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テーマ:本のある暮らし(3283)
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友達が貸してくれた何冊かの本の中に、
雫井脩介さんの「クローズド・ノート」がありました。 主人公は飾らない普通の女の子。 とても人間的(?)で好感が持てる。 前の住人が忘れていったノートを読み始めたことから、 主人公がどんどん変わっていく話。 前の住人は小学校の先生で、四年生を担任していた。 そのこまかな日記や、子供たちが先生にあてたメッセージなどを読むと、 教職って素敵だなと思う。 本当にいい仕事だと思う。 このところ学校の先生たちは、夏休みなんかも研修や何かで忙しく、 父兄との関わりも難しくてたいへんだという話をきいていたので、 その大変さかげんだけが印象に残って、 本来の子供たちに関わる楽しさややりがいのようなものを忘れていました。 この本に出てくる先生は、ほんとうに素敵。 こんな先生に出会いたいと思う。 あたたかで勇気がわいてくるお話でした。 親近感のある女の子が主人公だから、余計いいんだろうなぁ。 たくさんの学校の先生が、この本を読んでいるといいな。 いい仕事に就けて、しあわせだなと実感してほしいな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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