ダンスオブヴァンパイア♪カテコですごいことが!(11/25マチネ)
お城へ行ってきました。かなり興奮してます(笑)お休みのあとの、伯爵さま!(祐一郎さん)声はつやつやで、すごいノリノリで、他の人には絶対に出せない色気とオーラにあらためて圧倒されました。クライマックスの吸血のときに少し、そして吸血後に高く片足を上げるようになったのですね!わっ!ってびっくりしました。「神は死んだ」と「墓場(抑えがたい欲望)」では、まったく別のオーラで別の色をした世界にワープ。彼が登場するだけで、変わる劇場の空気。心拍数があがります。彼だけがもたらす、この緊迫感と期待感と集中力。なんと贅沢な時間でしょう!!お席がよかったこともあり、もう天国のような時間。これがずっと続いてほしいと思うほどの至福の瞬間も。伯爵さまの存在を愛おしく抱きしめるように大切に感じた時間。そして最後に・・・・おどろくことが!カテコで追い出し曲がなって緞帳が開き・・・・。なんといきなり祐一郎さんは、上手側の階段に向かって何食わぬ顔?(ちょっとお茶目だったかな)で、ずんずんずん・・・・と歩いていき、そのままえいっと客席に下りちゃった!えーー!?なにが起こったのかと、黄色い歓声があがりましたよ。そして、通路を進んだかと思ったら、客席からある人の手をつかみ、そのままその人を連れて舞台上へ。そう!初代息子の吉野圭吾さんが、通路席で観劇されていたのです!!(そんなに遠くない席にわたし座っていたのに、まったく気づかず。もっと早くに気付いていたら、まっぴらー♪のダンスもチラ見できたのに、残念!)ちょっとくるくるっとしたなつかしのあの髪型でノーメイク(あたりまえか)ジーンズだったかな、ヘルベルトではないあの吉野さんが素のまま、伯爵の扮装をした山口さんと並んでいる姿。もう感激で泣きそうでした。ここでも、また熱い歓声が!!わーっと。さっと降りて、吉野さんを連れてまたさっと舞台にあがる祐一郎さん!行動が素早くて、凄くかっこよかった!!(通路近く、しかも吉野さん近くにいたため、祐一郎さんが通路に下りて歩いてきたときわたしは気絶しそうでしたが・・・)これぞ父上!(笑)初代父上+息子が今再び揃うというこの貴重な瞬間!いきなり連れていかれてライトのもとに立った圭吾さんは、すこし恥ずかしそうに控え目なかんじでいましたが、(ナチュラル+ちょっぴりハードな変わらぬファッションもめちゃくちゃかっこよかったでーす。お顔がすこーしふっくらされましたか)祐一郎さんは、もう最高に満足感いっぱい。ハッピーな笑顔をしていて。もう観ていて至福のときでした。祐一郎さんに関する形容詞は「至福」「凄い」幼稚園児のようですが、こんな感じしかもう出てこないです。もう一度フィナーレから吉野さんを交えてやり直して!おねがいって西野さんに拝む思いでしたが、まあ、それは望み過ぎですね。でーも!本気でそう感じてしまいました。やっぱり圭吾さんのヘルベルトは自分のなかでは、ベストでありデフォであり永遠なんですね。それを感じてしまいましたね。楽も近づいてきたせいか、みなさんの意気もあがり、まじめな禅さん教授にも、ゆとり・遊びがでてきて、開放的になってきて面白くなってきました。ヘルベルトに襲われかかったあとも、ちゃんとアルちゃんの首筋をチェックしてあげるようになったのですね。阿知波さんが戻られてから、やっぱり宿屋のバランスがとってもいいですね。母ちゃん、父ちゃん、という図式が自然で、あのパワフルな母ちゃんだからこそ横たわるシャガールへの泣きもドラマチックにゆすぶられます。クコール劇場は、リトルコゼットのメロディー(オルゴール風)に合わせ、クコちゃんが替え歌を歌いました。あの幕の向こうには、お城があるのよ~お掃除なんて・・♪とまさにいまのクコちゃんにぴったり!シャガール劇場(棺をのぞいた伯爵観察)は、「パジャマ(ラメ入りの)着ている伯爵発見!」でした。舞台があまりにも素晴らしくて、体温がぐぐっとあがってしまって、帰宅してからも、魂がもどってこない、そんな日になりました。急に冷え込み、お天気もいまひとつでしたが、心はぽかぽか・・いやホット!です。終わったあとしばらくはコート要らずでした。こんな素敵な日に観劇でしたこと、ほんとにありがたく思います。