シンプルスペース

昨日は町会の集まりに出て、とある実態を知りました。
「市長に絶対に反対だと抗議しますよ！！」と息巻く町会長。

「子どもにとって、あんなにいい場所はない。」
確かにそうです。

近所に１万平米の公園があります。
この公園を市で大きく変えようとしている計画があるのです。

公園には森や竹藪、西瓜を模した屋根のプラネタリウム、浅めの広～いプール、
木陰をつくる大きな木がある遊び場。遊具ももちろんあるし、
面白いのは大きな恐竜があちこちにあること。
ここに登るのも息子はけっこう好きだったりします。

夏はプールに、ほかの季節もプラネタリウム、どんぐり拾い、
アスレチック、ボール蹴り、昆虫集め・・・
子どもたちはずいぶんこの公園を利用して、
友達と楽しい時間を過ごしました。　母達も・・・。
子どもにとっても、親にとっても憩いの場なのです。

でも、プールは２ヶ月しか開かないので、採算があわないとのこと。
施設も老朽化のため、取り壊す。
かなりのお金をかけて、こどもたちの遊び場を狭くして、
大きな施設と駐車場を作る予定だと言います。
「こどもの国」という名の公園なのに、
施設の中に作られる予定に入っているものは、子どものためのものばかりでない。

室内で遊べる綺麗な施設ができるより、
自然がたくさん残る広い公園で、自由に遊ぶほうが子どもにとっては
断然いいと思うのです。
小さな子だって、木陰で裸足になって砂遊びをしたりしていたのに。
大きな施設が出来たら、圧迫感があるし、きっと様変わりしてしまう。
あのままの状態で残して欲しい。

市が施設に入れようとしているものは、
別に「こどもの国」じゃなくてもいいですもの。
足をのばせば、ほかにあるものだし、近くに建てるとしても
ほかに莫大な空き地がある。（こちらの勝手な意見ですが）

でもこの詳しい実態がＰＴＡにどうもまだ届いていない様子。
町会長は直接、市長に反対してくると言っていましたが、
私たちも（出席した母たち）反対署名を集めて建設を中止できるものなら、
ＰＴＡに知ってもらって、保護者たち皆で反対できたら、と強く思いました。