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カテゴリ:環境
台所でも流れていく水がなるべく下水処理場での負担にならないように、ふき取ったりしていたのですが、なんとなく前から気になっていたのがトイレから流れていく屎尿。
家から唯一固形物が流れていく場所です。 で、調べていてこんなHPを見つけました。 →バイオトイレ おが屑と微生物の力を利用したまったく水を使わないトイレです。 よいなぁと思ったのは、トイレでの有機物?を資源化できること。 それと水をまったく使わないので、水洗トイレのようにたくさんの上水道の水を使い、さらに下水処理場に負担をかけるというのがないこと。 それと、木材工業界では副産物としておがくずが出るのでそれを利用できる、というものです。 もっと需要が高まれば、間伐材利用により山荒れを防ぐことに繋がるかもしれません。 あとバイオトイレの特徴としては以下のものでした。 *臭わない (富士山に登ったときに利用しましたが、無臭なのにびっくりしました。) *汲み取り不要 *50度以上にあがる発酵温度により雑菌は死滅する *比較的安価 (1軒1軒が点在する農村部では下水管設置工事にはものすごくお金がかかる) *生ゴミも処理できる *無臭の仮設トイレができる *災害時に強い *介護用としてベッドの脇に置ける 水を使わないので、極寒の冬の旭川でもトイレの使用が可能で、たとえば旭山動物園では、30台強のバイオトイレで150万人分のし尿を無臭で処理しているそうです。 いろいろな面で素晴らしい優れものだと思うのですが、現在建築基準法上、下水道処理区域では水洗便所以外の便所は常設できないと定められているのだそうです。 バイオトイレの普及のためには、バイオトイレに対する多くの人の理解と法律の整備が必要だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.14 13:33:47
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