新春浅草歌舞伎 1月25日
パソコンでネットが使えないので引き続き携帯から。浅草公会堂で新春浅草歌舞伎をみてきました。午前11時と午後3時の部があり、観たのは午前の部で、近松門左衛門作「傾城反魂香~土佐将監閑居の場」および河竹黙阿弥作「弁天娘女男白浪~浜松屋店先より稲瀬川勢揃いまで」三階の最後列でしたが思っていたより舞台が遠くなくてよくみえました。イヤホンガイドをレンタル、音声解説つきでたっぷり三時間、中村勘太郎、七乃助、市川亀治郎、中村獅童など若く楽しい歌舞伎を楽しめました。歌舞伎は初めてでしたが、獅童さんの楽しいご挨拶や拍手の練習などリラックスした雰囲気で始まり、公演中も客電を落とさず、演じる側と観る側が同じ空気、時間をシェアしてお茶の間感覚で楽しめ、ただ格式を大切にするだけでなく、今のお客様がより楽しめる舞台を作ることをも大切にしていることが、よく分かりました。吃りのため自分をうまくアピールできない役を勘太郎さんが熱演、夫をフォローしてなんとか偉いかたに認めて戴こうと頑張る妻役の亀治郎さん、演技が上手で面白かったです。二話の詐欺師の獅童さんは現代的、七乃助が美人として登場し途中で男とバレてからが抱腹絶倒。最後は派手にレビューみたいな見せ場あり。中村屋!など掛け声も頻繁でした。