夜、家族のほとんどが寝静まる中、じろと私だけが起きていました。
男の子三人兄弟で、私も仕事を持っているため、なかなか子ども一人一人とゆっくり向き合う時間がとれません。
なので、このように二人っきりになったときは、出来るだけおしゃべりして仲良くしています(*^-^*)
生まれたときの話になりました。
たろ、じろ、さぶ、と三人とも違う産院で産みました。
三人とも違う産院で産むと、それぞれの産んだときの記憶がきちんと鮮明に残っています。
たろとさぶはホテルのような産院で産みました。
ところが、じろは助産院で産みました。
その助産院は古いおうちで、ねずみが這うようなところでした。
助産婦さんの腕がぴか一で、お料理が抜群に美味しかったので、じろの助産院が一番好きではあったのですが。
「じろちゃんを産んだ助産院はすんごいボロ家で、じろちゃんは新聞紙の上で生まれたんだよ～。」
というと、じろは
「俺はツクシと一緒か？？？」
と笑いながら聞いていました。

毎年2～3月になると、近所になるツクシをとって佃煮にします。
そのとき、ツクシの袴を、新聞紙の上でとるので、そのような発想が出たようです（笑）
相変わらず面白いじろです。

「でもね、じろ、その助産院が一番好きだったよ～。
先生はじろちゃんの体を大事に洗ってくれるしね、ママの体も毎日熱いタオルで拭いてくれてね、
じろちゃんとママをとても大事にしてくれたんだよ。
お料理も一番いいお店から、一番上等な材料を仕入れてきてくれて、毎日ご馳走だったんだ～。
ステーキなんかも出たんだよ～」
というと、じろは
「じゃ～四人目ができたら、俺が毎日ご飯食べにくるよ～。」
とのことでした(^-^;)

四人目か～。
今は、三人を大事に育てたいな～～～。