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カテゴリ:山歩き
11日(金)の夜に出発し、12日から13日にかけて、長野県にある木曽駒が岳を歩いてきました。
富士山に登ってからというもの、低山(森のある山)しか興味がなかった私が、高山(木もない山)・・・の写真を見るたびに、なぜだかうずうずするようになっていました。 このうずうずする気持ちの出所は、どうもやはりあの圧倒されるような空の色、近くに感じる雲、健気に、でもあまりにも生気に溢れている高山植物・・・そういったものに魅せらてしまったようなのです。 今回も夫が立てた計画でしたが、「お花畑が広がる千畳敷カール」や「降るような星空」の言葉に、そしてやはり天気がよければ会えるであろう、原色のような空の色にうずうずが始まっていました。 そして夜中に仕事帰りの夫を車で拾い、その足で駒ヶ根へ(運転は夫)。到着したのは3時半くらい。 私は少々眠ったけれど、夫は40分くらいの仮眠で起き出し、バスに乗り込むため準備を整え行列に並びます。マイカー規制のため、バス利用になるのです。5時半くらいにやっとバスに乗れてしらび平駅まで。そこからまたまた並んでロープウェーに乗り込みます。 このロープウェーは2600mの地へ連れて行ってくれるため、登山客のほかに観光客なども多いのです。3時間待ちという話しも聞いていたので、その人気ぶりに驚かされます。 けれど、日本一の標高を誇る千畳敷の駅に着いて、外に出たときそこまでしても着たい理由が分かりました。 ・・・というか、その時は目の前に広がる豪快な景色!今まで行ったどの山とも違う素晴らしい光景にただただ見とれてしまったのですが。 今回は、頂上付近にテントを張って泊まるため、夫はシェルパのようなザック姿で前を行きます。 私も食料、衣類などを詰め込んだいつもより大きいザックで、千畳敷カールを歩き始めました。 足を踏み込んだとたん、もうもうそれは可愛らしい高山植物がそこここに花を咲かせていて、思わずシャッターを切りたくなる光景ばかり。近くを見れば、ついつい撮りたくなる可憐な花。清涼な空気が育んだ・・・といった感じです。そして前を見れば、雄大な景色に眠気も忘れて写真ばかり撮っていました。 でもやや平坦な千畳敷カール(氷河に削られてできた椀状のくぼみ)から登りになる八丁坂は岩場の段差がいつまでもジグザグに続き、息がきれます。 ただ、この時も横を見れば、、花の咲く緑の斜面とその向こうの空が別天地のようでした。 今回は高山病の気配もない息子は一人さっさと登っていってしまい、 反対に体力のあるはずの娘が相当辛そうにしていました。・・・やはり睡眠はしっかりとって体調を万全にしておかなくてはダメですね。(娘は遅くまで起きていた上、朝が早かったので気持ちが悪いようでした) そして乗越浄土へ着。 おにぎりとコーンスープのお昼ご飯。 ・・・・・また記録として、明日も書いて行きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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