カテゴリ:食
今朝は、じろのサッカーの試合のお弁当を作るため、早く起きて目が覚めるまでぼーーっとテレビを見ていました。
ちょうど永平寺の玉座の話でした。 もともとお寺にはとても興味があるので、惹きつけられながら見ていましたが、物を大事にする、粗末に扱わないというお話に目が覚めるどころか、お弁当を作るのを忘れてしまうくらいでした(笑) 貧乏性な私なので、大根や人参の皮や、ブロッコリーの茎などをスープの材料にしたり、ジャガイモの皮に芽がなければ、揚げて、チップスにしたりしていますが、 永平寺では、全ての切りくずを無駄にすることはなく、皮も種もダシとして使うそうです。 ピーマンの種とヘタは、揚げててんぷらにすると美味しいそうです。(これは試したことがないので早速やってみたいと思います。) 玉座のお話では、大根の葉っぱだから、マツタケだからと差別するのではなく、全ての食べ物を感謝していただく、「食べる」のではなく、「いただく」ことが大事だ、との事でした。 食べ物をそのように、大事にすることができれば、人間社会においても差別が生まれることはない、とのお話にとても感銘を受けました。 食べ物も人間も同じ、との事ですね。。。 近年はほとんどのものが出来上がった状態で手に入るので、感謝の気持ちが生まれにくいと思います。 昔はほとんどのものが手作りで、例えばお母さんが夜なべしながら作った着物を感謝しながら、大事に着ることが出来たと思います。 やはり手にかければかけるほど、愛情と感謝の気持ちが生まれるのでしょうね。 息子も少し破れたズボンをワッペンで繕ってあげると、とても喜んで「お母さん、ありがとう。」と言ってくれたりします。 私自身も母が手作りしてくれたワンピースや、虹色のマフラーを未だに覚えています。 私はこの年にして、布団で眠れることのありがたさ、美味しい食べ物を食べれることのありがたさを実感しながら幸せに暮らしていますが、子供たちにどうやって、普段の生活のありがたさを伝えることが出来るだろうか?と考えています。 ↑写真は、たろとコザクラインコのぴっちです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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