たろは二年前の中学入学後、卓球部に入りました。
どんどん部員仲間がやめていく中、「やめたいな～」というたろを何とか励まし
一番出席率のよかった、たろを顧問の先生が部長に指名しました。
この一年間、部長というプレッシャーの中、運動会での部活動紹介、大会前の全校生徒への発表、部活動紹介などでも、全校生徒の前で発表することは、人見知りで恥ずかしがり屋のたろには、とても負担が大きいものでした。
その度にまた「部活やめたい。。。」というたろを「がんばれ。。。がんばれ。。。たろにしか出来ないことがあるんだから。。。」と何度も何度も励ましました。

そしてもう中学生最後の中体連。
これで、部長の重責からも、そして毎日の部活からも卒業です。
二年間、よく頑張ったね、たろ。
決して強い集団ではなかったけど、母親として頑張る息子を間近で見ることができて
本当に幸せでした。

絶対にこないで、と言われた中体連。
こっそり見に行きました。

キャプテンとして、学校代表で相手のキャプテンと握手する姿や、
対戦表を持って、部員に指示する姿、
審判として、てきぱきと動く姿、、、
そして、卓球をする姿、、、

普段の生活の中では見ることのできないたろを見て、なぜか涙がこみあげてきました。
私の知らないところで、こんなに成長したんだな～。

もう今週末からは部活も引退。
これからは、受験一色になっていくのかな。

思えばあっという間の部活動でしたが、二年間、頑張った寝入っているたろの頭をそっとなでました。