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カテゴリ:受験生の皆さんへ
遺伝の問題を読み取るために最低限必要なのは、「遺伝子型・表現型」「優性遺伝子・劣性遺伝子」「対立遺伝子・対立形質」「ホモ・ヘテロ」といったあたりの用語です。
アルファベットを使って表される遺伝子型は、両親からもらった遺伝子や配偶子の遺伝内容を表すのに使われます。表現型は、その遺伝子が作り出す形質(形態や性質)が「表に現れている状態」を表すので、原則「日本語」で表記しますが[AB],[Ab],[aB],[ab]や[A],[a]などのように、「表に現れている遺伝子記号」を[ ]でくくって表します。 優性遺伝子は、1個あれば表現型を指定できますが、劣性遺伝子は「劣性ホモ」という形でそろったときしか形質として現れません。 相同染色体が減数分裂第一分裂前期に対合して、2価染色体をつくったときに向かい合う異記号遺伝子である対立遺伝子は、同時に現れることのない対立形質を指定します。 ホモは、XXやZZのように性染色体記号まで「そろっている状態」を表し、ヘテロはXYやZWを含めて「そろっていない状態」を表しています。(つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月26日 19時59分13秒
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