いつでもそばに

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• 暑すぎる夏です

  　今年も沖縄は暑い　年々暑さを感じるんだけど気のせいかな　午前中で訪問看護とリハが終ったので午後から散歩に行こうと思っていたけど暑すぎて心配になりいくのをやめた　熱中症になったら困るし、暑さでダウンして体調が悪くなると何が起こるかわからない　暑い・・というより身体が焼けてるという感じ　風も熱くてムッとする　たまらーん　午後からはベットで私が身体をほぐして端座位と立位の練習や着替えのとき手伝ってくれるりが増えた両足をまげてお尻を浮かす練習をした　前よりお尻が大分上がるようになったので着替えのときかなりズボンを上まで引っ張りあげるようになった　話しかけるときはちゃんと視線を合わせて意識を向かせるか動かしてほしいところを「ここを動かして」という風にその箇所を触って教えてあげないといけないけど反応がいいときはちゃんと1回で理解して自分で動いてくれる　外からの命令を理解して自分の神経細胞に伝達させることってほんとすごいことなんだと思う　　　ショートスティを利用しているとき隣の病院でCTをとってもらったので先週の金曜日に結果を聞きに行ってきた　　　はーっ　行かなきゃ良かったよ　その日は主人の手術を執刀してくれた先生がお休みのため代わりの先生が外来を受け持っていた　　　代わりの先生はK先生という　いきなり「今日は何で来たの?」と言われたので少々驚きながらもCTを撮ったのでその結果を聞きに伺いましたと説明　　　その後の会話です　K医師「へーっ　で　結果聞いてどうするの　何で撮ったの?」　私　　「ぼーっとしたり反応が悪かったりするのが気になるし発症してからそういうことがあると圧(シャント)の調整をすると良くなったりするので今の状態がいい状態なのか確認したかったんです　それと水の流れとかどうなってるかも気になるしそろそろ検査してもらったほうがいいんじゃないかと思って」　K医師　「誰が言ったの?　そういう風に言われたの?　誰の判断?　かかりつけ医?」　私　　「私が自宅で介護してるので気をつけないといけないと思って　　誰からの指示でもありません」 k医師　　「でも　これって(CTの画像を見ながら)寝たきりの脳だよ　口からご飯食べてるの?　車いすに座ってる?　じゃーこれで良しとしたら?」 私だけでしようか　この医者との会話に愕然とするのは　私　「今まだ動脈瘤が1個残っているのでこれからのことも相談したかったんですけど(主人は3つこぶがあり1つは4年前に2つは去年破裂したのでもう1個残っている状態)」 K医師　「でも検査したって破裂するものは破裂するんだよね　えーっ　やるー?検査　今で満足してないの?」 私　「主人は重度の後遺症を持ってしまいました　残っているこぶが破裂してもこれ以上の悪い後遺症がでないと判断できるんでしたら検査はしませんけどやっても意味がないということですか?」　K医師　「いやー　やれといわれればやれますけどね　でも僕は判断できないし去年のカルテが探せないから来週もう一度来てくれる　そしたらM先生ちゃんといるしM先生に相談してよ」　このk医師は私と話している間私と顔をあわせることもないしずっとカルテをぱらぱらめくってずっと4年前のカルテを見ていたようです　　最後に「何か聞きたいことある?」といわれたんですが心の中で「聞きたいことも言いたいことも話したいことも何一つありません」と思ってしまいました　私一人で行ったんですが主人を連れて行かなくて良かったです　それで今週の月曜日改めてM先生の外来診察を受けてきました　主人を連れて行ったのですが部屋に入るとM先生は「おーっ　○○さん　久しぶりですね　がんばってるじゃないですか　元気ですか」と声をかけてくれた　「CTの結果も見ましたけど脳の腫れもひいてるし水の流れも問題ない　いい状態ですよ」と説明してくれた　　一安心　　そういう説明を聞きたかったんです私は　後は残っている動脈瘤のことを相談すると去年から発症してそろそろ検査したほうがいいので11月に造影検査をすることになった　　CTの結果も聞けて安心したし次の検査の予定も立てられたのでこれまた安心　M先生の医師としての対応の仕方にはいつも驚かされる　　気になることをちゃんと聞いてくれるし対処してくれる　なによりも気さくに先生の方から患者に声をかけると手を触れてくれる　顔も見ずに話しをしたK医師とは大違いだ　これって寝たきりの脳だよ　これで良しとしたら?　今に満足してないの　やれと言われればやるけどね　K医師に言われた言葉は当分頭から離れそうにない　　　こんちくしょー　

  2007.08.14

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• 福祉車両返却

  　先週の金曜日からトヨタの販売店から福祉車両のポルテを貸し出ししてもらい今日が返却日だったので返してきた　4日間も期間があったのに金曜から日曜日はなんと集中豪雨で主人を乗せてみるどころか出かけることもできなかった　すごい大雨で河が氾濫して床下、床上浸水の被害があったらしい　台風でもないのに本当にすごい大雨でした　せっかく借りてきたのにこのまま主人を乗せないで返すことになるのかと思っていたら昨日の夕方少し晴れたので慌てて準備をして主人を乗せてドライブしてきた　ドライブという距離でもないんだけど　確かに電動で主人を車いすのまま乗り降りさせるのは便利だった　すごいねー　今の福祉車両って　でも気になることがやはり出てくる　車いすが低いし肘掛も低い、肘掛の部分が固定されているので主人をベットから移すときに少し不便だったし足の部分も固定なのでやはり移すとき少々の不便さは感じた　あくまでも車でのれるようにと作られたのだろうけど日常生活で使うにはちょっと大変かも　シートベルトも気になった　ベルトが主人の気切部分(カニューレ)に重なりそうだった　今使用しているレティナのカニュレだと気切部分からホースのように長くないからいいけど内筒入りのカニューレを使用しているとシートベルトは完全に押さえつけてしまうような気がする　主人を乗り降りさせるのはとても便利なんだけど気になるところは出てくるもの　ドアも2ドアでポルテは運転席から後部座席に乗り込むこともできないし荷物をのせることも出来ないので買い物をするときは荷物を後ろのトランクに入れなくてはいけない　今日車を返したときに感じたことを話したらドアのことは販売当初から皆さんが言っていることらしい　ほんともう少し運転席のドアを大きくして乗りこめたり荷物が乗せられればいいのに車を作っている段階で気づかないのかなー　シートベルトの件も安全装置なのでいじれないらしく位置を変えることも出来ないといわれた　　んー　困った　車いすが使いにくいのは慣れないからなのか?　でも日常生活ではレンタルしているものを使えればいいんだけどやはり負担を考えると車いす付きの車両でも3パターンぐらいの車いすを準備するとか購入の際に使用する本人に合わせてパーツを考えることのできるようにしてもらえればいいのにと感じる　販売店の担当の方に話したら実際に介護する方、使用する方の意見が聞けたのでよかったと言われたけどこの意見を聞いたからといってすぐ車いすのパーターンが増えるわけでもドアがつけられるわけでも、シートベルトの位置が変わるわけではない　多分100パーセントの車は見つからないんだろうな　　どこかで妥協しないといけない　今回天気のせいであまり利用することができなかたっので改めて別の日に貸し出しをしてくれることになった　担当の方も「責任もって販売したいし、不安を抱えたまま売りたくない」と言ってくれた　また貸し出ししてくれるので良かったー　今度は天気がよくなりますように　でも車に乗った主人はとても嬉しそうでした　ニコニコして外を見ていたし私も顔色を確認しながら運転できる　やはり外出するのは刺激になるんだよねー　　

  2007.08.13

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• 福祉車両試乗のためレンタル

  　　福祉車両を購入しようか迷いながらもあっちこっちの販売店や中古車さん、インターネットで調べたり探したりしているんだけどやはり乗ってみないことには決められない　それに普通試乗はできるけど福祉車両の場合は使用してみないと主人の生活にあうかどうかわからない　　今気になっているトヨタのポルテを扱っている販売店の担当の方に話をしてみた　　トヨタのポルテは車椅子が付いているけどその車椅子が主人に合うかわからないし福祉車両は普通車と違って大きな買い物だし買った後に使いにくいとなるとただのガラクタになってしまうので１日レンタルできれば車椅子を普段の生活に使ってみてどうか判断できるし車もちゃんと本人をのせて乗り心地をためせる　担当の方が上司と相談してくれたらしくなんと今日から月曜日まで借りていいという連絡があった　びっくりー　言ってみるもんだなー　ちょっと図々しい?　でもまさか4日も貸してくれるとは思わなかった　ラッキー　朝連絡があったのですぐ車を取りに行ってきた　担当の方が親切丁寧に使用方法の説明をしてくれた　私が今乗っているのは平成3年のスカイライン、それもギアです　なので鍵を開けなくてもドアに触れれば勝手にドアが開いたりリモコンで車椅子が飛び出たり、車の中に入っていくのが不思議でしょうがない　今の車ってすごいなーの連発　　便利すぎてどきどきしながらポルテにのって帰ってきました　　ディケアから帰って来た主人に「明日は気分転換にドライブ行こうね　車椅子ごと乗れる車たがら乗り心地ためしてみよう」と話すと「オッケーオッケー」の返事　「オッケーオッケー　ドライブスルネ」と繰り返していた　まるで子供のような主人です　とにかく明日から月曜日まで試乗してみてあせらず車の購入は考えよう　ポルテの車椅子仕様の中古車がどうか私たちのもとにきますようにー　

  2007.08.10

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• 一週間ぶりの訪問看護、リハビリ

  　ショートスティを約1週間利用したので久しぶりの訪問看護とリハビリの日でした　今日の担当はHさん　ショートの間のリハビリは私が立ち会っていなかったのでどういうことをしていたかわからず身体が硬くなっていなければいいなと思っていた　訪問リハの1時間、身体を念入りにほぐし座位や立位の練習をしてもらったけど体が硬くなったりというようなことはないみたいなので安心　　これから気をつけないといけないことはたくさんあるけど一つは体重　なんと70キロになってしまったよー　ますます自分で立ち上がれなくなってしまう　ほんと私が気をつけないとね　最近ご飯は雑穀米か玄米を食べるようにしている　おかずもヘルシー食にしようと思っているけど濃い味付けだった私にはなんか物足りない　でも主人のことや介護をする自分のことを考えて食事も気をつけよう　明日は久しぶりのディケアだー　楽しんできてくれー

  2007.08.07

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• ショートスティ終了～

  　　6日ぶりに主人が帰ってきました～　また一緒だーという嬉しい気持ちもあるけどまた介護生活に戻るので複雑～　正直な気持ちです　病院から退院して自宅での介護生活が始まり5ヶ月頑張って初めて利用したショートスティ　主人としては最初の2,3日は施設に入ったのではという思いがあったのか顔もこわばり職員の方が話しかけても口も動かせない状態だったけどだんだん慣れてきて笑顔も見られるようになっていた　短期間の利用なのに初日からトイレ誘導などもしてもらえて主人がトイレに行きたいとかトイレでするという感覚を思い出させるようにと頑張ってくれた　少しずつ慣れてきた主人はトイレで出来たとき職員の方が喜んだら涙をうるうるさせていたようだ　オムツが取れて介助が必要でもトイレで出来るようになったら進歩だよね　私も家で頑張りたいけど正直一人では無理　　主人を抱えてオムツをおろしたり、お尻を拭いたりすることはとても一人ではできない　自分で立ち上がり、自分で立つことができれば家でもトイレに連れて行って練習することはできる　　気長にがんばろう　迎えにいったら主人はお風呂の準備だった　「お風呂入ってさっぱりして家にかえろうね」と声をかけると「オッケーオッケー　帰ろう帰ろう」と返事してくれた　　お昼には家に戻ってきたので少し安心したのか　にこにこししていた　やっぱり家にいてくれると安心する　さー　今日から主人との介護生活の始まりです　疲れたら休んで適当に頑張ろうー

  2007.08.06

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• ショートスティ2日目

  　夕方からショートスティしている主人のところへ　本当はもっと早い時間から行ってあげたかったけど今日はなにかと用事があり忙しかった　部屋に入るとちょうど夕食の準備のため車椅子に座り吸引してもらっていた　テーブルについて正面にテレビがあるため気になってご飯に集中できない　スプーンを持たせて手をつついてもテレビをじっと見ているしー　でも昨日よりは少し落着いているかな　昨日はキョロキョロして落着かないし声をかけても顔がこわばってたけど今日はまだテレビに意識が集中できるだけいいのかも　看護師さんの話ではお風呂も入りリハビリもPTとST受けられたらしい　介護師さんたちがトイレ誘導もやってみたけど全然立つこともできずかなり難しいかなと言っていた　オムツが外れてトイレで出来るようになればと今日試してくれたようだけど精神的に緊張している主人は環境にもなれないから今まで少しは出来てたことがうまく反応することができず結局全介助のままリハビリも終わってしまったようだ　こういう時ってとても悔しい　だって主人はちゃんと根気強く説明すればどこかに向いていた意識がちゃんと言われていることを理解して自分でやろうという力をだすことが出来るのだから　んー　むずかしい　　ショートスティでずっといるわけではないのにオムツが取れればとトイレ誘導を実践してくれたことが嬉しい　午前と午後の食事前後にトイレ誘導をしてくれることになっている　すぐ出来なくてもいいから頑張って欲しい　

  2007.08.02

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• 今日からショートスティ

  　ちょっと私も休憩しようかなと思いきって今日からショートスティを利用することになった　今日の朝、主人にはリハビリでどれだけ回復しているか検査のためと脳のCTをとるため入院すると説明した　主人はう～んと考えているような顔　午後2時迎えに来たので主人を見送って私も手続きのため後から追いかけた　主人がテーブルに一人ぽつんと座っていたので私が近づいて「今私も着いたよー　今日から少しの間頑張ろうね」と言うとすっごく顔が引きつっていた　あっやばい? 緊張してるよー　午前中から車椅子に座っていたのでお尻も痛いし疲れたのかなうとうとしていたので看護師さんにベットで寝かせてもらうことにしたらずっと目を開けて私の手を離さない　置いていかれると思ってる?　しまいには目に涙ためてるしー　私の休みを取りたいと思っても主人の気持ちを考えると残酷なことをしているような罪悪感というか恐怖というかなんと言っていいかわからない気持ち　　　はー　つらい　主人からすると施設に入ったと感じたのだろうか　一生懸命何か言いたそうなのに言葉がでない　看護師さんとヘルパーさんが話しかけてもショックで言葉がでないという感じだった　これはまずい　ヘルパーさんと看護師さんに最近の主人の状態と精神的なことを説明して対応してもらえるようにお願いした　ちょっと用事をすませてまた主人のいる施設へ戻り結局夕食を食べさせていつも見ているテレビでヘキサゴンを見て過ごしてしまった　これでは息抜きの意味がない　だけどほっとけないし気になるー　　明日は朝からリハビリとお風呂があるというのでスケジュールが入っていれば悩んだり、考えることもないだろう　　　主人が昼寝をしている間に福祉車両を見てきた　なかなか中古では私が必要としている車が見つからない　今日はトヨタのポルテを見てきたけどやっぱりいいー　　上等ー　どうか私たちにこの車が来てくれますようにー　もう主人は寝たかなー　

  2007.08.01

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• 訪問リハビリ絶好調

  　今日は訪問看護、リハビリの日　担当看護師はHさん　身体をほぐしてもらいながら主人は一緒に「イーチ　ニー　サーン　ヨーン」と数えていた　屈伸運動でHさんが「痛いですかー?　痛かったらちゃんと痛いって言ってくださいねー」と主人に声をかけると顔は無表情なのに「イヤイヤ　イタイデスネ」とかすかに聞こえるようにつぶやいて返事してくれた　だけど　いやいや痛いって意味がわからーん　　端座位もかなり自分でバランスを取っていつもより長い時間座っていた　上半身を右、左に移動させる練習も介助なしでできたし今日はとてもいい感じー　ちょっと反応が悪くなったりぼーっとしたりするから心配してたのに看護師のHさんも在宅になって今日が一番絶好調だと喜んでいた　立位の練習も自分で立ち上がろうという体制が取れてるしかなりふんばって足もぷるぷる震えながらだけど必死にHさんの肩をつかまえて立っていた　今日はとてもびっくり　　そばで見ていてほんと嬉しくてずっと拍手をしていた　こういう日が続けばいいんだけど無理はいけないよね　でも頑張った頑張った　

  2007.07.31

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• ディケアの日

  　今日は調子が良かったのか園から電話もなく時間通りににこにこして帰ってきた　「お帰りー　お風呂は入れた?　気持ちよかった?」と聞くといつもの「オッケーオッケー」という返事がかえってきた　ぼーっとしている日が続いて心配していると今日みたいに調子がよさそうなときもある　判断が難しいなー　明日は訪問看護と往診があるので脳の検査の件はとりあえず相談してみようと思う　3月から自宅で介護して5ヶ月が過ぎた　まだたった5ヶ月だけど少し休憩しようと思いショートスティを利用したいとケアマネに相談している　いま通っている園に申し込みと男性用の部屋がないので無理だった　ショックー　なるべく慣れているところにお願いしたかったのにー　　ほんとは主人の精神状態などを考えるとショートスティを利用するのは悩んでしまう　でもこれからの長い介護生活だから私の休憩も思い切ってとってみよう　ぐっすり朝まで眠ってみたいしかなり見ないようにしていた部屋の掃除もしないといけない、そして時間を気にせず外にでて何かをしてみよう　　わがままかなー　ぜいたくかなー　　なによりなにより　今日の主人は調子が良かった　明日も元気になーれ

  2007.07.30

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• そろそろ検査かな

  　最近話しかけてもぼーっとしていることがある　口を動かすのも少ないし反応が悪いのもきになる　そろそろMRIで診てもらい検査してもらったほうがいいかも　発症後、ボーっとしたり反応が悪いなーと思っていたら検査後に頭に埋め込んだシャントの調整が必要となり今まで2回調整してもらっている　くも膜下出血と脳梗塞の術後だし定期的に検査をしないと素人の私が自宅で一人で看ているわけだから何かあってからでは遅い　これくらい大丈夫、こんなものだろうという判断ができないときもある　金曜日にもディケアで気分が悪いと訴えてベットで休ませているから来てくださいと呼び出しがあった　血圧も心拍、酸素飽和度も問題なかったけど最近こういうことが時々ある　往診してくれるクリニックの先生に相談してみようと思う　　今日は日曜でディケアも訪問リハもないので私がいつものマッサージをしてリハビリをした　ホワイトボードに書いた文字を読む練習をしたけどいつも読める文字がなかなか読めなかったりするのが気になる　訴えることのできない主人だから少しでも調子が悪そうだととても心配してしまう　しばらくはリハビリのペースを落として安静にしてあげよう　いつも頑張っているからたまには一休み

  2007.07.29

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• 訪問看護、リハの日

  　今日も暑い１日だったー　　午前11時から訪問看護、リハのためKさんが来てくれた　主人に「今日は訪問でKさんが来てくれたよ　リハビリ頑張ろうね」と声をかけると「オッケーオッケー」の返事　わかってんのかーほんとにー　身体をほぐしたあとに手足の屈伸運動をする　主人はちゃんと自分で「イッカイメ　ニカイメ　サンカイメ」と数えていた　今日は調子がいいらしい　　体調がいいときは安心、安心　　午前中で訪問看護とリハが入ると午後からは時間に余裕ができる　6月までは来てくれる時間が決まっていなくてその日の朝に電話があり「○時にきます」とかいきなり「10分後にきていいですか」　ということになったりしたので予定が入れられず訪問看護が来るまで待機していた　7月からは時間をきめて来てくれるようになったのでその日の予定もちゃんと組めるようになったので散歩もなんだか落着いていけるようになった　でも今日は振られてしまった　私が「暑いねー　でも気分転換に散歩いこうか」と誘うと無言　「どうしたの?」と聞くと「アツイトキハドウカナと言われてしまった　あっそー　断ることもするんだー　それで午後は部屋で私といつもの身体ほぐしとリハビリ　身体をほぐされてるほうは気持ちいいかもしれないけどやってるほうは結構汗だく　そして汗だくになりながら座位とバランス、立位の練習　入院していた頃より座位の時間も長くなったしバランスも良くなっている　立位も私が抱えて立たせていたけど今日は自分からお尻を上げてかなり足を踏ん張って立ってくれた　主人に「これからの１日１日、目に見えない進歩をちゃんとしてるはずだからあせらないでいこうね　一年後には自分で感じる回復があるよ」と言うと頷いていた　そして「イマノカラダハ・・・・えっと　えっと」と言葉が続かない　だけどなんとなく主人の言いたいことがわかるような気がした　主人に言ったことは私自身に強く言っていることだ　主人のことで私があせってはいけない　諦めてはいけない　ヨッシヤー　ヨッシヤー

  2007.07.24

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• 遷延性意識障害

  　毎日インターネットで主人の病気に関することを調べている　少しでも今の状態から良くなるようにとがんばってはいるけどやはり一人では限界があるということを痛感する　情報にしろ主人に対してのリハビリにしろ一人でやるには時間が足りないし体力がもたない　　とぐちってもしょうがない　ということで主人のペースで回復してくれればいいと思い、私が手を抜きながら頑張れる介護をしながら主人が回復してくれるように家でのリハビリをするしかない　退院してから5ヶ月の介護生活　まだそんなもん　がんばるぞーと気合はいつも入れてる　先週初めて夜、外出した　外出したといえるのかな家から5分もかからないおそばやさんにいってきた　朝から夕方にかけての散歩はするけど夜7時ごろ外に出て外食するのは初めて　それも車椅子の主人と私だけで夜外で食事するのは初めてだったのでとても緊張した　友人と来たことはあるのでお店の中が広いのはわかっていたので車椅子でも入れるんじゃないかと思い主人を連れて行った　お店に入ると店員さんが「いらっしゃいませー　お二人様でいらっしゃいますか」と元気よく声をかけてくれた　「車椅子でも大丈夫ですか　入れますか?」と尋ねると「大丈夫ですよ　テーブル席がよろしいですよね」と言ってくれたので安心して席を探して座った　主人に「夜　外で食べるの初めてだね　気分転換しようね」と声をかけると主人は周りを見渡して涙目になってしまった　戸惑ってしまったのかな　「大丈夫　私がいるから大丈夫　どんどん外に出ていいんだよ　最初はびっくりするかもしれないけどなれようね　」と言うと頷いていた　おそばが大好きな人だからおいしいおそばを食べさせたかった　少しずつ慣れてきたのかおいしそうに口をあけて食べてくれたしコーヒーもおかわりしていた　　介護生活の中でまだまだ私が体験してないことがもっとあるんだろうな　そのときはまたドキドキ緊張しながら主人と乗り越えていこう　「そばおいしかった? 」と主人に聞くといつもの「オッケーオッケー」の返事が返ってきた　最近主人の言葉が一つ増えた　私が何か言うと「ヨッシャー　ヨッシャー」と言うときがある　　まるでオウムだ　オッケーオッケー　ヨッシャー　ヨッシャー　今日もベットに寝せて「おやすみなさい」と言うと「ヨッシャー　ヨッシャー」と返してきた　　ヨッシャー明日も頑張るぞー　

  2007.07.23

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• 台風でディケアはお休み

  　今年初めての台風がきた　久しぶりの大型台風なのでベランダのものを部屋に入れたり、食料の買いだめをして準備した　食料の買いだめといっても野菜　台風の後は農家での被害が大きくなり野菜の値段が倍になったり、値段が変わらなくても野菜の大きさが半分になるので野菜をたくさん買ってきた　そして沖縄は暴風域に入ったので朝ディケアでお世話になっている園からお休みになりますと連絡があった　そうだよね　こんなときに外出させたら大変だよね　散歩にも行くことが出来ないので家の中でゆっくりと過ごすことにした　きみ麻呂のCDをかけたり音楽を聴いたり　　こんなときでもマッサージはかかせない　今日は体調もいいし気分もいいみたいなので念入りに身体全体をほぐした　そしてベットで座位になり元気だった頃の写真をみせて「覚えてる?」と記憶の確認　途中で私のほうが眠くなったので久しぶりの昼寝　今日は何かやることを見つけるよりも身体を休める日にした　ちょっとリハビリしてあとは２人でぐうたらに過ごしました　まー　こんな日もあっていいかな

  2007.07.13

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• 久しぶりに訪問リハビリがんばる

  　午前11時から訪問看護、リハビリがあった　今日の担当はHさん　主人は先週から体調が悪くリハビリも軽く5分程だったので体調のいい今日は先週からの分を足して頑張ってくれた　足や手の屈伸運動も自分で「イッカイ　ニカイ　サンカイ」と数えていた　私が横から数字をインチキすると噴出したりして笑っている　今日は気分もよかったみたい　身体も時間をかけてたっぷりほぐされたので気持ちよさそう　体調が悪くリハビリを休んだりするとその分体は硬くなるので体調が戻るとその分取り戻さないとね　だからうとうとしてもすぐ話しかけて眠らないようにリハビリに集中させる　ちょっと鬼嫁かもしれないなー　

  2007.07.12

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• ディケア先にて

  　4時宜すぎに主人が介護師さんに送られて帰ってきた　「おかえりー」と出迎えるとにこにこしていた、気分がいいのかないいことだ　介護師さんも主人をベットに寝かせると「○○さん　おつかれさま　またね　今度は金曜日に迎えに来るからね」と話しかけていつも帰っていく　主人もニコニコしながら「オッケー　オッケー」と得意の返事　園からの連絡帳をみると看護師さんやST,PTの先生方が主人の状態を心配して主人と話してくれたようだ　「何か悩んでいることがあるんですか?　良かったらゆっくりでいいから話してみてね」　「私でよければいつでも話し相手になりますからね」　「言いたいことがあるのに言葉がなかなか言えないのはわかっているからあせらないでね　ゆっくりでいいんですよ」いろいろ主人に話してくれたようで主人は泣きながら頷いていたらしい　園の方たちの対応がとても嬉しく、連絡帳を読んでいて涙が出てしまった　　訪問看護、リハの方からの連絡帳にもちゃんと園でのことを書き込んでくれたり主人の体調などを直接連絡して訪問の際に気をつけて欲しいことを伝えてくれるので私はとても助かっている　皆さんの気持ちがとても嬉しくて私もまたがんばろうという気持ちになれる　ありがとうございます　

  2007.07.11

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• 不調続き

  　またまた久しぶりの更新です　生活が落着いていたかというとそうではなくいろいろなことがありました　なんて余裕のない生活してるんだろうと思ってはいても１日の生活をするだけで精一杯　は～っ　ほんと　余裕がないなー　　気持ちにゆとりをー　心にゆとりをーとおもっています　昨日ディケアに通っている園から電話　「○○さんの血圧が84/50まで下がっているんでリハビリ、入浴はやめてベットで休ませて今ので報告しておきます」と言う内容だった　驚いてすぐ園に行こうかと思ったけど調度送迎の時間で家に帰ってくるので自宅で待つことにした　5月からこういうことがよくある　往診で見てもらっても問題なしというので自宅で安静にさせたりしているけど主人の体調は本当に波がある　4時すぎに看護師さんと一緒に主人が帰ってきた　顔色はいいけど元気ない　ベットに寝かせて「気分が悪かったの?　今も気分は悪い?」と聞くと返事もせずにボーっとしている　熱も血圧、脈拍を計っても問題はない　精神的なものかな　ちょっと元気を元気を出してもらおうと職場の方たちからの応援メッセージの入ったDVDをみせるととても嬉しそうだった　今日も朝からあまり元気がなくぐったりしているのでベットでゆっくり過ごさせることにした　部屋できみ麻呂の漫談CDを聞いておしゃべりしたり音楽を聴いて一緒に歌ったりした　午前中の訪問看護とリハビリでHさんが来たので昨日からの状態を説明してリハビリは軽めにしてもらった　便も5日前から出てないので摘便と浣腸をしてもらうとたっぷりでたのでびっくり　体調の悪さは便秘のせいかとおもったけどそうでもなく相変わらずぐったり　午後からは往診でO先生が来てくれたので診察してもらったけどやはり異常なし　　今日もベットで安静にゆったりごさせた　こんな日もあるよね　毎日リハビリに頑張っているんだからたまには何もしない一日があってもいいのかもしれない　少しあせるけどね　主人のペースを大事にしよう　沖縄は梅雨もあけ暑い毎日が続いています　痛い暑さって感じでしょうか　暑いけど空の青さは気持ちがいい

  2007.07.10

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• ベットの音を連呼

  　主人は時々面白い反応をする　今日、車椅子に移るためベットの上部分をあげていたとき主人がずっと口を動かしていた　???ムムムムム　何言ってるの?　耳を主人の口元に近づけると「ウィーン　ウィーン　ウィーン」とずっと言っていた　なんだとー　　私が言いながらリモコンのボタンを押してベットをあげていたわけでもないのに主人はベットの上がる音を聞いてまねていたのだ　これにはびっくり　それも顔は無表情で一点をみつめてずっと「ウィーン」を連発　バカウケしてしまった　　私は大笑いして「何いってんのー　ウィーンって音がするんだ　すごいねー　ちゃんと聞こえたよ」と言うと私の顔をみてまた「ウィーン」　音を聞いて反応して音を表現するなんて初めて　これもいい兆候かな　

  2007.06.21

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• かかりつけ医　往診の日

  　今日はディケアの日ではなく訪問看護、リハの日　そしてお世話になっているかかりつけ医のO先生の往診がある日　体調はとてもいいので心配することも相談することもなく主人を診察してもらいO先生も「上等」といって笑っていた　主人はかすかに聞こえる声で「ジョウトウ　ジョウトウ」と言葉を繰り返していた　　O先生もカニューレの交換に慣れてきたみたいで主人が苦しそうにむせることも少なかった　今までは取り扱ったことがないということで挿入に時間がかかったりうまく入らず主人が苦しそうにむせるのが繰り返しだったけど今日のO先生は自分でも絶好調だといいながら主人に握手していた　往診が終ったと思うすぐ訪問看護、リハのOさんが来てくれたので休むまもなくリハビリ開始でした　今日の主人はほんと調子がいいみたいで足の屈伸運動もちゃんかと理解して自分でできたし端座位もいつもより長くできた　　一番びっくりしたのはOさんに手を支えても見らって自分で立つように腰を上げる練習がかなりよく出来るようになっていた　今までよりも腰があがっていて自分でひざを伸ばして立とうと踏ん張っているのが何回も続けられた　これには感動　Oさんも感激して「○○さん　みてみてー　今日はすごいですょー　こんなにお尻が上がって立とうとしてますよー」と私に叫んでいたので主人に感動して看護師のOさんに大笑いしてしまいました　私にとっても楽しい訪問の日です　主人に「すごい　がんばったね　どんどん出来るようになってるよ」と声をかけると主人は「そうですか」とまるで他人のことのように言うもんだから看護師のOさんが「おいおい　あなたのことよ」と言うと　ぶふっ　と主人が噴出し笑いしたのでまた大笑い　こういうことを理解して笑ったりできるのにどうしてわからなくなったり反応がなかったりするんだろう　主人をみているとほんと人間の脳って複雑なんだと実感する　先週テレビでみた脳障害の番組の中で言ってたけど　「壊れた神経は元に戻らないけど他の神経がちゃんと補えるようになっているから諦めることはない」　この言葉にどれだけ勇気もらいや希望をもった人がいるだろう　今日、主人の脳の神経細胞はかなりいい反応をしてくれた　　

  2007.06.19

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• 自分でベットに横になる練習

  　今日はベットで端座位の姿勢から横になる練習のとき　主人に「自分で眠れるよね　やってみよう」と声をかけると動くほうの左手で少しずつ自分の身体を支えながらずらしていって上半身を横にすることは出来た　　問題は下半身　頭はちゃんと枕にのっかってて眠っている状態だけど足はベットから下りていて座っている状態　リハビリ病院にいるときから練習しているけどなかなか下半身は難しい　動くほうの左足で右足を絡ませてベットに乗せて横になる　健常者であれば問題なくクリアできるけど意識障害、身体麻痺をもっている人にとっては難しいどころではない　麻痺している側をきちんと認識し意識をむけることが出来れば脳が命令できるけど主人の場合はそれが難しい　出来るときと出来ないとがあり、またはわかっているのに自分で命令することができない　それでも主人はやっと動くほうの足をベットに上げてくれることが出来るようになった　これがもっとよくなれば両足自分であげてベットに横になることができる　ひれが出来れば主人はひとつ出来ることが増える　完璧に出来なくても少しでも出来るようになればいい　　今日も主人がディケアに行ってる間に福祉車両を探しに車やさんをめぐりまわってきた　インターネットに出ていたからその現物をみに行ったのにも売約済みになっていた　先週はまだ売れてなかったのにー　話を聞いてみると最近福祉車両のを購入する方が増えて仕入れする台数が少ない割りに注文がありすぎて大変なんだとか　もう売れてしまったけどまだ整備中だとかで残っているというので見せてもらった　トヨタのポルテだった　今まで私が見ていたのはシートが回転して電動で下りてくるものやスローパーになっていて後ろから乗り込むものだったけどこのポルテ車椅子でそのまま助手席に電動で乗り込むことが出来るタイプだった　　すごい私の理想の車　電動でシートが下りてきても私が介助して乗せないといけないし後ろからスロープで車椅子で簡単に乗せることが出来ても私は前の席、主人は後ろだからなるべく一緒に並んでのれたらなーと思っていたからこのポルテはいい感じ　でも売れてしまってるしーと思っていたら担当の方が探してくれることになった　まだ決めたわけじゃないし見ても買うかどうかはわからないと行ったら見てから決めてもいいといってくれた　ラッキー　新車で買えば200万以上するけど中古だから安くはなる　期待期待　願いってかなうもんなんだなー　

  2007.06.18

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• 座位を多めに

  　今日主人はは朝9時～11時　午後は2時～5時30分　そして夜8時から11時まで車椅子ですごした　ちよっと座り過ぎかなと思ったけど主人に「大丈夫? お尻痛くない?　ベットに戻る?」と確認してるからちゃんと自分の意思で車椅子で過ごすことを選らんんでいる　　主人を動かすときは反応があろうとなかろうと必ず何をするかを伝えてから動かしたり移動したりするようにしている　反応がよければいつもの「オッケー　オッケー」と返事するし嫌なら首を横に振ったり毛布をつかんで取られないようにしたりする。　言われている意味がわからないようなときもある　お尻が少しかぶれていたけどアロマオイルを塗っていたらとても綺麗になっていた　座りすぎもちゃんと考えないといけないけど今の所はまた安心　今日のリハビリは　身体をほぐして足浴　端座位と立位の練習　あいうえおで声を出す練習　もっといろいろやりたいけど今日はこれだけ　一人でやっていると時間があっという間　明日のリハビリも頑張りましょう

  2007.06.16

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• 熱が下がって一安心

  　昨日は熱があったので心配してたけど今日は熱も下がりディケアに送り出すことが出来た　さーて4時までは唯一外出できる時間だから有効に使わないといけない　それで今日は久しぶりに髪を切った、そして気分を変えようと明るめに染めた　たったこれだけのことがなによりも気分転換になる　　その後、私の両親を納骨してあるお寺にいって主人のことを報告してこれからのことをお願いしてきた　「守ってくれてありがとう　これからも○○が回復するようにそして私たちが元気でくらせるようにどうぞ見守ってください」　時々は手を合わせに行くようにしている　近々主人の実家のほうのお墓にもいかないとね　お寺から出て今度は福祉車両の資料や車を見ながら何箇所かをまわってみた　ダイハツ、日産、ホンダ　ダイハツではタントの福祉車両があったのでちゃんと確認することができたけど日産とホンダは資料のみで説明だけしてもらって帰ってきた　来週は中古車めぐりでまた回ってみようと思う　あっという間に4時になったので慌てて帰った　主人は4時30分ごろに帰ってきた　調子はいいらしく介護師さんとにこにこして帰ってきた　少し休ませて昨日休んだリハビリをしたけどちょっと身体が硬いので熱いタオルで身体を温めでアロマオイルをぬってから念入りに身体をほぐした　主人が意識をもって身体を自分で動かすことが出来ればいいんだけど主人はベットのうえのマグロだ　歯磨きのうがいもちゃんとまだできないし髭剃りも本人に持たせると口に近づけて食べようとする　　なんでじゃー　とても不思議　歯をみがこうね、髭をそろうね、顔をふこうねと言うと主人はちゃんとうんうんとうなずくのに手に持たせると食べようとする　　うー　ちゃんとご飯食べさせてるのにー　これも高次脳機能障害の後遺症なんだよね　　昨日よりは調子がいいようなので安心　土日は訪問リハもないので又頑張らなければー

  2007.06.15

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• ちょっと微熱が

  　夜2時間おきのオムツ交換、体位交換はやはりきつい　それでも主人を起こすために部屋に入るときはちょっと気持ちを切り替える　今日の彼はどんな顔? いい反応してくれるだろうか　と思い　よしっ　と笑顔で部屋に入るようにしている　すでに主人が起きているときはまるで私が入ってくるのを待っているかのように部屋のドアをじっとみているから私が寝ぼけながらぼーっと部屋に入るのはちょっと気が引ける　今日も「おはよう　もう起きたかなー　気分はいいですか」と言いながら主人の顔をみた　ありっ　んー　元気ない?　身体を触るとすこし熱い　　いやーな予感　熱を計ると37.4℃　　　んー　でも毛布に包まってたりするとこもり熱っていうのもあるしーと思い様子を見てたけどやっぱり熱がある　どしてー　訪問看護が夕方4時から会ったので今日の様子を話すと「風ひいたかも」と言われた　看護師のOさんいわく今介護施設ではやってるらしい　えー　それは困る　今日のリハビリはゆるーく身体をほぐすだけにして座位や立位の練習はしなかった　主人もぐったりしている　冷えピタをはって水分を取らせて様子をみて病院に連れて行くことにした　明日のディケアどうしようー　無理して行かせて風邪ひどくなったらもっと困る　今日は車椅子に座らせるのは控えてベットで過ごした　　　　あーした元気になーれ

  2007.06.14

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• 車の買い替え検討中

  　今日はディケアの日　主人には「リハビリしてお風呂入れるからね　そしたら家に帰って来る」と説明して送り出す　そうしないとそのまま施設に入れれたんじゃないかと不安になるようです　　でもなんとか介護師さんの協力もあり園では楽しく過ごしているようで少し私も安心　　ディケアから帰ってきた主人に「おかえりー　今日は何したの?　楽しかった?」と聞くと「オッケーオッケー」の返事　どういう意味?　主人の得意な返事は「オッケー　オッケー」　少し休んでからベットでリハビリ　今日も汗だくで頑張りましたー　足の曲げ伸ばしをしたとき主人に「自分で足を伸ばしてごらん　はい私の手を足で押してー足を自分で伸ばしてー」と声をかけると力はまだ弱いけど自分で足を伸ばしてくれた　　麻痺側の右足もどうかなーと思いやってみるけどやはり反応はない　難しいねー　だけど右足だけでも自分で私の言っていることを理解して上げ伸ばしをしてくれることがあるから少しはいい感じ　ほんと少しずつの進歩だ　私がズボンを着替えさせようとると自分で足をまげてお尻を上げてズボンをひっぱろうとするけど病院にいたときよりもお尻をあげる力が強くなっている　　続けることが大事なんだね　リハビリってほんと続けることが大事なんだけどするほうの体力が大変です　主人を回復させるためのリハビリが私自身の体力を失っているような気がする　頑張りたいけど無理なときは私も休まないと正直これからやっていけないと痛感です　主人をデイケアに送り出すと私は整骨院に通う日が続く　整骨院に先生からは「無理はいけませんよ　気をつけてくださいね」と言われるけど無理をするのが介護で、なかなか自分のことには気をつけられないんです　これが現実　　上手に適当に主人との介護生活していくしかないですね　そうそう今、車を福祉車両に買い替えしようか検討中　しっかし　高いこと　新車なんて普通の車が2台買えるんじゃないかと思う　中古車で探しているんだけど中古でも結構なお値段するんだね　福祉車両も介護保険や身障手帳などでレンタルできたらいいのに　年金問題で今いろいろ話題になっているけど不明になっている年金ってもしかして議員宿舎の予算にまわってるんじゃない?　　払っていても不明になるなら今までの分返せといいたい　そしたら車が帰るかも

  2007.06.13

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• 研修の看護師さんに反応

  　今日は訪問看護とリハビリの日　看護師のHさんが研修にきている看護師見習いの学生さんも２人連れてきていた　主人は元気なときからあまり人と話すことが出来ない無口な人だったから嫌がるかなと思ったんだけど刺激になればと思い訪問を承諾した　看護師のHさんが「こんにちはー　今日の調子はどうですかねー　今日は若い学生さんも勉強させてくださいね」と主人に声をかけると「今日は火曜日ですか」と小さい声で聞いた　Hさんが「すごいー　私が来るのが火曜日と木曜日って覚えてるのかなー　そうそう今日は火曜日ですよ」と笑いながら主人と握手している　ほんと早速　いい反応でした　学生さんが自己紹介するとじっと顔をみて名前を口パクで繰り返していたのがわかった　声が出ればねー　　学生さんと看護師のHさんと主人で今日は楽しいリハビリの時間を過ごしていた　ちょっと緊張して学生さんと目をあわさないようにしている主人に指相撲をして緊張をほぐし少しずつ主人の顔も笑顔が出ていた　よかったよかった　リハビリが終ったあと「今日のリハビリ楽しかった?」と聞くと「オッケーオッケー」の答え　　楽しい時間を過ごせてよかったね　　　

  2007.06.12

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• 読める漢字が増えた

  　毎日ホワイトボードで文字を書いて読む練習をしている成果からなのか読める文字が多くなっているような気がする　ひらがなも増えたけどなによりも漢字が多く読めるようになっている　今日来てくれた会社の同僚のNさんの字を書くとすらすらと読んでしまった　今までは考え込んだり「えっと　えっと」を連発していたのに今日は一回目でちゃんと読んだもんだからびっくり　試しに他の同僚の方の氏名を書いたら数人は読むことができた　毎日の積み重ねが本当に大事なんだって感じる　でも今日はできたけど明日は又出来なくなったり忘れたりということもある、そうしながらも少しずつ出来ることが多くなってくれればいい　　ちょっと気になるのはお尻が少しかぶれてるかなー　沖縄も暑くて汗が吹き出てくる　クーラーつけても汗は出るんだよねー　気をつけないといけない　なるべくオムツは頻繁にみて、長時間座位にしたりするのも調整しないとね　　昨日は2時まで起きてたけど今日はちゃんと眠れるかな　昼夜逆転にならないように気をつけよう　　介護ってほんと油断できない生活だよ　　今日も１日頑張りましたー

  2007.06.10

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• 睡眠不足が続く

  　この2週間主人は夜眠れない　たくさんの不安や恐怖を抱えているように感じられる　私以外の話し相手も必要だと思い主人の職場の同僚のNさんに連絡し事情を説明したら家に遊びにきながら主人と話す時間を作ってくれることになった　多分私にも気を使い、心配しているはずだから私に言えないこともあるはずだし私が感じてないこともあるんじゃないかと思い私は席を外し主人とNさんと２人だけで過ごしてもらうことにした　Nさんは主人が発症してから入院中は何度も面会に来てもらいリハビリの立会いや食事の介助などをしてもらったり主人を回復させるためにとても協力してくれている　　先週、家に遊びに来て主人と過ごしてもらったとき驚いていた　「やっぱりいろいろ言いたいことがあるようで一生懸命考えているのがわかります　言葉が出てくるのがもう少し　たくさん抱えているんだね　私の言っているとこも大分理解してますよ　すごい　」　　主人のことを少しでも理解してくれる人がいると嬉しい　私がいるとついつい主人の状態や言いたいことを話してしまうので主人に会いに来た人は主人に話させようとしたりしないからどこまで主人が話せるのか声が出るのか理解してるのか正直わからない　明日またNさんが来てくれることになってる　主人に話すと少し嬉しそうな顔をした　「よかったね　Nさん明日来てくれるっていうから何か話したいことがあったらゆっくりでいいから話してみてね　私に言えないこともあるでしょ」と主人に言うとうんうんと頷いていた　　今日は鼻水が少し出て熱が37度あったのでリハビリは少し軽めにした　風邪引きませんようにー

  2007.06.09

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• リハビリの見学

  　今日は主人がお世話になっているディケア先へ見学に行ってきた　どんな風に過ごしているだろうか、リハビリは頑張っているか気になっていたから　朝10時30分に園に到着したらちょうど主人は言語療法の訓練を受けていた　一枚の写真を見せてSTの先生が「これは何ですか」と質問をして主人に答えさせる、答えられなかったら白紙に写真の答えを書いて「呼んで見てください　写真の答えですよ」と教えながら言葉を言わせる　そばで見ていたけど写真をみて一度も当てたことはない　何ですかと聞かれると「これはですね　これは・・・・　えっと　えっと　何でしょうね」と答える主人　主人とのリハビリはホント忍耐力が必要　言語が終るとすぐPTの時間　デイケアのPTのリハビリを実際に見たのは初めてだった　いつも連絡帳に「今日○○の練習をしています」と書かれているのを確認するだけだった　PTのT先生とH先生が「装具をつけて立つ練習をします」と言って主人の麻痺側の右足に装具をつけると歩く練習をする平行棒のところへ連れて行き一人は主人の上半身を抱え、一人は装具をつけている足を支えて主人を立たせてくれた　装具をつけて立つ練習を見るのは初めてだったから実際に主人を見たときはびっくりした　すごい　がんばってるー　立ってる立ってるー　喜んでしまった　　PTの先生も今日は私がいるからなのか調子がいいですよと言っていた　立ってるときに力がなくなると足ががくがくしたりするけどちゃんと自分で体制を立て直そうとしている　えらいっ　なんだかもう少しで本当に一人で立てるんじゃないかとおもう　　期待しちゃうぞー　リハビリの先生方もほんと頑張ってくれて嬉しかった　気になることや希望があったら何でも言ってくださいといわれた言葉が嬉しい　だだリハビリ病院とは違い時間が短いということと短い時間でするリハビリだからメニューが限られてくるとことに少し不安はある　施設のリハビリにも限度がある　足りない部分は家族が補わないといけない　園にいったら介護師さんや看護師さん、リハビリの先生方が私が介護に疲れてませんかと心配してくれた　車椅子の障害者を自宅で介護するには最低3人いないと大変らしい　確かにどんな介護でも人数がいればそれだけ負担は軽くなるけど現実はそうはいかないよね　　でも園の人たちがほんとよくしてくれるので主人も私もラッキーだ　さー明日からの二日間(土日)はリハビリがないので自宅で頑張りましょう　

  2007.06.01

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• 元気のない１日

  　昨日主人が寝たのは1時を過ぎていた、時間を置いてのオムツと体位交換で部屋に入るとすぐ目を開けて私をみていた　眠れないのか、眠りが浅いのか　　朝食を食べてテレビを見せていると車椅子に座りながらうとうとしていたかと思うととうとう首をかくんとうつむかせて船をこいでいる　慌ててベットに戻すとすぐ眠ってしまった　いつもならお昼ご飯も車椅子に座らせて食べさせるけどいつまでたっても起きないので話しかけてみた　　反応がわるい　ただの寝不足なのか　体調が悪いのか　どっちなんだろう　話しかけても返事がないと判断できないから困る　今日は訪問看護とリハビリの日　Hさんが来てくれたので今日の様子を話した　Hさんも「今日は元気がないですね　どうしたのかな」と心配している　熱も血圧も心拍も問題なし　　先週からお腹が張っているので看てもらうと少し腸の動きが悪いかなと言っていた　便もころころ便しか出てないしまたお腹に相当溜め込んで苦しいのかな　せっかくベテラン看護師Hさんがいるんだからと浣腸をしてもらった　やったかいがあったわとHさんが喜ぶくらい大量のう○ちが出た　ポンポコたぬきのようなお腹もすこーし良くなっていた　先週から何度も浣腸してるけど大丈夫かな　お腹がすっきりしたようなので少しは元気になるかなと思ったらあまり変わらない　今日はなるべく休ませることにした　「今日は気分が悪い?　どこか痛いの　頭痛い?　くらくらする?」と聞くと「気分が悪い　くらくらする」と答えた　　私の質問に対する答えなのか、オウム返しなのか又判断に困る　ちよっと心配　今日は要注意して様子をみなきゃ

  2007.05.31

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• ただいまっていったよー

  　今日はディケアの日　帰りはいつも4時すぎ　介護師さんが一緒に部屋まで送ってくれるので私はいつも玄関で迎える　今日も介護師さんが「ただいま戻りましたー」と玄関に入ってきたので私が「ありがとうございます　○○ー(主人の名) おつかれー　おかえりなさいー」と言うと主人がにこにこして「タダイマ」と答えてくれた　おっ　すごい　いつも ここはどこ?って顔してるのに　声は出てなかったけどちゃんと私は口を読み取ることができた　かけた言葉にちゃんと返事してくれると嬉しい　だけど長続きするわけではない　ベットに休ませて私が「お帰り　楽しかった?」と聞くとボーっとしていた　おいおい　電池が切れるの速くないかいって感じ　最近感じるのは着替えをするとき私が「着替えようね　ズボンを替えるからね」と言うと自分でズボンを下ろそうとしたりするし逆にズボンをはかせるとお尻を浮かせることが大分出来るようになった　　いい感じだ　ズボンを引っ張ってお尻を浮かすことは少し出来たけど以前よりお尻が大分上げられるようになった　力が(筋力)強くなったってことかな　本当に少しずつの進歩だけど頑張ってくれる　

  2007.05.30

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• 往診の日　カニューレの交換

  　今日は訪問看護、訪問リハビリ、そして往診の日　主人は忙しい　先週から精神的に何か思ったり感じたりしていると思うけど私に聞かれても説明できない　　多分心の中ではちゃんと感じているけど頭で考えで言葉にすることが出来ないんだと思う　こんなとき私が心の中を読めればいいのにと思う　昨日も眠れずに結局1時過ぎまで起きていた　　午後3時ごろ往診でO先生が来てくれた　先週からお腹のガスが溜まっていてポンポコたぬきの状態　O先生がお腹をトントンと叩いて先週より良くなっていると言うことなので少しホッとした　でもまだお腹は張ってるので追加で浣腸を出してくれることになった　あまりしたくないんだけどなー　　カニューレも新しいのに交換したけど主人はむせることも少なく今日の往診はとてもスムーズだった　O先生も主人が使っているタイプのカニューレの取り扱いが大分慣れてきたと笑っていた　よかった　よかった　4時からは訪問看護、リハ　みっちり1時間がんばってもらいました　今日は午前中に私がリハビリしたのでちょっと疲れたのか訪問リハが終ると少しうとうとしていた　　昼と夜が逆転するのも困るので少しだけ休ませた　ちょっと残酷かな　でも精神的に不安なのか疲れからなのか今日は話しかけても反応があまりなかった　声も全然でない　いつまで一方通行の会話が続くのかな　　たくさんじゃなくていい、長い時間じゃなくていいから会話がしたいな　いつになったら主人は自分から話しかけるようになるんだろう　気長に頑張ろう　今日は何時に寝るのかな　安心して眠れますように

  2007.05.29

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• 日付の確認

  　今日はディケアに行く日　8時に「おはよ～　起きてますか～」と部屋に入っていくと主人がにこにこしていた　今日は気分がいいみたい　「今日はリハビリに行く日　そしてお風呂にも入れるよ～」と声をかけると声は出てないけど口パクで私が言ったことを繰り返しているのがわかる　いつも一方通行の会話が続く　と思っていたら主人がかすかに声を出して「今日は何日かな」と聞いた　すごいー　私は「今日は5月28日　月曜日だよ」と言いながらホワイトボードに書いて見せた　　主人がじっとみて「ごがつにじゅうはちにち　げつようび」と確認していた　そして時計を見せると「はちじ」と答えた　主人との会話のなかでは出来るだけ日付や曜日そして今は○時だよというようにしている　今が何月で何日で何曜日なのかわからないと余計不安になるのではないかという私なりの考えなんだけど　時々自分から聞いてくるようになった　いい反応だー　

  2007.05.28

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• 体調不良の一週間

  　月曜日からなんだか主人は体調があまり良くない　天気に左右されるというけど沖縄も梅雨に入ったし影響するのかな　精神的に不安が続いて心配してたら今度は顔色が悪くなって気分も悪いというので慌ててかかりつけのクリニックのO先生に連絡したら往診してくれた　便はちゃんとでてるけどお腹にかなりガスが溜まっているらしい　先生がお腹を触るとポンポコポンポコなっている　お腹がはって苦しいから顔色も悪くなっていたみたい　主人に聞いてみると「そうなのかな」とあいまいな返事　ガスが出ないようであれば浣腸したほうがいいというので翌日薬と一緒にもらってきた　浣腸したことがないんだけどー　やるしかないよね　訪問看護のHさんが来たので一緒にやってくれたので助かった　ガスはでなかったけど大量にう○ちが出た　ふさがってたのかなと思うくらいに　便が毎日出てるから大丈夫ということもないんだとわかった　　ものすごくお腹が膨らんでいたけど少し良くなったので様子を見ることにしようと思ったら今度は微熱が出てる　　なんでかなー　　今週は不調が続いている　リハビリも無理させないようにしているけどつづくようならまた病院にいくしかない　　どうしたんだろう　心配だー　

  2007.05.27

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• 園からの呼び出し

  　今週21日の月曜日に主人の通っているディケアの園から連絡があった　主人が体調不良を訴えて顔面蒼白になってるのでベットで休ませていると。　　え～っ　なぜ　急に?　何があったんだろう　主人が奥様を呼んでほしいと言っているので来れますかと聞くのでもちろん慌てて園に行ってみた　主人は車椅子に座って看護師さんが側に付き添ってくれていた　あまり顔色が良くない　「はいはい来たよ～　おまたせ～　どうしたの」と声をかけるとずっと下をうつむいている　看護師のHさんの話では園のドクターに診察してもらったら身体的には何も問題ないので精神的に不安を抱えているのではと言う事だった　　主人に「何か心配してる?　不安なの?」と言うと頷いた　　「何を心配してるの?　話してみて」と聞くと「えっとえっと　何が心配かな　」と答える　主人は頭の中ではわかっていたり、感じたりしていても聞かれると答えることができない　「体のこと?　生活のこと?」と聞くとまた頷いた　　園の職員の方が「自分の身体のことも不安に思っているけど多分、奥様のことを心配したり気を使ったりしているんじゃないかな」と言った　　主人は自分から話しかけたり出来ないし要求もしない、訴えたりしないけどちゃんと聞いてるし少し理解できるようになったし感じることも出来るようになっていると私は思っている　だから今日のように急に自分の身体のことやこれからの生活、そして介護する私のことを心配したりすることはこれからもあるだろうと思う　その度に安心させるため対処しなくてはいけない　でも顔面蒼白、リハビリできないほど体調が悪くなるなんて初めてのことだから驚いてしまった　身体に問題はないというので安心した　主人が感じる心配も不安も恐怖もいい意味で捉えれば反応が出来ているということだし、理解力が少しずつよくなっているということだという考えも出来る　主人自身にとってはつらいかもしれないけど避けることは出来ないし乗り越えないといけない　いつか笑える日がきっと来る　その日が近いか遠いのかはわからない　今週はずっと不安がっているのか夜も寝るのが遅かった　ちょっと明日は気分転換にドライブにでも行こうかな

  2007.05.25

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• 右手と左手の区別

  　今日はディケアの日　　また時間があったからお迎えが車での間に近くを散歩した　天気もいいし気持ちがいい　主人も身体を前に乗り出したりして気になるものを追いかけていた　何を見て気になっているんだろうなー　　聞いても主人の答えは「ナニガキニナルノカナ」としか返ってこない　散歩は外からの刺激がどんどん目から頭から耳に入ってくるから刺激になるだろうな　主人がディケアに行くのを見送って私は整骨院へ　少しずつ私の体も楽になってきた　しばらくは続けて治療してもらおう　4時30分に主人は帰ってきた　今日はディケアに持っていったCDを聞いて看護師さんと歌ったらしい　涙そうそうとさとうきび畑とビギンのCDを熱唱　看護師さんが「○○さん　歌いながらうるうるしてまたしよ」と言っていた　主人はほんと感激やさんになっている　　反応しているから良いことだよ　少し休んでから身体をほぐしながら話しをしていた　今まで、顔の部分を指しながらここは目、鼻、口、耳と教えても覚えられたことはなかった　だけど今日は突然顔じゃないけど「これは?」と私が言いながら右手を触って持ち上げると主人が「右手」と答えた　偶然?　まぐれ?　と思い反対の左手でやると今度もちゃんと「左手」と答えてくれた　2.3回繰り返すとちゃんと答えることが出来た　すごいー　初めてだよね　ちゃんと答えることが出来てしかも当たってる　試しに足でやってみると出来なかった　ん～っ　手ではわかるのに　足ではわからないなんてなんでだー　脳の障害ってほんと複雑　でも今日も脳の神経細胞に変化ありってことだわよ　今日も希望がもてた　そしてまた明日に希望をもとう

  2007.05.16

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• 訪問看護、リハの日

  　　週3日は訪問看護とリハビリの日　いつもは看護師さんがPTの先生からの指示のリハビリをしてくれるけど今日はPTの先生が来てくれた　定期的に状態をチェックしてメニューを変えたりするため主人の状態をちゃんと確認しに来てくれる　　PTの先生からは理解力は少し良くなってるし指示が入ると少し自分で動こうという反応が増えているような気がすると言っていた　　嬉しいねー　　喜んだのもつかのま　「でも気になるのは麻痺側の右手が少し硬くなってるかなー」とも言われてしまった　そんな～　　勘弁して～　PTの先生が帰ってから少し休憩させて体をアロマオイルをつけたホットタオルで拭いてマッサージをした　ほんとちょっとした気の緩みが主人の身体にすぐ反応がでる　気をつけよう　

  2007.05.15

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• ディケアも訪問リハもない日

  　土日はディケアも訪問リハもないから平日以上に私が頑張らないといけない日　午前中にアロマオイルで足浴をして身体全体をほぐすマッサージをする　午後からはホワイトボードで文字を読み声を出す練習、そしてまた身体をマッサージして座位や立位の練習　もうへとへとだ～　１日何回も主人を抱えるのは正直こっちの身体が壊れていきそう　体重も減らさないといけないし　回復のためにはやることが山積み状態　寝ているとき目を開ける前にふと思うことがある　もしかして目を開けたら去年から今までのことは全部夢だったりして・・・・　何もかも元に戻っていて主人は自分で起きて「ごめん　本当は元に戻っていたんだよ」と言われて前みたいな生活に戻れたりして・・・・　現実はかなり厳しい　主人は今47歳　今の生活を20年続けても67歳　まだまだ若い主人　私は何十年介護を続けることが出来るのだろう　もっともっと回復させたい　回復できると信じているから頑張れる部分もある　主人をリハビリしながら私は主人の手が動くことを、足が動くことを、歩く姿、そして記憶が戻って笑いながら話しているのを想像して私がイメージトレーニングをしている　主人にも「ほらっ　今右手を動かしているよ　感じる?　自分で動かせるように頭で考えてよ　自分で動けって命令するんだよ　できるよ」と言いながら身体をマッサージする　　今日は主人が「(自分の姓)～何かな?」と言った　　えっ　今ちゃんと自分の姓を言った?　そして何かなってその後の自分の名前が何かなって聞いたの?　私は「何?　なんていったの?」　　　また同じように主人が聞いた　これにはびっくり　聞いても覚えていたこともないし教えてまた質問しても覚えられたこともない　それなのに自分から姓を言えた　「(姓)○○○○　　あ○○○でしょ」と教えるとうんうんと頷いて何度も繰り返していた　ちょっと頭の神経細胞に変化があったのかな　こういう反応もあるから頑張れるんだよねー

  2007.05.12

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• 散髪されて帰宅

  　今日はディケアの日　9時30分頃に迎え来てくれた　看護師さんに髪が伸びてきたのでまた美容師さんに予約をして園でカットしてもらえるかお願いしておいた　4時に帰ってきた主人をみてびっくり　髪が短くなってるー　　すごーく短くなってるー　今日早速カットしてもらえるなんて思わなかったので心の準備がー　ちょっと短く切りすぎて満足ではないけどすっきりはしている　　まーいいかー　主人がディケアに行っている間に往診にきてくれるクリニックに支払いと薬の受け取りに行った　4月に往診してもらった代金がゲッゲッゲッー　　　\9700もした　　高くね?　往診に来てもらえるのは便利なんだけどそれなりに手数料やなんやかんやでお金がかかる　直接主人を病院に連れて行けば3分の1くらいにはなるかもしれない　ずっと往診に来てもらうのも支払いが大変だからちょっと考えようと思う　夕飯の前に少しリハビリをした　全身をほぐして硬直予防を常にしておかないと大変だからね　　

  2007.05.09

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• 往診の日

  　　今日は午後から往診があった　O先生が来たのでリンゴを食べながらテレビを見ていた主人をベットに横にするとすごい勢いでむせてしまった　　顔も真っ赤になりカニューレまで抜けて気切部分と口から少し嘔吐してしまった　とても苦しませてしまった　ちょっとタイミングが悪かったなー　しばらくすると落着いたので新しいカニューレに交換して診察してもらった　先週から痰に血が混じっているし痰の吹き出しがあると出血するので先生に報告して肉芽が大きくなってるんじゃないかと質問した　そろそろ内視鏡検査で肉芽がどうなってるか検査が必要では? 　今のところ往診は3週間ごとになってるので次の予定日まで出血がひどくなるカニューレの位置がゆがんでくるようだったら連絡するようにと言われた　早期発見がいいのでは?と思ったけど仕方ない、もう少し観察してみよう　往診が終ると今度は訪問リハビリのHさんが来たので休むまもなくリハビリ開始　むせて苦しい思いをしたのに結構リハビリは頑張ってくれた　ベットに端座位にして主人の両手を引っ張り自分で腰を浮かす練習(立ち上がる)をさせると10ｃｍ～15ｃｍくらい自分で腰を浮かすことができた　お～っ　すごいすごい～　なんだか立てそうな気がするな～　手を叩いて喜んでしまった　24時間の介護のなかでたった一つの希望が見えると苦しいこともチャラに出来る　今日も１日お疲れ様　頑張ったね～

  2007.05.08

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• 朝の散歩

  　　ディケアに行く日の朝は忙しい　迎えに来るまでに着替えをし朝食を済ませ、顔を拭いて髭剃り、歯磨きたったこれだけのことなのに介護となると時間がかかる　でも今日は時間に余裕もありテレビを見ながら園の方の迎えを待っていたらふと散歩しようと思い主人に靴をはかせて外にでた　外の風にあたりアパートの周りを散歩　迎えに来るからあまり遠くにはいけないから近くをうろうろ　　朝、ディケアにいく支度で余裕がない時間を過ごしてきたからなんだか新しい発見が出来て嬉しかった　まだ時間もあったから駐車場で主人に車椅子を自分で動かす練習をさせた　駐車場でするのは初めてだしこの空間に長い間いたことがないからキョロキョロしたり意識が集中できなかったけど慣れてきたらちゃんと自分で車椅子を自分で動かすことができた　力も弱いしゆっくりだけど確かに自分で動かしている　やったねー　調子いいじゃん　嬉しくて手を叩いて喜んでいたらディケアの車が入ってきた　迎えに来た看護師さんが車から降りて「○○さん　おはようございます」と言うと　おっ?という顔をしたけどちゃんと「オハヨウゴザイマス」と口を動かした　少し自分で車椅子を動かしましたよ、と看護師さに報告をして主人に「いってらっしゃい」と声をかけてディケアに行くのを見送った　こういう朝の過ごし方もいいな～　気持ちよかった　これからは朝の散歩もしたり、駐車場でリハビリしたり、何かに変化をつけることで気持ちの切り替えを出来るようにしてみようと思う　

  2007.05.07

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• 不安で眠れない

  　主人が眠れないようでずっと起きている　体位交換して身体を右の方に向けても顔は反対側の部屋の扉をずっと見ている　私が入っていくと手を伸ばしてくる　今日は不安で眠れないのかな　「どうしたの　眠れない?」と声をかけるとうなずいて口を動かしているけど聞こえない　5時からテレビをみせて9時にはベットへ寝かせたのに12時すぎても眠くないみたい　CDをかけたりベットの側で話したりしてもなかなか眠らない　今日は不安がこみあげて眠れないみたいだ　これから回復していくから今日みたいな日があっても後で笑える日がくるよ　今の苦しいときもつらいときもそして何も感じてない日も何もわからない日もきっときっと頭がぱーっと晴れてすっきりしてくる日が来るよ　と主人に話しかけた　私は毎日そう思っている

  2007.05.06

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• リハビリ経過状況のノートが役立つ

  　ゴールデンウィークだけどディケアには休日がないので今日も朝9時に主人を送り出した　　4時までは時間があるけどいつもあっという間に時間がたつ　今日は絶対　やりたかったことがある　マッサージだ　最近からだが悲鳴をあげている　毎日67キロの主人を抱えての介助しているからだと思う　背中、肩、首、頭がとくに痛い　祝日だけどどこかやっているところはないかさがしていってきた　30分　2000円のてもみんというマッサージ　自分では手が届かないところもあるし何よりも人にやってもらうと気持ちよさを感じる　時間と値段で高いか安いかはわからない　初めてマッサージをしてもらうところだし　でも少しは楽になった　またしばらくは頑張れそう　30分もんでもらって頑張れるなんて単純かもしれないけど今の私は主人を回復させるために頑張らないといけないという気持ちと自分に何かあってはいけないという気持ちも常にある　だから多少お金がでてもこれからの生活を続けるには自分の身体のメンテナンスも大事　介護の生活は特にそうだと思う　身体のメンテナンス　そして精神的にもメンテナンス　来週ゴールデンウィークが終ったら整骨院にいって治療しようと思う　主人は4時すぎに帰ってきた　毎回感じるけどやはり主人が帰ってきてくれると嬉しい　今日ディケアに行っている園にリハビリ病院でつけていた経過状況のノートやいつも聞かせて反応があるCDを持たせたので連絡帳に返事が書かれていた　いままでどういうリハビリをしてどういう反応があったのか記録してあるのでとても役に立ったらしい　参考にしたいのでしばらく持たせてほしい書かれていた　そしてCDも皆できいて歌ったりして反応があったり他の利用者さんにも好評だったと書いてある　　良かったー　主人が発症してからリハビリしている様子などの写真もあるので参考にしてもらおうと思う　　写真もリハビリの先生方に記入してもらったノートもやってて良かったとつくづく思った　こんなときに役に立つ　あとは主人の体重を減らすことを頑張ろう　少しは減ったかなー　

  2007.05.04

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• 恐ろしい体重増加

  　リハビリ病院を退院してから主人の体重を計ってない　確か63.5キロだったと思う　月曜日、ディケアに行くときに毎回つける連絡帳に車椅子のまま体重が計れれば測定してほしいとお願いしてあった　主人がディケアから帰って連絡帳みてみると　な・な・なんと　67.75キロと書いてある　ゲッ　ゲッ　ゲゲ～　　ショック～　ふえすぎだよ　主人体重が増えれば私の介助にもちろん負担はくるけど問題はそこじゃない　せっかく回復にむけてリハビリをしているのに体重が増えるとたださえ筋力が弱くなっているのによけい立てなくなるし主人の負担が大変なことになる　ダイエットです　ダイエット　昨日から夕飯は軽めにお昼をきっちりとることにした　これはいい機会だよね　ちゃんと体重も管理しないとね　70キロ台にならないようにしないと大変　主人と一緒にダイエットだ～　

  2007.05.02

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• 早すぎる介護疲れ

  　　本当に久しぶりの更新です　のぞきたくても、書き込みしたくてもなんだか余裕がなく日々の生活に慣れることでいっぱいいっぱいでした　こんなに早く疲れてどうするんだって思うんだけど今までの生活に+主人の介護となるとこんなに余裕がなくなるなんて自分でも情けない　主人との生活は始まったばかりでこれから先が長いというのに・・・・　毎日どころか一日のなかで何度も「気合だ　気合だ　気合だ～」と叫んで頑張ってみるんだけど2ヶ月たとうとしているのにまだまだ介護の生活には慣れません　　おいおい　大丈夫か～　わたし　だいじょうぶだ～・・・・・・・・よね　多分　この2ヶ月てんやわんや、あくせく、と１日を過ごしてきた　ハプニングもかなりあった　主人をベットに寝かせようと端座位の姿勢から主人に自分で横になるよう指示するとうんうんと頷くけどなかなか動こうとしない　リモコンを触ったりシーツを引っ張ったりとよそに意識が向いたりするのにだんだんイライラしてきた私は絶対自分でさせようと意地になってしまった　ちよっと私が余所見をした瞬間主人は自分でバランスが保てなくなり身体が崩れてしまった　私が気づいた瞬間もう遅く主人はベットから落ちてしまった　　それも頭から　私はパニックになり早く体を起こさなきゃと思って主人の身体を後ろから担ごうとしてもびくともしない　主人は自分でびっくりして近くにある車椅子の手すりをつかもうともがいていた　落着いて落着いて　私が落着かなきゃと言いながら前に回って主人の身体を前から抱っこするように抱えるとなんとか少し動いた　多分私は「大丈夫　大丈夫だからね　ごめんね　こ゜めんね」といっていたと思う　やっと主人をベットに座らせて顔を見ると額が赤くなっていた　頭を打ってる　慌ててかかりつけの夜間緊急へ連絡すると嘔吐と顔面蒼白がなく、熱、心拍、血圧が落着いていればそのまま家で様子をみているようにと言われた　自分が怖くなった　これって虐待じゃない? 　介護虐待したんじゃない私　恐ろしくて涙が止まらなかった　何度も主人に謝った　主人に大丈夫?と聞くと　「オッケーオッケー」と答えた　さっき何があったか忘れている　「ここ痛い?　頭痛くない?」と聞くと「ダイジョウブダヨネ」と答えた　ちょっと油断、余所見をしただけでこんなことが起きてとても自分に罪悪感がおきてしまう　気をつけよう　　でも良いこともある　主人が家に帰ってきて会社の方や友人が時々遊びにきてくれるけど皆が表情が出てきたと言ってくれる　相変わらず声は出ないし出てもオウム返しだっりするけど何かの変化は出てきてるってことだよね　これからも続くなが～い介護生活あせらず、諦めず、主人と私のペースで生きていこう　　これからもなんくるないさで適当に頑張ってみよう

  2007.04.29

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• 誕生日の歌にうるうる

  　今日はディケアの日　ディケアの迎えに間に合うように着替えて洗面して朝食を済ませないといけない　まだ慣れなくて必死　今日の朝食はトースト、目玉焼き、ハム、サラダに野菜ジュース　やっと食べ終わったら髭剃りしてホッとタオルで顔拭きなんだけど髭剃りはなかなか自分ではできない　どうしてかなー　ちゃんと「髭剃りしようね」って言ってるし主人もうんとうなずくのに髭剃りをもたせると口に持っていって食べようとする　　お～いっ　まずいぞーこれはー　ちゃんと左手に持たせて誘導して少し髭を剃って私が手はなすと少し自分でできる　やっぱり半側空間無視の右側の方へは髭剃りをもっていこうとしない　そこで鏡を前において視線をあわせてあげると自分の顔をみて「おっ」っていう顔をしてすこーし右側を気にし始める　自分で髭剃りができたらなー　なんとかデイケアの迎えに間に合ったので見送って大掃除　　今日は午後から主人の職場の部長さんと同僚のUさんが来た　1年間の休職が終わり更に1年の休職をするため給与が減額されるのでその通知と辞令書を持ってきてくれた　この1年間休んではいたもののありがたいことに給与は100%でていたので助かっていた　けどこれからの1年間は20%減額される　休職しているのに支給されるだけありがたい　そして部長さんとUさんが帰り際に「今は何があってもリハビリに優先して仕事のことは考えないでください　戻ってくるのを待っています　席は空けてるんですから」と言ってくれた　今年1年でどれだけ回復できるかわからないけどとても嬉しい言葉だった　ディケアから帰ってきた主人はお風呂も入り調子はよさそう　送ってくれた看護師さんが今日は誕生会をして歌ったりしたけど主人は口を動かしながらうるうるしていましたよと教えてくれた　　すごいねー　そうそう主人も3月生まれだから嬉しかったのかーと思ったら看護師さんが「えっ～　○○さん3月生まれだったんですかー　知らなかったー　これはまずい」とこぼしていた　主人は新入りだからね確認してなかったんだろうな　　でも残念　看護師さん今度の会で一緒にやりましょうねーと主人に謝っていたけど当の本人は　へっ?何の話?　って顔してた　今度一緒にやってもらってまたうるうるするんだろうな　在宅になって悩んでいるのは主人の車椅子のこと　車椅子で外出るけどそのまま家でもその車椅子を使うから毎回外から帰ってきたらタイヤを綺麗に拭いていた　　みんなどうしてるの?　まさか外用、家用の車椅子を2台ってわけにも行かないし　家の中ではブルーシートを敷いたりしたけど正直めんどくさい　そこで考えたのがタイヤカバー　外から帰ったらタイヤは拭かないといけないとけど家の中ではいちいちシートを移動して敷かないでいいように手づくりでカバーを作っているところ　これっていい考えだと思うんだけどなー　　実際使ってみないとわからない　今ちくちく縫っているところです　夜なべしています　出来上がりが楽しみです　　　

  2007.03.26

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• 携帯でメールを打つ

  　主人を起こして朝食、朝のメニューはサンドイッチ　金曜日にカニューレが以前のタイプに変わってるから痰が多く夜中の吸引も多くていつもより熟睡できなかったみたい　9時すぎに起こして食べ終わったのが10時になっていた　家に帰ってから土曜日は9時30分から11時までBSで芋たこんなきんをみている　このドラマなんだかみていてホッとする　NHKテレビのドラマだから3月いっぱいで終るんだろうな　テレビを見て少しベットでリハビリをしてそのままお昼ご飯まで休ませることにした　結局お昼ごはんは2時になってしまった　お昼を食べた後は文字を読む練習と書く練習　文字を読むことは少しできるけど今のところ字はまだかけない　いつか自分の名前でも書けるようになればいいな　　夜夕飯を食べていると入院していたリハビリ病院のOTのO先生からメールが来た　初めてのメール　主人が退院したときお世話になった看護師のOさんやリハビリの先生方がこれからも様子を知りたいということでメールアドレスを教えた　看護師さんやリハビリの先生から「なんでここまで頑張れるの?」と聞かれた　私の中ではその答えはない　当たり前のことを普通にしているだけのことなので理由も説明もない　退院するときにリハビリの先生方からこれからは病院で診ることは出来ないけど○○さんの回復をもっとみたいのでこれからもよろしくお願いしますと言われたことが嬉しかった　そのリハビリの先生OTのOさんからのメールだった　これからはメル友になってくれるみたいなので嬉しい　O先生からのメールを見て返信メールを打っていると主人が携帯電話をなんども引っ張っていたので先生からのメールを見せるとちゃんと口を動かして読んでいた　お～っ　いいぞー　私からのメールを返信した後主人に携帯を持たせて「O先生にメール送る?」って聞くとうんうんとうなずいたので一緒に携帯をもって文章を打たせてみた　主人はじっと携帯の画面をみて自分が打っている文字を確認している　全部ひらがなだし短いけどO先生に送信　○○です　ありがとうございます　がんばってます　　と言う文章　O先生から返信が来て喜んでいた　一人ではできないけどこれからも少しずつメールもさせてみよう　看護師のOさんとは携帯で少し話しをしてもらってびっくりしていた　　出来ないことも時間がかかることも忍耐でやっていればいつかは少しの進歩が見えるときが来る　フィギュアスケートを見て感動してうるうるしている主人　私にとっては主人が今こうしているのもメダルもんだわ

  2007.03.24

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• 気切部分の腫れ

  　朝ディケアに行く準備をしていると主人の様子がおかしかった　うつむいて涙目になってる　「どうしたの?　何か考えてる?」と聞くと「ナニカナ」と答えた　痰をとるために吸引したときかなりきつそうだったからそれでかな?　「ごめんね　吸引するのがきつい?　苦しいよね」と言うと何も言わない　自分の麻痺している右手を触っている　身体のことかな　「自分の身体のこと心配してるの?　大丈夫これから少しずつ回復するよ　でも自分でちゃんとリハビリしないとだめだよ」というと「カラダノノコトカナナンデカナ」と答えた　身体のことやいろんな事を感じていても説明できないようだ　失語症　デイケアの看護師さんが迎えに来てくれたので今日はちょっと気持ちが落ち込んでいるかもしれないと話して置いた　　看護師さんは楽しくおしゃべりをしながら連れて行ってくれた　午後2時ごろ　携帯に連絡があり主人の気切部分が腫れていると言われた　朝はそんなことなかったのにどうしたんだろう　　N病院の看護師さんへ連絡すると往診してもらえることになったので主人の帰りを待っていたらディケアでカニューレが外れて今使っているものが腫れて入れられないので以前使っていた筒のカニューレを入れて帰ってきた　ディケアの看護師さんが今日はやはり朝からあまり元気がなかったと言ってた　家に帰ってベットに横にすると何か言いたそうな顔で私の顔をじっと見ていた　「どうたしの」と聞いてもカニユーレがスピーチカニューレじゃないから口だけが動いて何を言っているのかわからない　　困るなー　夕方やっと病院のN先生が来てくれた　気切部分はそんなに腫れてないしカニューレもきちんと入っているから大丈夫といわれたけど抜けやすいレティナをこれからも使うのかと聞かれた　このレティナを使わないということは以前使って物に変えるということなので抜けやすくても今は私もちゃんと入れられるようになったし主人の負担を考えると今のカニューレがいいと話した　ディケアの看護師さんも抜けるのが怖いから別のタイプに変えられませんかといっていたけど・・・・　介護する側が安心できるカニューレを使うべきなのか主人の負担が軽いレティナを使うべきか・・・・　私は主人のことを考えると吸引も少なく声が出るタイプの今使っているレティナにしたい　　家に帰ってからは主人に話しかけたりして様子をみると気分は良くなっているようなので安心　落ち込み事は誰だってあるよね　主人もそういう反応が出来るって事だ　良かった

  2007.03.23

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• インフルエンザに注意

  　今日はディケアの日　朝8時30分に迎えに来たので「いってらっしゃーい」と見送った後ちょっと一眠り　まだ夜中の2時間置きのオムツ、体位交換に慣れてない　掃除して、用事をすませてあっという間に主人が帰る4時になった　　早っー　看護師さんと介護師さんに送られて帰ってきたので「お帰りー　今日も頑張ったかー」と迎えるとちょっとぐったり?の主人　看護師さんから今日インフルエンザの利用者さんと接触があったので気をつけてくださいと言われた　　は?　なぜ?　施設の方も気づかなかったようでこの利用者さん朝からずっと咳をしていてずっと隣に主人がいたらしい　　あまりにも咳がひどいので大丈夫か聞くと家族にインフルエンザの人がいて移ったかもしれないと言われたので慌てて病院に連れて行くと　ビンゴ　インフルエンザだったというのでずっとそばにいた主人の熱を計ると37.2℃あるので家でも注意して看ててあげてくださいということだった　うそっー　　困るんですけどー　そんな疑いがあるなら身体が弱ってる人たちのくるディケアに来る前に家族が病院連れて行ってよ　　咳してる本人もつらかったんじゃないのー?　　主人を送ってくれた看護師さんも介護師さんも申し訳なさそうに誤っていたけどこれで主人がインフルエンザにかかったらどうなるんだろう　でも家に帰ってからは熱も36.7℃に下がっているし気分は悪くなさそうだけど2.3日様子見ないといけないな　　お願い　かかりませんようにー　明日は訪問看護もあるから安心　ちゃんとみてもらおう　どうか熱がでませんように・・・・

  2007.03.21

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• 訪問看護、リハビリの日

  　　今日は午後から訪問看護があったので担当のHさん、Oさんが来てくれた　そして私が最近立位の練習で足ががくがくしているということを話したらリハビリのM1さんも一緒に来てくれた　週2回は訪問看護をいれてるけど訪問リハビリも一緒に入ってくれるのでPTの専門リハビリの先生が確認のため来てくれることもあるので助かる　　今日はPTのM先生が1時間念入りに身体をほぐしたりリハビリをしてくれて看護のお２人にみっちり主人のリハビリの仕方を教えてくれていた　私も立会いして今までやってなかったことはないかやり方が間違ってないかを確認することが出来たので少しでも気になることがあると確認できるので良かった　在宅になってベットを介護保険でレンタルしているけど床ずれ予防のエアマットを使用しているため主人を寝かせたとき位置が悪くベットの上に身体を治したいとき今使っているエアマットではすべりが悪くリハビリの先生から習ったやり方では主人の身体を私一人で抱えてベットの上へ滑らすことが出来ないので看護師さんに話したらスライダーを使ったら便利だと教えてもらった　私は車椅子からベットへ移動するときに使う固めのスライダーのことかと思ったらこれがなんとうすーい布切れの事　最初はこんな布で人の身体をすべらせることができるのかと思ったらなんとまか不思議、出来てしまった　布を頭から腰の位置までまでいれて私は主人の足と腰を持ち上げて上にすべせるだけ　これでスルスルスルーと主人がベットを滑ってちゃんとまくらの位置に寝かせることができる　　便利ー　病院にいたときに出来てもマットが違えば習った介助方法が使えなくなるということも勉強になったし又それが出来るように工夫している介護用品がある　　本当に便利　でも時々思うけど行ってみないと教えてもらえないこともあるから何でも、どんなことでも言って見るべきだなと感じる　教えてもらえないというのは変な言い方だけど相手も、わかっているはず、今必要ではないということでタイミングがあるんだろうな　リハビリもこちらからこういうリハビリをしてほしい、又、今こういうことはできる、反応があるということを話しておかないといけない　みっちりリハビリをしてくれたので主人はかなり疲れたようだけど体力をつけるのも必要だからね　　頑張りましょうね　　　　

  2007.03.20

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• ディケアに慣れてきた

  　週3回、月、水、金のディケアも主人は少しずつなれてきたような感じ　ディケアに行くと結構忙しくしているようなのでよかった　でもディケアに行くことの意味はわかってない　週3回行っていることもわからない　朝、「今日はディケアに行ってリハビリしてお風呂にはいれるよ　そしてまた帰ってくるんだよ」というと私の言った言葉をそのまま繰り返す　毎日、話すたびに私の言った言葉を繰り返すだけだったり意味不明の言葉を言う主人　「今何番目かな?」というので「何が?　何が何番目かきになるの?」と聞くと主人は「何が何番目かな」と答える　「何パーセントかな?」と聞くので「何が何パーセントか知りたいの?」と聞くと「何がかな」と答える　あいかわらず声はかすかにしか聞こえない　いつになったらもっと声がでるんだろう　いつになったら会話ができるんだろう　家に帰ってきてからは病院にいたときとは違い私の介助率はかなり増えた　食事の度にベットから車椅子への移動、そしてシ反対にベットへの移動これだけで私は主人を少なくとも6回は抱えなければいけない　リハビリも家でも毎日するようにしている　立位の練習、座位の練習、そして硬直を予防するように身体をほぐしてマッサージ、そして話す練習、記憶の練習　主人に覚えていることはある?って聞いたら「覚えていることはないよね」と言われた　毎日私は誰?って聞くけど「誰かな」と返されるのがつらい　思い出せなければせめて記憶できてほしいと思うけど今のところ記憶することもできない　でもテレビをニコニコしてみたり笑ったり、悲しい場面では目を潤ませている　　今よりもっと回復すると信じている　まだまだ時間がかかるんだろうな　　

  2007.03.19

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• ハッピーバースデイ

  　　なんと昨日は主人の誕生日だった　　忘れてたー　今週の初めまでは覚えてたのになんやかんやで忘れて今日の朝突然思い出してしまった　主人に「おはよー　昨日誕生日だったんだよ　47歳になったね」と声をかけると口を動かしているけど声がでてない　「ごめんね　昨日できなかったから今日お祝いしよう　ケーキかって来るね」というと笑っていた　去年の誕生日はICU(集中治療室)で迎えていたので今年は退院と誕生日のお祝いをしようと思っていた　元気なときは誕生日なんてしなかったけどなんだか今年はしたい気分　ケーキを買いに行ってちゃんとメッセージを入れてもらった　退院と誕生日おめでとう　誕生のお祝いだけど今生きててくれることにもたくさんのありがとうをこめてお祝いした　　でも昨日なのに忘れててごめんなさい　　

  2007.03.17

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