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カテゴリ:山歩き
昨日はこの春2回目の山登り。前回は足慣らし程度だったけれど、今回はアップダウンが激しかったせいか、朝起きたら体のあちこちが痛い・・・。 情けない。 息子は昨日も山猿のような身軽さだったし、帰りには一人アスレチックでたくさん遊んで、今朝も何事もなかったかのように変わらず元気いっぱい。 娘も「休みの日くらいのんびり寝ていたい」なんて言うくせに、ペースダウンもせずに登り切り、筋肉痛もなし。 8月に行くぞ、と夫が張り切っている富士山登頂に向けて、もう少し体を鍛えておかなければ。 ほんとうにもっと身軽でいたい。 でも山の空気は充分に体の中に取り込んできた。山の登りはじめは大体、杉などの針葉樹林帯であることが多く、ぽっぽっ・・・とあちこちに木漏れ日が落ちているような、しんと静かな雰囲気なのだけど、その酸素が濃いような空気を吸い込むといつもほっとする。 そして歩くたびに移り変わっていく香りに夢中になる。 それは小さな花の微かな香りだったり・・・。ほんとうに可愛らしい小さな花が草陰に咲いていて、ちゃんと香りを放っている。 けっして花の香りだけではなくて、きっとまわりの植物たちが発散する匂いも混じりあっているんだろうけれど、その移り変わっていく清涼な香りは飽きることがない。 日向にでると日向の匂いがし、時々むわっと緑の香りが強いときもある。 でもこの清々しいいい気分にさせてくれる香りは、すべてこの場所で息づいているものたちの香りなんだろうな。 見上げると若葉は一段と明るくて、ざわざわと音をたて、山じゅうが植物も虫も今が一番!と感じているように思えてしまう。 どんどん成長していくようなエネルギーに満ちた季節だものね。 久しぶりに私も充分に汗をかき、体を使ってきましたよ。
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