ヒーリングな毎日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑
写真は井の頭自然文化園の「ウシガエル」。でかっ！！

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つい数日前「自分のしたことは、自分に返る」という法則をしみじみ感じることがありました。
ちょっとだけ、聞いてくださいね。

１年と少し前、保育園で年長組だったうちの子は、クラスを仕切っているＹ奈から毎日いじめに遭うようになりました。

「死ね」
「うんこババア」
「あんたなんか（遊びに）入れてあげない」

毎日こんな言葉を言われていたのです。
しかし、気の強いうちの子は、相手に向かって
「なんで遊びにいれてくれないのっ！！！」
と逆ギレして、号泣しながら怒ったりしていました。（さすが我が子。。。^^;）

「ある程度は社会勉強だし、小さい頃にもまれれば、強くなれるし」
と思っていた私は、何か言われたときの対応を教えたりはしましたが、基本的に見守っているだけでした。
そして毎日子供の様子を見て、時にはハラハラしながら、
「この２人の間に、一体どんな学びがあるだろう。。。」
と思っていました。
もちろん、ここぞという時には介入するつもりで。。。

そして、ある時保育園にいくのをいやがり、元気がなくなったのをみて、これは出番かな～と思い、保育園の先生に相談しました。
何となく事情を感じていたらしい保育園側は、その後クラスで話し合いをして

「死ねなんて言葉は、絶対に言ってはいけない」
「自分が言われたらどんな気持ち？」

などと、それを機会に、子供たち全体に指導したようでした。

でも保育園というのは学校と違い、いじめという存在を認めません。

「まだ小さい子供。悪気はない」
「兄弟と同じように育っている」
「わがままでも何でも言い合える親しい仲間」

という、はっきり言って大人の思い込みでしかない基本スタンスがあるからでしょう。
何となく甘いんですよね。。。
ですから、その後もＹ奈のいじめは影に隠れて続いたのでした。

そのＹ奈は、２歳の時にご両親の壮絶なバトル＆離婚を体験していました。
毎日のバトルはかなり凄かったそうで、Ｙ奈は1歳年下の弟を抱いて、震えて見ていたそうです。
更に離婚の際に母親から拒絶され、弟共々父親の実家に引き取られたのでした。
その心の傷はかなり深いようで、３歳で保育園に転入してきた時には、すでにかなりの意地悪っ子で、他の保護者の方からも「Ｙ奈ちゃんはちょっと、ね。。。」と避けられていたくらいだったんです。
そして、お友達へのいじめ。。。
幼い頃の環境が子供に与える影響を、しみじみ考えさせられたのでした。

毎日いじめられていたうちの子ですが、幸い肉体的に打たれたりということはなかったので、次第に慣れて強くなり、いじめられつつも無視したり、時には先生に言いつけたりして、それなりに過ごすことができるようになりました。
他にもお友達はいましたので、孤立するということもありませんでした。
そして、無事卒園。
運よくＹ奈は違う小学校でしたので、ホッとしたのは言うまでもありません。
そして最近は、Ｙ奈のことなどすっかり忘れていました。

ところが数日前、あるママ友からこんな話を聞きました。

「ねぇ～聞いた？Ｙ奈ちゃん、入学早々いじめにあって、大変だったらしいわよ」
「え～～？自分がいじめたんじゃなくて？いじめられたの？」

あのＹ奈がいじめられるなんて、あり得ない！！

「それがね、Ｙ奈ちゃんはああいう性格でしょ！生意気って思われたらしいのよ。
それで大勢の子に「死ね」って言われてかなり酷いいじめにあったらしいわよ。
食事も喉を通らないくらい落ち込んで、学校に行くのもいやがっていたらしいよ。
おばあちゃんが怒って学校に乗り込んで、大変だったんだって！」

そこで私は、実は保育園時代に子供がＹ奈にいじめられていたことを伝えました。
するとそのママ友は、しみじみとこう言いました。

「自分のした事って、自分に返ってくるのねぇ。。。」

そう、そうなんですね。。。
小さいＹ奈にも例外なく、自分のしたことが返って来たんですね。
「こういう環境で育ったから仕方ない」
と、周りに責任転嫁をすることは、エネルギーの世界ではできないんですね。
背後にどんな理由があろうとも、その時自分が何をしたか、という事だけが全て。。。
悪意をばら撒けば、悪意が返ってくる。。。
愛を与えれば、愛が返ってくる。。。
例外はなし。。。

誰でも影の部分がありますし、無意識だったりすることも多いですよね。。。
完璧な人間なんていませんし。。。(^^;)
これを機会に、私も自分自身をもう一度よく振り返ってみよう。。。と思わされた出来事でした。

愛が返ってくる生き方をしたいものです。。。