|
カテゴリ:環境
市の「環境基本計画見直し懇談会」に参加して知ったことの一つに、ボランティア団体による生ゴミの堆肥づくりがありました。
市内の小学校、中学校、公共施設に生ごみ処理機の設置を進めていて、市内の公共機関に置かれた生ゴミ処理機から出た生成物を肥料メーカーで成分調節してもらい、有機肥料として各店舗で取り扱っています。 また、この有機肥料をつかって市内に花を植える活動をしています。 もともと気心の知れた仲間の交流のなかで生まれたのがこの活動だったようです。 それが徐々に大きなネットワークに広がり、今ではかなり市に浸透しているということを不覚にも!?今ころ知りました。 このかたたちは地域の先生として小学校の授業にも協力されています。 このネットワークがごみ問題からまちづくりにどんなふうに取り組んでいるのか、地球温暖化問題、ごみが循環していくことなど身の回りの環境問題をより身近に感じてもらうお手伝いをされているようです。 気心知れた仲間ではじめた・・・とおっしゃっていたかたも私が何度か行ったことのある商店街のお店のおじさんでした。 うちでは、同じくボランティアからはじまったEM菌による生ゴミ処理の活動にとても注目していました。 実際、そのかたたちに月に2回、EMぼかしで処理した生ゴミを回収していただいて堆肥化や河川浄化として役立てていただいているのを実感していたので、ほかにもこのようなボランティア団体があるんだ!と驚いたのです。 実際、両方とも今では市の協力も得て大きく成長しています。 EMのほうは市との共同事業としてかなり広範囲で活動されているのですが、聞いたところによるとこれまで家庭から出る生ゴミ30トンを資源化し、生ゴミの減量化による約7トンのCO2を削減したそうです。 どちらも個人の意識からはじまり行動を経て、行政を動かすまでになっています。 すごいなぁと思うのです。やっぱり自分からだなぁって。 そしてその行動力はまわりの意識まで変えてしまう力をもっているんだなぁって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.23 12:32:33
コメント(0) | コメントを書く
[環境] カテゴリの最新記事
|
|