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カテゴリ:山歩き
昨日、日曜日は那須インターで降り茶臼岳から朝日岳へと登ってきました。
夫が楽しみにしている計画が10月にあり、そのための練習登山でもあります。 計画というのは紅葉真っ盛りであろう涸沢カールでキャンプをし、北アルプスを歩こうというもの。 歩行時間も長くなり、今までの登山とは違い少々危険な場所を伴うようで、今回はニセ穂高とも言われる朝日岳で、鎖場を体験しました。 噴煙の上がる(活火山のため)茶臼岳から朝日岳を眺めたときに、「え?あそこなの?」というくらい遙か遠くに見えた朝日岳。 <茶色くとがった三角が朝日岳> でも山登りをするたびに人間の足ってすごいな、と思うのですが、小さな一歩一歩がいつしか「こんなに歩いたのか」という驚きに変わっています。 今回も、初めて体験するような足を踏み外せば奈落の底?といった感じの鎖場にドキドキしたり、ごつごつした赤茶色の迫力のある岩山を仰いで写真を撮ったり、うってかわってジュラシックパークを思わせるような深い緑の山肌という景色に見入ったり、 高山植物を身近に見たりしているうちに、あとは娘とお喋りをしているうちに朝日岳の頂上に着きました。 あんなに遠くなの?と思えた距離も、行程が楽しめるので意外とたいした距離に感じなかったかも。 頂上ではお決まりの?息子の「やっほーー!!」が始まりました。 家で大きな声を出すと、窓ガラスやテレビからビィイ~~ンと音がするくらい大きな声の持ち主なので、こういうところではその威力が発揮されます。 見渡すかぎりの山々に、息子の声が響き渡り、声の余韻がしばらく残ります。 どこまで届いているんだろう。端で聞いていても気持ちいいくらい。 本人はもっと気持ちよいのでしょう。「うお、すごい!」と響き渡る余韻を楽しんでいるうちに、周りの人も遙か遠くの山の尾根を歩く一行も「やっほーー!!」と返してくれます。 山ではやっほーと言えば、必ずどこかから返事があるのですよね^^(山びこだけでなく) 今回は豆粒のように見える一行から、何度もお返事があったので嬉しくなって盛んに手を振りました。見えていたかな? その一行も休憩をしているうちに、もうこちらに登ってきていて「返事、聞こえた?」「美声だったよ」とかみんなニコニコ。ほんと、山に行くと気さくで陽気な笑顔だらけ。 <朝日岳の頂上で休憩> 帰りは、行きの楽々^^とうって変わって果てしなく続く下りに感じられ、登山靴で吸収しきれない衝撃が蓄積し、足裏が痛くなってくるし分厚い靴下のため熱をもってじんじんしてくる・・・かなり到着が待ち遠しいものになりました。 そしてこれも待ち遠しく感じられた温泉で足の疲れを癒し(もっと癒していたかったけれど)帰路に着きました。 <朝日岳までの道のり> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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