カテゴリ:自分
今日は楽しいクリスマス。
胃レントゲンに写った瘤の正体を暴くために胃カメラの予約を入れました。 バリュウムと同様、検査前日は21時から絶食で、当日の朝は絶飲食。 前日からの前準備で気分も高まります。 病院に着くと受付で検査用の服を上半身だけ受け取り、着替えました。 まずはレントゲン写真で説明を受けました。 始めてみる胃のレントゲン写真には、無数のポリープがありました。 えぇ!! こんなにあって大丈夫なの~??それを見ただけで不安になりました。 問題の瘤も見せてもらいましたが、確かに膨らんではいるものの、正直、素人目にはよくわかりませんでした。 胃カメラを飲む前に承諾書を差し出されました。 「死亡確率0.0012%(うろ覚え)」、「万が一の場合は最善の処置をします」という内容でした。 「当クリニックはベテラン医師がやりますので大丈夫ですよ」との説明を受け、促されるままサインをしました。 次は前準備です。 まずは咽頭麻酔。寝たまま麻酔液を口に含み5分我慢。長いです!! 「なるべくのどの奥で止めてください」と言われたものの、寝てると舌がのどの奥に下がって殆ど口の中がしびれてるだけ。これで効くのか?? 次は胃の活動を停止させる筋肉注射。これがまた痛い!!ちなみにインフルエンザの二倍の量があるそうです。 準備が終わると、とうとう診察台に促されました。 首には大きなよだれかけ、口にはドーナツ型のマウスピース。身体は横向きに丸まって寝ます。 真打・胃カメラの登場です。モニターも見えています。 目を閉じるとマウスピースの穴から、長いホースのような胃カメラが入ってきます。 うえーっっ! ←吐き気 噂には聞いていたれど、これほどとは!! 苦しいです。苦しすぎ。←すでに涙目。 先生 「はい、胃です。もう少し下まで入れますよぉ。」 (うっ、ぐ、苦しい…。なんか入ってる!!) 先生 「はい、十二指腸です。きれいですねぇ。」 (うえぇぇ、も、モニター見てる余裕ないんですけど) 先生 「守備範囲はここまで。戻って患部をみますねぇ。」 (って、おいおい! こんなに苦しいのに関係ないところ見てたの?!) 先生 「胃液を吸い取りますよぉ」 (おぉ、カメラだけじゃなくてバキューム機能も兼ね備えるんだ) 先生 「胃を膨らましますよぉ」 (空気も入れれるの?!) うえぇぇっ! げぇっ! ←ここがかなり苦しい。 …などと、やり取りの間中、吐き気やらゲップやらしまくりでした。 先生 「瘤はないみたいですねぇ。じゃぁ、最初だからポリープの細胞取るからねぇ。」 ↑ここでやっとモニター見ました。モニターにハサミらしきものが映ります。 先生 「はい、(ハサミ)開いて」「はい、挟んで!!」 ポリープが切り取られてそこから血がじわーっ。 痛くはないものの血を見ると痛い気が…。 先生 「もう一個とるからねぇ。はい、開いて」「はい、挟んで。あっ。」 (今回は、あんまり血が出なかった。よかった。) 看護師「先生、少ししかとれませんでした。」 先生 「…。迷っていてもしょうがない。もう一回行くよぉ。」 (!!) 看護師がぁー UFOキャッチャー 操作するぅー byはおちぃー あぁ、もうどうにでもなれ!…と思った瞬間、終わりました。 結局、胃カメラ入れ始めてから抜くまで、常に吐き気とゲップとよだれにまみれていました。 胃カメラを抜いてからも何時間かその感触が残っていました。 結局、問題の瘤はありませんでした。 「胃の襞がそれらしく写っただけでしょう。」とのこと。一見落着。健康体。 ポリープは検査に出されましたが、 「ほぼ良性だと思ってよいでしょう。むしろこのポリープがある人は十二指腸潰瘍だとか胃癌になりにくい統計がでています。」とのこと。 ちょっと一安心。 胃カメラはものすっごく消耗しました。午前中で一日分のパワーを使い果たした感じ。 バリュームも結構つらかったけど、その上です。できることなら二度とやりたくない。 あんまりぐったりして、化粧を直すことも忘れてて、思いだしても直しに行く気力さえもないぐらい。 ― 夜、実母より電話がありました。 子離れしている母親で、電話など滅多にかけてこない実母。 結果を報告すると「安心して正月を迎えられる」と。 普段は離れている母親も、心配してくれているんだと実感。 ちょっとあったかい思いになりました。ありがたいですよね。親って…。 ちょっと泣けてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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