カテゴリ:つれづれ
今日は家族五人で山登りをしてきました。
海抜ゼロの砂浜から出発して、遠くにそびえ立つT山の山頂まで歩いて歩いて歩きます。 足には結構自信のあった私。。。 子ども達が小さい頃は、一日中ベビーカーを押して散歩して廻ったほどですもの。。。 大丈夫よ~♪ とすごい自信。 最初は緩やかな上り坂で桜をめでながら川沿いを歩きます。 私のペースで歩きたいのに、(先は長いのに。。。)子ども達やパパは速歩のように速く歩くので、 付いて行くのが精一杯です。。。 三時間かけて、山のふもとに着きました。 さて、これから本格的な山登りなのですが、ちょっと自信がなくなってきた私はパパに 「ここで待ってるから四人で行って来て~。」 と言いますが、家族の絆を第一に考えるパパは 「何を言ってるんだ!家族全員で登る事に意義があるんだ!」 「へい、へい。。。。」 ということで不安を抱きながら、ふもとでのおにぎり休憩を経て、山に登り始めました。 四分の一ほど登った時点で、 「ごめん、もうダメ。。。私降ります。」 と伝えるが、パパは、 「降りる方がきついぞ、のりちゃんのペースでいいから、頑張れ。」 とのことで、私はこのまま死んでしまうのか、というくらいきつかったのですが、頑張ることに。。。 ペースもゆっくり、立ち止まって休憩することも頻繁。。。 そのうち、吐き気がし、足もつりそうに。。。 それが、山の中腹だったので、私はこのままヘリコプターで救助され、莫大なお金を支払うことになるんだわ。。。と薄れ行く記憶の中で思ったものでした。。。 持ってきたエアースプレーを足にかけ、休憩しながら、死ぬ思いで登っていきました。 たろが、ずーっと私のそばにいてくれ、杖代わりの木を見つけてくれたり、 「ママ大丈夫?頑張って。」 といつも声をかけてくれたりして、随分励まされました。 いつもは厳しいパパですが、私の様子が尋常ではない、と感じたのでしょう。 休憩すれば、一緒に立ち止まって、待ってくれ、励ましてくれました。 じろとさぶは、タタターーーーーッと先に行きますが、少し行っては待ってくれ、少し行っては待ってくれ、待ってくれている姿を見ては、私も安心し、じろとさぶを目指して頑張れた気がします。 モウロウとする意識の中、やっと、やっと、やっと山頂に!!! 聞いていた爽快感や感動もあまりのきつさの為になく(T-T)、早く休みたい~と思うばかりでした。。。 いつもは、私は「パパや子ども達に○○してあげた、してあげてる。」という傲慢な気持ちが少なからずあったような気がします。 でも今日の山登りで、私はなんて無力なんだ、なんて家族に支えられて生きているんだ、とつくづく思いました。 ありがとう~~~家族!!! ありがとう~~~山登り!!! 帰りは温泉無料券を登山主催会から頂き、温泉で疲れを癒し、 焼肉食べ放題でしこたま食べて、家に帰って寝ました。。。 PS・・・温泉の体重計にのると、4キロ減っていました。うわぁ、やっぱりあんなにきつい思いをすると、体重もこんなに減るんだぁ、と思い嬉しかったのですが、家の体重計で確認すると大して減っていませんでした。温泉の体重計、壊れていたみたい。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.12 06:47:44
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