前回のブログで、スピリットリリース（除霊）には憑かれてしまったご本人の意識改革も必要・・・ということを書きましたが、これは書くのは簡単、やるのはとっても難しいことです。
私も含めて、人間というのは「頭ではわかる」のだと思います。
でも、頭でわかるのは非常に重要なのですが、それだけじゃだめなんですね。
ふと心に湧いてくる想いや、ついやってしまう行動というのを変えていくことができないと、なかなか変化は現れません。
それは除霊に限らず、生きていく全てのことに関して同じことが言えるのですが･･･。
そんな時にひとつの方法として有効なのが、ヒプノセラピー（催眠療法）です。
私がやっているのはほとんどが前世療法といわれるもので、今は意識からすっかり無くなっている前世の記憶を思い出すことで、今の行動や想いの原因を見つけ、根本から解放していこうというものです。
ここでは前世があるかないかは問題とされません。
前世としてイメージを見て、そこに現在の問題の原因となっているパターンを見つけて気づいていくのがポイントです。
ですから、前世を信じてない人でも受けることはできます。
催眠になかなか入れなかったり、前世が見えないという方も稀にいらっしゃるのですが、その場合は誘導してイメージワークを行います。
すると、心にある癖、思いこみなど、自分では気づいていなかったものがパターン化されて現れてきて、大きな気づきに繋がっていきます。
これはその方に合わせてセッションを組み立てますので、人によって内容は全く変わってしまいます。
それゆえにとてもダイナミックで面白いセッションです。
6月にヒプノセラピーのセッションを開始して以来、どちらをやるにせよ、まず例外なくほとんどの方が体験されることがあります。
それは、「不思議な涙」です。
決して、思い出したことが悲しいとか、感情が高ぶって･･･ということではないんです。
でも、前世を思い出して再体験し、催眠状態でその振り返りをすると、ほとんどの方が涙を流されるのです。
「何で出てきたのか分からないけれど、涙が止まらない」
「別に悲しいわけでもないのに･･･」
「不思議です･･･」
と、皆さん口を揃えておっしゃいます。
恐らく、深い意識の奥の方に溜まっていた想いが、セラピーを受けてその前世を思い出したことで解放され、それが涙という形になって表現されているのだと思います。
そして、涙を流された皆さんは、何かしら吹っ切れたり、スピリチュアルな体験をなさったりして、変化を感じられることが多いようです。
意識とエネルギーの世界は重なっていますので、意識の持ち方は非常に重要です。
何か気持が行き詰っているときというのは、自分では気づかない思考パターンにはまっている場合がほとんどです。
実際、ヒプノセラピーを受けて色々観た人でも、最後のカウンセリングで私が指摘するまで、そこに隠されたパターンに気づかなかったりすることが多いのです。
そのくらい、自分のことは気づけないものなのですね。
ヒプノセラピーは、そういう場合に自分のパターンを超えて、新しい意識の段階へ昇っていくための一つのツールと言えるかもしれません。
非常に奥が深いヒプノセラピー。
私もヒプノセラピストとして、更に研鑽を重ねて行きたいと心から思う今日この頃です♪
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