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カテゴリ:日々雑感
先週の土曜日にやってしまわなければならないことの一つに、YMAでのクラス分け&特待生決定テストづくりがあった。丸々1週間遅れてしまったのは、「かわぐちかいじ」という漫画家の「ジパング」と「太陽の黙示録」を読んで引きずりこまれてしまったからである。
「ジパング」は、文庫版がまだ完結していないため途中経過なので、評論を避けておこう・・・「太陽の黙示録」は、未曾有の多発地震によって日本が分断され、援助という名の下の分割統治が進行している中で、世界中に散っていた避難民をはじめとして「分断されていた人々」が、ある青年の理念と行動に呼応して「日本人」の矜恃を取り戻していく過程を描いている。国家としての日本ではなく、世界に先んじて専守防衛を掲げた住民大衆の来し方行く末を、地球上に生きとし生けるものすべてに通じ得る世界観が主題とも言える。 特筆すべきは、ある青年=航一郎の理念が「ヒトの根っこは愛であると信じること」だということである。そのためにどんな危険にも打ち勝つ・・・非暴力・不服従であるが、無抵抗ではない。すべての悪の根源は持つものと持たざるものとの派生による貧困の存在にある・・・世界中が余りある食糧を生産できれば、貧しくとも奪い合う必要はない。ある意味、山岸会の創始者の理念に通じていると言えるかもしれない。ヤマギシ会の公開は、打ち続く核実験のさなかに行われたことに鑑みてみれば、世界中の武器を楽器に・・・という沖縄発の理想と符合するのは理の当然なのかもしれない。 ・・・というわけで、今日はこれからテストづくり。頑張らなくっちゃね〜^_^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年03月23日 11時15分26秒
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