが書いた本を斡旋されて、幼稚園の本をで借りて読みましたが、内容的にはほぼ同じ。

↑去年読んだ本 子どもへのまなざし

前回の本は借り物なので読み返すことはないですが、大切なことを忘れないように今回の本を繰り返し読み返したいと思いました。





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最終更新日  2007年08月09日 00時24分16秒
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