最近よく感じることは、自分の欲求と必要性を取り違えたり、誤魔化してしまう方が結構多くいらっしゃるな~ということです。
具体的には、例えばスピリチュアル系の場合ですと、
「このクリスタルが欲しいと思うのは、このクリスタルのエネルギーが必要だから」
というパターンでしょうか♪
皆さん心当たりありませんか!?(笑)
とはいえ、これはある意味事実で、確かにそのエネルギーを必要としていることは多々あります。
私もリーディングの時に、「きっと今はそのエネルギーが必要なんですね」とお話することがありますので、否定はいたしません。
でも、決していつも「必要=欲しい」ではありません!!
反対に「欲しい⇒必要ということにする」という場合もとっても多いのです。
これは、特に欲しいものが高価な場合に顕著に現れます。
欲しいなら素直に「欲しい~♪」と購入すれば済むことなのに、皆さん買うための言い訳や「正当な」理由を探します。
そしてその理由ナンバーワンが、「必要としている」なのです。
必要でないものは、買ってはいけない・・・そんな贅沢は自分には釣り合わない・・・という思い込みがあるのでしょうか・・・。
必要なら買ってもいい・・・という観念があるのは事実ですよね。
ちなみに、その思い込みがあると、金運はやってきません。
自分に豊かさを許していないので、流れ込んでこないのです。
また、流れてきてもせき止めてしまうので、あっという間にいっぱいになって、それ以上受け取れなくなってしまうのです。
必要かどうかは、いくらでも理屈でつけられます。
でもそれは自分の気持ちをごまかすことです。
続けていると、感覚がマヒしてきて、自分の本当の気持ちに気づけなくなります。
まず大切なのは、自分がそれを欲しいと思う事実を認めてあげること。
そして、欲しいと思うことに対して罪悪感を持たないことです。
「欲しい」に、理由は要りません。
皆さんは、欲しいものをただ純粋に「欲しい」と思っていいのです。
誰に遠慮することもありません。
昔アフリカ(イスラム圏)で国際協力プロジェクトをやっていたとき、現地の男性の一番の願いは、奥さんを沢山持つことでした(笑)!
男性はラジオや自転車を持つことが、子供を学校に行かせたり可愛い服を買ってあげることより優先の場合がほとんどで、ボロボロの服を着た子供のお父さんが、立派なラジオを買ってみんなに見せびらかすなんて当たり前でした。
また女性は服飾類への欲求が強く、病気の子どもの薬代を出せずに死なせて泣いていた女性が、それから数か月後には、薬代よりよっぽど高価な衣装をお祭り用に購入して喜々としていたのを知っています。
衣装用の貯金はあったのです。でも薬代には使いたくなかったのですね。
日本人の感覚からは、とても信じられないのですが、本当の話です。
ここには一言では言えない長い歴史的・文化的な背景の違いがありますから、簡単に日本の価値観とは比べられませんので、一概に良し悪しは言いません。
ただ私がここで皆さんにお伝えしたいポイントは、彼等は自分の気持ち・自分の望むことをちゃんと分かっているということです。
とてもシンプルです。
日本にいる私たちは、そこまで究極の選択を迫られることはありませんので、もっと堂々と、自分の欲しいものを認めましょう。
言い訳探しにエネルギーを浪費せず、言い訳なしで、「欲しい!」という自分の気持ちを認めましょう。
なお、最終的に欲しいものを買うかどうか、それが手に入るかどうかは、また別の次元の話です。
気持ちを認めることと、その気持ちに対してどう行動にあらわすかは、わけて考えましょうね♪
本質はシンプルです。
皆さんが本当の自分に気づいて、ますます幸せになりますように・・・♪
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