つい先日、イギリスの大学院に在籍し、現在日本に滞在しながら日本文化について研究されている博士課程の学生さんからメールが来ました。
その方は、日本のスピリチュアルについて研究されていて、学術論文を書くために、日本のヒーラーや霊能者にインタビューをしているそうで、私にもインタビューをさせてほしいというお申込だったのでした。
非常に流暢な日本語のメールに驚き、日本のスピリチュアル業界について研究する外国人・・・という部分にも単純に興味が湧きまして(^^)、インタビューをお受けすることにして、今日の午前中にお会いしてきました。
その方はヨーロッパの某国の男性でしたが、何ともまあ、波動が日本人でした~(笑)♪
ファミレスで話をしていても、周りの景色に見事に溶け込み、全然浮いていないんです。
正直、うちの子の方がよっぽど外国人波動です(笑)!
小さな頃からクラスメートに日本人がいて親しくしていたそうで、きっと過去世は日本人だったのだろうなぁ・・・と確信させる方でした。
日本に興味があって研究しているうちに、なぜかスピリチュアルを題材に選んだそうなのですが、これも何かきっと役目があるのでしょうね。
面白かったです☆
私の活動に関するインタビューが終わったあと、他のインタビューから得たという色々な情報も頂き、とても有意義な時間でした。
ただ、その中のお話で気になったのは、彼がインタビューした30人位のヒーラーの多くは、ほとんど施術経験がないということでした。
そして、ほとんどのヒーラーは、元々特に能力があったということではなく、ヒーラーになりたいと思ってヒーリングスクールに通い、先生から習った通りにヒーリングをしているだけなのだそうです。
これにはちょっとビックリしました☆
それってとっても怖いことですよね・・・。
せめてアロマや鍼灸、その他整体等をはじめとする技術系の資格を、ヒーリングとは別に持っているのでしたら話は別です。なぜなら、その部分についてはそれなりの技術があるので、最低レベルのサービスが提供できるからです。
でも、もしヒーリング(エネルギーワーク)だけやっているのだとしたら、もともと感覚がなく、施術経験もほとんどないような方々に診てもらう・・・ということになりますから、それは本当に恐ろしい事だと思います。
経験を積むためにボランティアで無料でセッションしたり、低料金でのセッションというのならまだ分かります。でも今日のお話では、皆さん最初からかなりの金額の有料セッションをしているようでした。
時々仲の良いヒーラーさんや霊能者さんと話をすることがあるのですが、やはりこういうお仕事というのは、自分がしたいからするのではなく、「役目を与えられる」「人々のために用いられる」という観点が必要ではないかと思うのです。
もし役目があれば、ヒーリングスクールに行かなくても、必ず必要な能力は備わります。
もちろんスクールに行ってテクニックをさらに磨くのは良いことですが、はっきり言って必須ではありません。
また、必要とされる十分な施術経験も、役目があるなら自然な形で与えられます。
例えば、私や私の親しい方々は、皆幼い頃から自然と能力が開花し、本当に自然に道がついていった感じなのです。
そういう流れや役目が与えられていない限り、人を癒すというのは、なかなか難しいと思うのです。
そして、もし役目がなければ、サロンを開業してもきっと人は来ないでしょう。
それを無理に広告を打ったりしてつなぎとめようとしても、それは意味のない事なのです。
なぜなら、ヒーリングとは、癒しを必要としている人の為にあるのであり、ヒーラーがやりたいからすることではないからです。
今日もお話の中に出たのですが、最近のスピリチュアルブームによって、「特別な能力が欲しい」「特別な存在になりたい」と思う方が増えて、多くの方が本来の自分の役割を見極めないで、ヒーリングやサイキック能力を取得するために、無駄で膨大なお金と時間を費やしているような気がします。
それは非常にもったいない事だと思います。
人間というのは、自分の持ち場が必ずあります。
それをしっかりと見極めて、自分が持ち場で自分の力を発揮したとき、本当に心も体も満たされるのだと思います。
それこそが、魂の願いを実現するということなのです。
そして、それは私も同じことだと思っています。
今はこうしてヒーラーとして用いられていますが、もし私のヒーラーとしての役目が終わったならば、きっとそれなりに別の道に行くことになるでしょう。
そこら辺はちゃんと見極めないとならないな・・・といつも自分に言い聞かせています。
ぜひ周りに惑わされず、自分の道をしっかりと見つけて、ぶれずに歩んでいきたいですね♪
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