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カテゴリ:環境
以前、夫と
豪雪地域での雪下ろしの大変さ、雪下ろしによる被害を見るにつけ、 屋根から雪下ろしをしないですむような対策はないのかな、と話していました。 今年は例年をはるかに上回る降雪量だったのもの、 この時期の雪下ろしは豪雪地域では欠かせないもののはず。 そこで出たのが「温水(温泉水など?)を屋根に取り付けた水管から流して溶かしたらどうか」という考え。 でも、それが可能ならばとっくに普及しているだろうからなにがしかの問題があるのかな。 今頃調べてみたのですが、実際に融雪装置というものはあるのですね。 その装置の一つに屋根面に散水管を設置し、地下水を利用したり融雪水を再加熱したりして利用する方法がありました。 けれど、素人考えで思っていたよりもかなり費用がかさむようで 設置工事に新車が買えるほどの、またランニングコストは家計を相当圧迫するような額がかかることを知りました。 だから人手が何とかあるうちはがんばって雪下ろしをしようと考える人、また雪下ろし作業にお金を払うほうを選ぶという人も多いようなのです。 温泉地域では道路などに設けた融雪パイプによる地下水のくみ上げで 地盤沈下が起きている場所もあるそうです。 やはり雪対策というのは一筋縄ではいかないのでしょうね。 昨日、テレビで雪氷エネルギーというのを知りました。 雪害・・・大雪が降るとその害ばかりに目がいきがちですが その雪を利用し、エネルギーにできないか、というもの。 貯蔵庫で雪を夏期まで蓄え、その冷気を利用した低温倉庫や雪冷房マンションなどなどがその導入例でした。 省エネルギー効果やCO2排出抑制効果、豪雪地域の活性化などメリットが素晴らしいと思うのですが ランニングコストが低く抑えられる一方で、初期投資が高額のようです。 自然エネルギーを利用しようと思う、それが普及していく段階として 初期投資はやはり避けられないのでしょうか。 自然となんとか折り合いをつけながら暮らしていける方向に進めばなぁと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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