昨年お寄せ頂いたご相談です。お答が遅くなってしまったこと、お詫びいたします!
<ご質問>
無料相談の枠に合うか分かりませんが切羽詰ってメールしてみました。
もしご返答頂ける内容でしたら宜しくお願いします。
『人付き合いに関して』です。
私は、飲み会や『楽しいとされている集まり』が苦手です。
お休みの日に数人のグループで遊ぶのも苦手です。
(限られた友達数人は大丈夫。引っ込み思案ではないようです。
日常的にも、初対面の場合でも自分からも話かけます。)
結構誘ってもらうのですが、うれしい気持ちと怖い気持ち両方あります。
飲み会などでは、皆 自由に発言しているように見えます。
楽しそうに話す人...、マイペースで相づちを打つ人...
私は... 楽しそうにしてるかな私...と さめた目で見ています。(自分を。状況を。)
そして、時々そんな私に周りは気づいているのでは??と警戒して
内心パニックになり、息苦しくなって顔が強張り、逃げ出して帰りたくなることがあります。
楽しい瞬間も、多々あります。そして内心パニックの苦しい状況も... 両方あります。
挙動がおかしくなって気付かれた事もあり、その時はあまりに気まずく
どうしたらいいか...としばらく落ち込みました。この先も不安です。
自分では(ヤバイ)と思った時にはもうコントロール出来ません。
いつ そういう状況になるのか自分では判断できていないんです。
いろんな方から個人的にも誘ってもらうのですが、
(多分 平気そうだからですよね...。内心は急に不安になります。)
その時も、仲良くなりたい気持ちに応えられるか怖くて心から楽しめません。
緊張してそれが伝わり、気まずくなったら...と思うと恐ろしいんです。
状況や空気を読もうとし過ぎたり、
自分をさめた目で監視したり、
緊張を伝染させたり しない為の手段を知りたいです!!
何が問題でしょう・・・・
「仲良くしよう。」と出された手に
躊躇なく触れることが出来るようになりたいです。
よろしければ ご回答をお願いします。
Oさん
<お答え>
実は私も大勢の人のいる場所に出るのが苦手なタイプなので、Oさんのお気持ちはとてもよくわかるんです(^^;)。
そして、周りの人にそう思われていない・・・というところもそっくりです(笑)。
それでも私があまり周りを気にしないでいられるのは、自分の中心を見失わないからだと思います。
平たく言うと、私のことをそのまま受け入れてくれないのなら仕方ない、と思っているんです(強気?笑)
>「仲良くしよう。」と出された手に
>躊躇なく触れることが出来るようになりたいです。
Oさんが、このように思われる理由はなんでしょうか?
どうして仲良くなりたいのでしょうか?
「仲良くしたい」というのがとても自然な社会的な欲求なのは確かです。
そして世間では一般的に「みんなと仲良くすること」が良いこととして推奨されています。
また、人と仲良くできれば人生がより楽しくなるのも確かかもしれません。
でも、なぜ自分がこんなにつらいのに、本当の自分を殺してまで「仲良くしたい」と思ってしまうのでしょうか。
そこをよく見つめてみると、解決のヒントになるかもしれません。
今のOさんの状態は「自分が主体的に選んで仲良くしたい」というのとは少し違うと思います。
その状態は、ご自分のセンタリング(中心軸)がぶっ飛んでしまっている状態です。
これでは、自分の中心がなくなっていますから、パニックになるのは当然なんです。
まず、自分がどのような関係を人々と持ちたいのかをもう一度見つめ直して下さいね。
>状況や空気を読もうとし過ぎたり、
>自分をさめた目で監視したり、
>緊張を伝染させたり しない為の手段を知りたいです!!
残念ながら、大勢と一緒にいることが苦手という特徴は、今更変わりません。
これは、受け入れないといけない事実です。
自分をなんとか変えて周りに合わせようと思っても、それは絶対にできないことなんです。
ですから、そういう実現不可能なことは諦めて、まずはありのままの自分を受け入れましょう。
その上で、適切な社会的対応を心がけること。
それが今、Oさんのなさるべきことだと思います。
具体的には、「上手くやろう」という気持ちを潔く諦めましょう。それは無理です。
楽しくない場にいるとき、無理に楽しいと思うことはできません。
それを無理に楽しもうとしたり、楽しいと思いこもうとするからつらくなります。
実際に、こういうケースでノイローゼになってしまう方もいらっしゃいます。
運よくその場を楽しめているときは十分に楽しみ、そうでない場合には
「自分は全然楽しくない。でも、誘ってくれた方に失礼にならないようにしよう」
と醒めた意識を持って、自分にできる範囲内で割り切って演じることが必要です。
ここをしっかりと押さえることが大切です。
緊張してしまったら、「あ~、緊張しているな」と、その自分を認めて感じてみてください。
その際、決して「緊張しちゃだめ」と自分を責める必要はありません。
緊張したって、全然悪くないのですから。
また、楽しくなさそうなのがばれてしまった場合は、笑って開き直ることが一番です。
だって、本当は楽しくないのですから、仕方ないではないですか!
無理していることは、いずれバレます。
だから、バレてしまったら隠さないことが大切です。
できないことをしようとしてはいけません。
ただし、笑顔で!というのはポイントです。
例えば、もし飲み会などの場で緊張していることや楽しくないことに気づかれてしまったら、
「私はどうも人がいっぱいいると緊張しちゃうの~。気が弱いのね~(笑)」
「沢山の人の前で気の利いた話をするのが苦手なのよ~」
「今日は疲れちゃって、ばて気味なの。歳ね~(笑)」
「でも心は楽しんでるから大丈夫よ~。気にしないでね~」
などと笑って言えば、誰もOさんをとがめはしません。
そして、いつも常に自分の中心を感じてください。
それは、自分の本心をよく知るということです。
自分以外のものに、無理に合わせないことです。
自分の中心としっかり繋がれるようになったとき、自分が本当に望むことがわかり、それに必要な選択ができるようになります。
Oさんと本当に良いご縁のある人たちは、例えOさんが緊張していたり、人づきあいが上手でなくても、Oさんへの好意が変わることはありません。
それでもOさんと一緒にいてくれます。
色々な方から誘ってもらえるということは、皆さんOさんに対して良い印象を持っているということです。
そんなご自分に自信を持って、自分らしくいて下さいね。
そしてOさんがいつも自分らしくいることができるようになったとき、人づきあいを今ほど苦手と思わないご自分をきっと発見されることでしょう。
Oさんが自分らしくいることを受け入れ、楽しい毎日を送られることを、心から応援しております♪
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