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2007.12.16
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カテゴリ:子育て
今日はやっと七五三の写真撮影に行ってきました。
「もう12月だし、こんな遅くになるまで引っ張ってる家族なんて、きっと無いよね~☆」と思いつつスタジオに行ったところ、そこには大勢の七五三写真撮影の家族が。。。
確かに、今の時期はピーク時より空いているし、ずっとお安いお得な時期♪
皆考えることは同じなんですね~♪ 賢いわ~(笑)♪

今日は衣装を選ぶ際から、親子の意見が分かれました。

「こっちのピンクの着物が可愛いんじゃない?」
「やだ!ピンクはキモイから!こっちの水色がいい!」
・・・って、それは超派手な浅黄色だし・・・。

「ドレスの髪型は、お花をつけて飾ってもらったら可愛いね♪」
「やだ!かんむりがいい!絶対かんむり!!」
・・・って、ティアラ付けると何だか妙に色っぽ過ぎないかい・・・。

「ブーケはこのお花がドレスに合うわね♪」
「やだ!こっちの白い薔薇にするっ!」
・・・って、色的にぼやけると思うんだけど・・・。

というようなやり取りの後、子供の思い通りの姿で写真撮影も終わり、ホッと一息。
3歳の頃は、全部私が段取りしても文句も言わず、ニコニコ写真に納まってくれたのですが。。。
もう、自分を主張する歳になってきたんですね~。手を焼きます(笑)。
でもうちの子は何に関してもハッキリと自分を主張してくれるので、ある意味とても安心しています。

よく「我が強い」という表現がネガティブに使われますよね。
でも私は基本的に「我」をしっかり持っていることは、とても大切なことだと思うんです。
(「我」という言葉の細かい定義で遊ぶつもりはありませんので、私が言いたいことを文章から読み取っていただければ幸いです)

日本は文化的に「空気を読んでその場に合わせる」ことが大切な国です。
それ自体は素晴らしいのですが、その際にどうも「我」の持ち方がぼやけてしまいがちだと思います。
我が育ってないから、自分が何を感じているのか分からない状態で周りに合わせてしまったり・・・。
ここは主張を通すべき・・・という場面で自分の気持ちを抑えてしまい、心の病気になってしまったり・・・。
我が曖昧なので、現実でのバランスを取ることが難しくなっているんです。

我がしっかりと育っていることって、とても重要だと思います。
我が育っていない人は自分がないので、自信がなかったり、一人で決断できなかったり、何でも人に頼ったり・・・という傾向が強いように思います。そして自分のことに責任をもてません。
ですから、
1. まず我をしっかりと育て、「自分の気持ち」をよ~く知ること。
2. その上で出すべきところ、引っ込めるところをわきまえていくこと。
が大切なのではないかと思うんです。
我がないと、出すことも引っ込めることもできませんからね。

確かに、どこでも自分の主張ばかり通す我の強さは傍迷惑です。
ただそれは「我」そのものが問題なのではなく、「思い通りにしたい」という心の欲求の部分の問題なんですよね。
また「周りのことを考えない自己中心的な精神構造」の問題である場合もあるでしょう。
それを「我が強い」という表現で言うので、実は違う問題が一緒にされてしまい、本質から微妙にそれてしまうんです。
(これはまた別の機会に書きたいと思います)

「我」がしっかりしていれば、誰かの意見に飲み込まれる(つまりセンタリングが無くなってしまう)ことはなくなります。
他人の意見はそれとして「自分はこう感じる」という部分を大切にできますから。
ですから、上手な「社会的対応」もできるようになってきます。
相手を尊重することもできるようになります。

子供がこれから大きくなるにつれて、どのように自分の我をコントロールし、バランスを取っていくようになるのか・・・。
学校やお友達関係が上手くいくかどうかは、そこら辺のところによる部分が大きいですから、子供なりの上手なバランスを身につけてほしいなぁ~と、親として願っています。

そして、子供との関係から学ぶことはとても深く、まずは私自身が自分と向き合わざるを得ないなぁ・・・とつくづく思います。
私だってお恥ずかしながら、全然完璧じゃありませんから・・・(^^;)。
「育児は育自」とは、よく言ったものですね~!
私も自分磨きしたいと思います♪



        





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Last updated  2008.01.24 16:29:41
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