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カテゴリ:日々雑感
わたしの知っている英語の先生・・・元愛知県のC京商業野球部で、当時は腹筋100回を5セット軽々こなしていたそうです。
さて、5冊の単語集をやり終えて上智の外国語学部に入学した彼は、赤ペン先生の筆記試験を受けに行って「次の英文を使って、句と節の違いの解らない生徒に説明しなさい」という問題に出会って困惑し、「すみません、句と節って何でしょうか?」と試験監督に質問したそうです。結果はお分かりですよね?! 日々の糧を得る必要性に迫られて、高校受験のための個人塾の試験を受けると「中学生なんてのはね~、5文型さえたたきこんでくれればそれでOKなんですよ!」と語る塾長に「すみません、その5文型というのは何ですか?」と質問したそうです。 怪訝そうな顔をしながらも簡単に説明してくれた内容に「そんなうまい解り方があったんですか?! なんて無駄な勉強をしてしまってきたんだろう」と思わず叫んだ彼。 それからの彼は「SVOCのM先生」という異名をとるほど「英文の構造を理解させるシドウの鬼」と化して行ったんだそうです。 C京商業では、上智の外国語学部でさえ「ありえない」時代だったそうですが、なんと彼はアメリカに留学して博士号まで取ってきてしまったんですね~。 文系頭にとってさえ、英語の構造をとる読解は効果があるのですから、理系頭にとってこれほど効果のある読解法はありません。 中学英語は「文法通り」で挿入や省略といった破格がありません。理系の専門論文は、主語の取り違えは致命的な事故につながり得るので、何度でも指示語を使わずに主語を繰り返しますし、挿入や省略といった内容の誤解を生む表現をしないのが原則です。 だから、学術用語とSVOを確実に見分けさえすれば、80%の内容は十分に受け取ることができるんです。 単語500は、派生語の仕組みを理解すればすぐ1000になりますし、熟語を含んだ例文100の暗記を核にして広げれば英作文と熟語を同時にマスターできます。 最も大切なのは、ネイテイブの発音を聴くこと、自分で音読すること、そしてできれば2つを比較して聞いてみることです。 理系頭の受験生諸君の検討を心から祈ります♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月21日 07時33分51秒
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