カテゴリ:つれづれ
今日は近所のデパートの回転寿司屋サンで「まぐろの解体ショー」があるとの情報をじろがポケモンの間に流れるCMで得て、それでは、パパもお留守なことだし、四人で出かけましょうか、ということになり、夕方6時半から、七時の解体ショーを目指して、車で出発しました。
「ま・ぐ・ろ! ま・ぐ・ろ!」と店員さん、お客さんみんなで盛り上がり、じゃんけん大会で「かまとろ」をさぶが、「大トロ」をじろが当てました。 私とじろはじゃんけんで負けたので、あとから、大トロを格安100円で堪能して、四人で大満足で「さ~帰ろうか」と言ったとき。 さぶが「のどが乾いた、ジュースが飲みたい。」と言うので 「さぶちゃん、家にレモンジュースがあるから、我慢我慢」と私。 すると、いつもなら「わかったよ、ママ。」と言うさぶが、むくれて反対方向に歩き始めました。 私は、すぐに戻ってくるだろう~とそこらへんでウインドーショッピング。 たろとじろがガンプラを買い終えて、30分経っても戻ってきません。 そこから、一時間半、デパートの中を探してまわる羽目に。。。 トイレの中から階段から、全フロア全て探しても、見つからない。 夜の9時を過ぎたのでサービスカウンターに私の携帯番号を知らせて帰ろうとしたその時、私の携帯がなりました。 おばあちゃんから「さぶが帰ってきたよ。」 おばあちゃんの家は、自宅から歩いて3分のところです。 さぶは夜道、2キロはなれた自宅へ歩いて帰っていたのでした。 40分くらいかかったことでしょう。 私はおばあちゃんに、「さぶにお灸をすえたいので、今日はお義母さんの家に泊めてもらっていいですか?」 おばあちゃん「うんうん、分かった。」 すると五分の経たないうちに又携帯が。 おばあちゃん「さぶが泣き出したよ~~~家に帰りたいって。」 私「いえいえ、今日はしっかりお灸をすえたいので、泊めてください。」 おばあちゃん「あら、そう?わかったわ。」 ホッと一安心、私とたろとじろが家に帰り、御風呂に入ろうとしたその時、玄関がピンポ~~ン♪ さぶとおばあちゃんの姿が。。。 さぶをきつく叱ろうとしたのですが、目が腫れあがったさぶが 「ママ本当にごめんなさい、さぶが悪かった。反省しているから今日は帰らせて。本当にごめんなさい。」 私もここまで反省しているさぶを叱る必要はない、と思い、心配したこと、無事でよかったこと、だけをさぶに伝えました。 さぶが一緒に御風呂に入る中、いろいろと今日の帰り道のことを話してくれました。 駐車場に車があるかどうか、見に行ったけどなかったので、歩いて帰るしかない、と思ったこと。 (車は一度も動かしてないので、さぶは違う場所の駐車場に行ったのでしょう) 店員さんに言おうと思ったけど、恥ずかしくて言えなかったこと。 歩いて帰る中、涙が100粒地面に落ちたこと。 おじさんがずっと後をついてくるので、止まっていたら、追い越していったこと。 わんわん、大声で泣いていたら、人が見るので、人がいるところでは声を殺していたこと。 ママが無事か大丈夫かな~と心配でたまらなかったこと。 ママに会いたくて会いたくてたまらなかったこと。 家のピンポンを鳴らしても誰もいなかったので、家の前のブロックべいに10分くらい座って待っていたこと。 おばあちゃんの家に行けばいいんだ!と思って行ったらピンポン押してもおばあちゃんは出てこなくて、ピンポンピンポンと何度も鳴らしたらやっとおばあちゃんが「さぶ、どうしたん?」と出てきたこと。 寒くてぶるぶる震えたこと。 そして、極めつけの言葉。 「俺、今日、弱い人の気持ちがよく分かった。」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 迷子になったときのお約束 「はぐれた場所で待つこと。」 「店員さんにママの携帯を鳴らしてもらうこと。」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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