カテゴリ:小学校
さぶの小学校では、六年生になったら鼓笛隊を結成し、運動会や何かのイベントの時は鼓笛の演奏をします。
たろもじろも鼓笛には興味がなく、一番平凡な笛の担当でしたが、 さぶは、どうしても大太鼓がしたい、ということで 自分で先生から楽譜をもらってきて練習していました。 「分からないところがある」と私に聞いてくるので、一緒に練習したりしました。 さて、大太鼓のテストの日。 二人の合格者に対して応募者は8人。 「さぶちゃん、頑張ったからきっと大太鼓になれるよ!」と学校へ送り出しました。 昼休みにテストがある、というので、その時間は私も心配でした。 帰宅したさぶ。 ちょっと悲しそうな顔でした。 「だめだった~~~。T君がすごく上手だったんだよ~~~。」とさぶ。 自分が落ちたことよりも、お友達のことをほめるさぶを見て何だかほっとしました。 「笛を頑張るよ。」とさぶ。 私は「大太鼓のさぶちゃんもかっこいいと思うけど、落ちても大丈夫。 笛を頑張るさぶちゃんを、母さんはいっぱい応援するからね。」 と言いました。 今、さぶは笛を一生懸命練習して完璧にふけるようになりました。 家でも頑張って練習しています。 実は、私もさぶが大太鼓をたたくのを楽しみにしていました。 さぶは、体も大きいし、リズムもいいので、きっと合格するんじゃないかと思っていました。 でもこうやって落ちて、親子で自分の思い通りには物事は進まないことや、 自分のやりたくないことでも一生懸命頑張ることを、学べていい機会になったと思います。 子供たちには常日頃から、失敗や、辛い体験をいっぱいして欲しいと思います。 そして家の中では、あたたかく笑いの絶えないホッとできる空間を味わって欲しいと思います。 上の画像は、コロコロコミック12月号の3Dめがねをかけて、付録を読むさぶです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.17 22:01:15
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