これは最近、私の友人Ａさん＆Ｂさんに実際にあったお話です。（ご本人の了承のもと書いています）
ＡさんとＢさんは独身女性。そろそろ素敵なパートナーを見つけて結婚し、地に足のついた人生を歩みたいと思っていました。
そこで、様々なスピ本に書かれているように、「どんな人と結婚したいのか」というリスト作りをすることにしました。
条件は沢山ありました。
Ａさんは、湘南に住んでいて、一軒家を持っていてるような人･･･。
Ｂさんは、お仕事は普通のサラリーマンじゃなくて、映像関係とかクリエイティブなお仕事をしている人･･･。
その他にも、それぞれ性格とか、誠実な人とか、色々な条件を考えていたようです。
で、実際にはどうだったかというと･･･。
ある日、Ａさんのところに、昔の同級生から思いがけず連絡が入りました。
懐かしく思いメールのやりとりをするうちにとても意気投合し、何だか盛り上がってさっそくデートすることに・・・♪
デートの当日、彼はなんと薔薇の花束を持ってやってきて、おしゃれなレストランに連れて行ってくれたそうです。
デートのペースもＡさんに合わせて気を使ってくれて、非常に思いやりがある人でした。
更に彼は湘南に一戸建ての家を購入済み･･･。イメージ通りの人でした。
でも一つだけ決定的な問題がありました。･･･彼は妻帯者でした。
ショックを受けたＡさんは何でこうなったのか考えてみたそうです。
そして気づいたのは、彼女は「湘南に住んでいる」「一軒家を持っている」ということに関して、非常に明確に視覚的イメージが湧いていたそうなのです。
でも、「独身」というようなことは、望んではいたのですが、全然イメージに入っていなかったそうなのです。
Ｂさんは、知人から男性を紹介されました。その人は、なんと映像関係の方。
業界でも成功している、とても素敵な人で、独身でした。
周りの知人たちも応援してくれて、何ともいい出会いです。
でも彼は、映像関係という条件はバッチリ合うものの、Ｂさんが心の中で望んでいたタイプの男性ではありませんでした。
Ｂさんの場合も、出会いたい人の仕事などについてはハッキリとイメージが湧いていたにも関わらず、キャラクター的にどういうタイプがいいかという部分は、考えはあっても、それを具体的にイメージできていなかったそうなのです。
これらの例から言えることは、心の中で望んでいると思っていても、それが具体的なイメージとして確立されないと、その現実を創ることは難しいということなのです。
つまり、現実を創るには、ウンウンと念じるように思い詰めたことよりも、軽いノリでもくっきりイメージできたことが、最優先でやってくるのです。
よく「イメージング」とか「ビジュアライゼーション」と言っているのは、そういうことなのですね。
*****でも、ここからがポイントです******
私の個人的な経験を振り返ってみても、視覚的にアリアリとイメージできたことは、本当に実現します。
ただ、自分の我欲で何でも思うがままにしたい･･･ということだけ考えていても、必ず成功するとは限らないのです。
私たちには、今世の魂の学びが必ずあります。
その学びのテーマにかかわることは、ちょっとやそっとイメージしたからと言って、そう簡単に実現しないものです。
なぜなら、それが学びだからです。
なぜこういう現実なのか･･･自分がここから何を学ばなくてはならないのか･･･。
それらを謙虚に受け止めて見つめていくと、徐々に物事が見えてきます。
自分が正面から学ばなければならないことから、逃げてはいけません。
スピリチュアルな法則を、学びからの逃げに使っては全く意味がありません。
どちらにせよ、それが学びの場合、学びが終わるまでは成功しません。
結局のところ、私たちが人間として生まれてきた理由は、我欲を満たすことや何か特殊なことをすることではなく、自分のいるポジションを受け入れて愛し、毎日を淡々と、地に足をつけて前向きにしっかりと生きていくこと･･･そしてそこから学んでいくこと･･･それに尽きる気がします。
「自分がこうしたい」と表面的な我で思い描く人生像だけにこだわるのではなく、自然にめぐってくる出来事をしっかりと受け止めて、それを掘り下げて育んでいく人生も、実りある素晴らしい人生になると思いますよ♪
そして、そのように自分の人生を真正面から生きたとき、必ず何かの導きがあるのだと思います。
ＡさんもＢさんも、今回の件は非常に大きな気づきとなったようです。
そして前向きに、自分らしい人生を日々過ごされています♪
そんな彼女たちには、きっと近い将来、良い展開が待っていると信じています。
と、わかったような事を書いていますが、私も自分のこととなると難しく、色々と迷ったり悩んだりしております（笑）。
でも、そうやって心を動かし学んでいくことが人生なんだな～としみじみ思う今日この頃です♪
決して逃げずに、自分の人生を精一杯生きてまりましょう♪
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