2019年04月の記事一覧 | You&You Cafe 泣いても一生、笑っても一生！

ダンスオブヴァンパイア新ビジュアル♪伯爵様！

『ダンスオブヴァンパイア』のサイトがリニューアルされ、伯爵様（祐一郎さん）の新ビジュアルがでました。（公式ページはこちら）なんだか、今までとは違ったすこしホラーな感じのうける妖艶な伯爵様です！！が、牙はやはり長めなんですね(*^_^*)これが、今の『笑う男』のウルシュス様と同一人物だとは・・・とても思えませーん！！(笑)

笑う男~その後

11日に2回目を観てきました。10日にマチソワした方からご連絡もいただいていましたが、初日にウルシュス（山口さん）登場シーンで、「地震か~？」とおっしゃったのはキャラバンのドアが開かなかったハプニング（？）に対するアドリブだったことが判明。なので、その後は、この地震か！？はありません。貴重な初日でしたね(笑)ローテンションをあまり考えずにチケットを取ったため、初日と同じリトルグウィンプレン（下之園くん）でした。もちろん皆さん素晴らしいとは思いますが、ラブネバ―ダイのグスタフが素晴らしかった大前君のリトルグウィンプレンも観られると嬉しいなと思います。山口さんはもうだいぶ落ち着いたテンションで演じられてました(笑)ので、なんだかほっとしました。初日のあのハイテンションというか、大騒ぎ、大泣き・・・みていて、どうなるの？？というワチャワチャ具合は、やはり初日特有のものだった、とわかりました。座長として、仕切るときは、エドウィンドルードをすこし思い出します。グウィンプレンとのデュエットも、さらによくなりました。髪型がウェーﾋﾞｰなので、やはり随所で、祐バルを思い出し、キュンとなる。衛藤さんのデアは、歌唱力は平板な感じですが、ピュアで儚い感じは良く出てました。ただ、盲目感（？）はあまり感じられず、その点は、夢咲さんのほうが盲目感がよく出ていたな、と思います。2回目は1階センター席だったので、結構全体がよく観察でき、ワペンテイクが上野さんであることもやっとちゃんと確認できました（初日は、再現シーンのグウィンプレンの父はわかったけれど・・それ以外はあまり観察できず）またその他の方々もいろいろな役を演じていらっしゃることも細かく観察できました。やはりあまり目のよくない私は最低2度は観ないとだめなんだな、と思いました。昨日は九州からマチマチソワ、と三公演連続観劇でいらした友人と会え、短い間ですが、愉しいひと時も過ごせました(*^_^*)この公演にも、全国からみんながやってきます。祐一郎さん、お元気でがんばってね！！なんとなくストーリーがもやっとする部分があるといえばあるのですが、アンケートに書くにしても、なんだか感想がまとまらず、まだ書いておりません。

祐一郎さん！デビュー３８周年おめでとう！！

本日４月１０日、私は劇場には行けませんでしたが、祐一郎さんが、ジーザスで舞台デビューしてから３８年の記念日ですね。（今日の笑う男マチネのカテコの御挨拶で、浦井さんから、祐さんおめでとう！のお言葉があったそうです！嬉しいですね）最近お会いした古くから祐一郎さんを応援してきたファンの方は、ジーザスのときの祐一郎さんの筋肉はそれはそれは素晴らしくて惚れてしまった！！とのことでした。それを見ることはできませんでしたが、祐一郎さんが、いまだにオーラを放って頑張っていらっしゃることはホントに素晴らしいことだと思います！今回は地方公演はいけないのですが、東京公演でのウルシュス様、めいっぱい応援したいと思います。最近の祐一郎さんの舞台を拝見しますと、いままでの生き様、苦い思い出、その他味わった人生の色々な味わいを舞台における人物の造形に盛り込んできているな、と思うのです。まさに借り入れ・・・ではなくって、刈入れの時期！こうやって熟していく姿を見せていただけるのはファンとしては嬉しいですね。

『笑う男』開幕！＠日生劇場

東京公演、いよいよ開幕しました。★ゲネプロについてのＳＰＩＣＥのレビュー（写真あり）★初日特別カテコの映像は、公式ツイッタ－より閲覧できます。日生劇場、祐一郎さんを観るのは久しぶりです！祐一郎さんの新作。とても楽しみにしていて、祐友さんでまずは集まり、歓談。御天気もよくていい初日。遠征の方もいて、話がはずみます。その日バースデー観劇のお友達が超前方席に座るので、よーく観察してきてね！と御願いします！珍しく７人も集まったので、笑う男の話だけでなく、レベッカの話やら、ヘアスプレーの話、祐一郎さん話全般～他の舞台の予定の話・・家族の話・・その他、いろいろと盛り上がります。さて、始まりました！祐一郎さん、浦井さん、の新作でもある『笑う男』！！日生劇場で祐一郎さんを観るのも久しぶりだけど、ほんとに天井やロビーも含めて、雰囲気と奥行感も高さも感じられる好きな空間。まだ初日を終えたばかりなので、あまりネタバレはせず・・簡単に。祐一郎さんの役は、父性・ペイソス、興行主としてのすこしの怪しさ（？）と軽さ、が問われる役ですが、想像以上に、出番は多かったです。台詞も多いし、歌も多い。ビジュアルは、レベッカに比べればそれはそれは貧しい身なりなのですが、（バルジャン風味でもあり、ティアナンもちょっぴり？役柄としてはエドウィンドルードのあの役もちょっぴり？でも、やっぱり初な感じです）あの祐一郎さんなので、まあ、そこだけ、何故だか、ぴか！っとしてしまう印象はあります。動きも声も、演技も、祐一郎さんらしさ満開！といえるかな。今回は父としての愛、人間としての愛、若い二人によりそう優しさ・・。ワイルドホーンの曲はかなり難解です。浦井さんも、祐一郎さんもすごく真剣に取り組んだことと思いますが、それでもかなり難しそう・・・。これから、どんどん深まっていくだろうという予感がしました。哀しい話ではあるのですが、人間の生き様、豊かであるとはなにか、欲望とはなにか、人間と怪物・・・ノートルダムの鐘にも通じますが、誰が、本当の怪物なのだろうか。いろいろとそれぞれ胸に抱くものは異なるかと思います。先にこの作品を上演した韓国のバージョンを観たかたの感想などを拾い読みして軽く予習はしていましたが、それでも、１幕など、すこしわかりづらい部分がありました。ラストシーンも海かな、と思っていたら、パンフ読むと、テムズ川・・・のようですね。台詞もまだ、初日でしたので、すっとこちらの脳に入ってこない部分もあり、１幕はちょっと消化不良気味でしたし、アンサンブルさんたちも、知っている人が多いはずなのに、被り物などが多いせいであまり認識できす・・・・でーも！２幕はとてもいい曲も多く、祐一郎さんのウルシュスが、盲目のデアを膝に寝かせて歌う、彼を帰してのような、愛の込められた静かな歌もあります♪祐一郎さんにとっては、ほんとに新しい試み、役であると思いますし、まだまだ大きく変わっていくだろうな、という予感がしました。初日からウルシュス様ご自身が涙、涙で・・・こんなに泣いてしまって、哀しさをファンタジーとして昇華させようとはしているけれど、でも細部では、クールにみると、なんとなく？？という部分もあるんだけれど・・・・・という感じもしますが・・・いろいろと軌道修正がかかるかもしれません。（といいつつ、自分も含め７人の祐友グループは、其々、１階、グランドサークル、そして２階と別々な席でしたが、周りがあまりにも泣きすぎててかえって自分は泣けなかったわ、という感想が多かった）あ、祐一郎さん演じるウルシュスは、上手にただずむ時には（そのたびに？）コロレド猊下ではないけれど、両脇に美女たちがいて、がっちり密に接している（？）という発見が・・・(笑)いや、そうみえてしまう私の眼が可笑しいのですきっと・・(*^_^*)女王を演じている方（芸大出のクラシック系の発声の方）、敵役の宮原さんなど、歌唱力と存在感が凄い人もたくさんいますし、舞台装置は、豪華で素晴らしいと思います。異世界に飛びこんだ感はありますが、ハートに訴えかける部分が多く、なかなか見ごたえがある作品と言えるのでは？パンフレットも早速買いましたが、ひとりひとりにキャストに問いかけた「あなたが抗えない魅力を感じるものとは？」に対する回答がそれぞれ、とても面白くて、買ってよかった！！と思いました。終演後も、祐友さんと集まって軽く反省会をしましたが、結構好き！という人から、いろいろな点でうーんと思う部分があるよね、とか、それぞれの感想が聞けてとても楽しかった。初日らしいわちゃわちゃした感じが大きく感じられた祐一郎さんでしたが、これからどうなっていくのか、楽しみでもあります。ワイルドホーンさん（作曲）らは、７－１０列目くらいのセンター席にお揃いで、カテコでもご挨拶されましたが、奥様の元宝塚の方も座席にいらっしゃり（開演前にロビーにもいらっしゃいました）とても美しく人目を引いていらっしゃいました。ワイルドホーンさんの口からも「タカコ！」というお言葉がまた・・・。カテコでは、浦井くんに優しいまなざしを向けてアイコンタクトしていた祐一郎さんが凄く素敵でした。指揮者としては、塩田さんとともにパンフにお名前が載っていた田尻真高さんという若い方でした。来年の話題の新作！「ヘアスプレー」のチラシも置いてありましたのでいただいてきました(*^_^*)

速報！「ヘアスプレー」に祐一郎さん出演決定！

すごいニュースが飛び込んできました。来年（２０２０）６月、豊島区立芸術文化劇場のこけら落としシリーズであるミュージカル「ヘアスプレー」(主役は、渡辺直美さん）になんと、山口祐一郎さんがエドナ（主人公トレイシーの母親役！！）で出演されるそうです。ニュースは各所から上がってますが、ステージナタリーの記事はこちら。映画が超面白かったことを覚えていますが、たしか、主人公の母親役は、あのジョン・トラボルタが演じていましたよね。もちろん女装ですが、特殊メイクで別人になりきってた。すごく面白くていい役だったと思います。そして、主人公の父親は石川禅さんなので、祐一郎さんと禅さんは、この作品で初の（！！）ご夫婦役なんですね！！その他Crystal Kayさん、瀬奈じゅんさんや、平間壮一さん、上口耕平さん、なども出演されます。明日から「笑う男」が始まるので、どきどきしていたのに・・別の「どきどき」に襲われてしまいました～(笑)ヴァンパイア初演の製作発表で教授役をやる市村さんが「色々な役をやってきたけれど、とうとうここまで来てしまいました」と感想を述べてましたが、まさに、今度製作発表があったら、祐一郎さんの感想がまさにそれなのでは？とうとう女装ですよ～！！！お母さん役ですよ！！もう想像しただけで、可笑しくって涙目になりそう・・・(*^_^*)(^_^;)案外、祐一郎さんの今まで見せなかった部分が炸裂しそうで、それもこわい・・(笑)愉しみすぎるけれど・・・チケットが無事に取れるのでしょうか。＜顔写真入りのキャスト＞祐一郎さん、相変わらずこの写真！！なのに、お母さん役だなんて、そのギャップを想像しただけで・・・(笑)

思い出し日記～２月♪

★『レベッカ』（シアタークリエ）５日の千秋楽まで、祐一郎さんの出ている「レベッカ」に集中。前楽（４日ソワレ）と千秋楽の祐一郎さんのご挨拶がとっても楽しくてよかったことを思い出します。いろんなことがあって、いろんなことをそれぞれ乗り越えて・・また素晴らしい再再演となった、新しいレベッカ。来年にでもまた観たいくらいです！！★ディズニーブロードウェイヒッツ（パシフィコ横浜）世界のディズニー役者さんたち（海宝さんも含む）の素晴らしい歌が聴けました(*^_^*)終演後は、お見送りもあったので、直友さんたちと、ともに進み、海宝くんともバイバイ♪が出来ました（笑）★宝塚雪組『ファントム』千秋楽ライブビューイング（３か所申し込んで当たったのは新宿でした。でも、前方の端のほうだったので、すこし首が疲れました。内容はもちろん素晴らしく、そして、カーテンコールのご挨拶がまた立派なうえに、卒業される生徒さんたちのご挨拶まであって、あまり宝塚に詳しくないので、なんだか新鮮でした。★『ヘンリー５世』（彩の国さいたま芸術劇場）松坂桃李くん！！もう素晴らしい！シェークスピアなので勿論長台詞が多いのですが、たった一度も噛むこともなく、とても落ち着いていてそしてリラックスしたいいお声でした。そして、今回は狂言まわしのようなガイド役に徹した演出でもある吉田鋼太郎さんの客席を巻き込む語りも実に素晴らしかった。作：ウィリアム・シェイクスピア翻訳：松岡和子演出：吉田鋼太郎出演：松坂桃李 / 吉田鋼太郎、溝端淳平、横田栄司、中河内雅貴、他（そういえば、あの、はらしんさん（原慎一郎さんも出演されていました）★『ラブネヴァーダイ』（日生劇場）初演は観てなかった（オーストラリア版ＤＶＤを観て、それで満足してました）のですが、今回観てみたら、楽曲の素晴らしさ、舞台芸術、演出の素晴らしさに圧倒され、なんと２度も観てしまいました。最初は濱田さん目当てで、石丸ｘ濱田ｘ小野田ｘ夢咲で観たのですが（２階席）、あまりにも感動してしまい、今度はもうひとりのクリスティーヌの平原さんともうひとりのラウルの田代くんも、どうせなら、と観たくなりまして、探しましたら幸いにも譲って下さる方が見つかり、２度目は、その方のお隣で一階席（石丸ｘ平原ｘ田代ｘ夢咲）で、観ることが出来ました。いやー、ことばで語りつくせない素晴らしい作品でしたね。石丸さんの全力投球のファントム・・がまず素晴らしい！！正直石丸さんにここまで感動したのは初めてでした。ラスト、仮面の奥から涙やその他が流れ落ちているのが見えて、本気度・没入度が伝わって来て、胸を打たれました。ラウルがだめだめの飲んだくれになっていることとか、クリスティーヌがひそかにファントムとの子を宿し産んでいた・・・（この子役カ私が観たのは加藤くんと大前くん！～がまたすごいのだ！メロディーが超むずかしいのだ）ことなど、あらすじだけ読むとなんだか安っぽいメロドラマ風に聴こえてしまうけれど、アンドリューロイドウェバーはやはり只ものではないのですね。だから、この天才の作りだした超難解で官能的で哀愁も帯びたメロディーに載れば（ロック調もあり、クラシック調もあり、転調も多くほんとに大変な作品です）たちまち心の襞に入りくる芸術作品として、つきささってくる。指揮は、あの森亮平さん（って知る人ぞ知るかな？）。海宝さんのコンサートでもピアノ伴奏もしてくださる、気さくなお兄ちゃんに見える素敵な方なのですが、実は日本のレミゼ指揮者としては最年少でデビューした３０代の東京芸大出身の才能の凄い方。ファントム登場シーンでのあのじゃーん♪！！となる音楽の前には、大きく右手を上げられていたのを観察してました。華麗なる指揮で味わいもめりはりもあり伸びやかで、西野さんと森さんの指揮姿、とても好きなんです。濱田さんのクリスティーヌは声域的、声質的に役に合っているかと言われると、うーんという感じなのですがあの濱田さんなので、やはりすごいんです。よくぞここまで！と。また、もうひとりの平原さんのクリスティーヌはビブラートのかけ方が独特なので好き嫌いはまっぷたつに分かれそうですが、私はなかなか心に染み入り気に入りました。ｎ行の延ばした音だけちょっぴり気になりましたが・・・。実にソプラノの声が役にあっていて、繊細でクラシカルでよかったです。初演を見た方によると、クリスティーヌふたりとも初演より全然良くなっているという話でした。語ると長くなるので、このへんで・・・。★ミュージカル『イブ・サンローラン』（大手町よみうりホール）■作・演出：荻田浩一■音楽：斉藤恒芳■衣裳：朝月真次郎■プロデューサー：栫ヒロ■出演：東山義久／海宝直人（Wキャスト）伊東弘美皆本麻帆　上原理生大山真志川原一馬神田恭兵奥田努和田泰右青木謙、 RIHITO、中塚皓平、橋田康、小野沢蛍、中岡あゆみ安寿ミラおぎーさんの演出で、海宝さんがイブ・サンローラン役。メガネで繊細な男子（男性が恋人ですが・・・）を演じました。最初は、ちょっと微妙にも思えたのですが、観ていくうちに音楽も美しく、シュールな斬新さがあり、今までに観られないナイーブな海宝さんを観られて新鮮でよかった。歌だけではなく結構ダンスも披露します。恋人役はＷキャストだったのですが、上原さんは前半すこししか観られずすこし残念。ミスサイゴンなどでも活躍されていた神田恭平さんのソロも、なかなかよかった。また中塚さん、橋田さんらのダンサーたちの動きがとても官能的に素晴らしく、海宝さんも大きく刺激を受けたのでは？と思われました。伊藤弘美さんも出ていらして、なんだかあのマディソン郡の橋を思い出してしまいました。安寿ミラさん、もとても雰囲気、存在感があり、ココシャネル似合ってました。★中川晃教コンサート（白寿ホール）まず靴を脱いで、ピアノの前にセット（？）してから、深呼吸してすべてアッキーのピアノ弾き語りで伝えるという貴重なコンサートを、すばらしいお席で堪能。【セットリスト（白寿ホール）】 1.　I WILL GET YOUR KISS 2.　Forever and More 3.　MY Eyes Adored You 4.　Who Loves You 5.　ブルースカイ 6.　Family 7.　マタドール 8.　情熱と真実の間 9.　SAVE OUR SOULS10.　別れる時に思うこと11.　I Say Good-Bye12.　Shape of My Loveこのコンサートのテーマは「出会いと別れ」とのこと。「みなさん、ぼくから離れていかないでね～」という言葉もありましたっけ。繊細でありながら自信もついてゆき、少年のよさを残しながらも、さらに大人になっていくアッキーの魅力が間近で感じられた時間でした。★『王様と私』（限定三日間！プレミア上映＠ＴＯＨＯシネマズ日比谷）【作曲】リチャード・ロジャース【脚本・作詞】オスカー・ハマースタインⅡ【演出】バートレット・シャー【出演】王様：渡辺謙、アンナ：ケリー・オハラ、チャン夫人：ルーシー・アン・マイルズ、クララホム首相：大沢たかお♪～ロンドンのパラディウム劇場での公演の生中継映像を収録した作品の上映です。申し込んだのがだいぶ遅れたので、前の方のサイドという、あまりよい席ではなかったけれど、いやー観に行ってよかった！！ケリー・オハラの声、渡辺謙さんの王様・・・思っていたよりずっと素晴らしくて、見入りました。英語の台詞も含めて。英語の長台詞をこんなに素晴らしく喋れるなんて、ＴＶ観ているだけではわかりませんよね。もちろんネイティブのように、という意味ではなく、シャムの王様としてのアジアンイングリッシュの感じがとてもよく出ていて素晴らしいんです。そして台詞の間合いとか、センスが抜群！！謙さんが、ミュージカル俳優としてここまで凄い人になっていたとは！！歌がうまい、という意味ではなく・・（歌部分は台詞調にうまーくアレンジされていて、なかなかよかった）もうその存在感、台詞、動き・・ユーモア感覚、大物としかいいようがない素晴らしさでした。シアターオーブでの夏の公演もお高いけどとても良いお席をポチってしまいました。★キューティーブロンド（シアタークリエ）駆け込みセーフで譲っていただき、千秋楽（２８日）を観ました。初演はばたばたしていて見逃していたのですが、とても評判がよかったので、今度こそ観るぞ！とおもっていてやっと見られた。劇場はピンクを身に着けた女性がたくさんでした。平方くんの役もよかったし、神田さんもとってもがんばっていたし、元気をもらえる素敵な作品ですね。なにしろ聖子さんの娘さんなので、もうあの透明感のあるお声を聴くたびに、聖子さんを思い出しました。声が綺麗というだけでなく、とても歯切れがよくて、そして以外にも落ち着いていて挨拶もとても素晴らしかったです。ＴＤＶで今度ヘルベルトを演じる植原卓也さんも出演されてました。感想は・・ヘルベルトが似合うかどうか、いまひとつまだピンときませんでした。（どちらかというとアルフレッドが似合いそうな気もしました）木村花代さん！まさかマッチョが似合う女性になっていたなんて、意外性があってかっこよかったです！ワンちゃんも演技力（？）と度胸がすごいですね！

思い出し日記～１月♪

～１月の舞台～★レベッカ２０１９年１月は「レベッカ」中心の日々でした。５日の初日（保坂ｘ平野）そして翌日６日の保坂ｘ桜井から始まり、涼風ｘ大塚、そして保坂ｘ大塚、涼風ｘ平野、涼風ｘ桜井と、６通の組み合わせを観ることができました。印象に残ったのは、まずは初日のマキシムの衣装や演技の一新による感動。そして、翌日６日の、崩れ落ちたマキシムの涙・涙。またおけぴの観劇会のときの、可愛らしく幟（のぼり）を取り出す祐一郎さん。祐一郎さんが調子を崩された週もあり、そのあと復活されたときには、ほんとに胸をなでおろしたことが思い出されます。また、涼風さんがなんと大ピンチに陥る！というまさにその回も観劇しており、あのときのあの緊張感を思い出すと、いまだに汗がでそうです。でもさすが涼風さんで、見事に乗り切って２幕ラストまで頑張ったあの姿、ごめんね！のポーズのカテコ。千秋楽でのあのご挨拶。忘れません。どんなベテランでも、ピンチが訪れることがあるこのお仕事の大変さ。これほど伝わってきた日はありませんでした。そしてそのような大変な舞台に日々取り組む皆さまに深い尊敬をあらためて覚えました。また保坂さんはクールな感じだったのが、どんどんパワフルでエモーショナルにもなっていき、そういう生の変化がとても嬉しく刺激的でした。もちろん、祐一郎さんのマキシムの息をのむような美しさ、張りつめた表情。「わたし（イッヒ）」との寛ぎのシーンでみせるリラックスした可愛い表情。深く掘り起こしてはいけないモノをひそかに抱えた男を、見事に演じきった祐一郎さんの素晴らしさを毎回ため息をつきながら見守っておりました。歌唱力、演技力、という言葉では表現できない、生きてきたものすべてを賭けて自分のもちうる力をさらけだす、その姿、気迫には感動を覚えました。今回は衣裳やセットもまた前とは変わりましたので、ぜひDVDを・・と望んだのですが、叶わないのでしょうか・・。そういえば、レベッカのソワレの前に日比谷の映画館でみた、「私はマリアカラス」もなかなか素晴らしかったです。ドキュメンタリー映画大好きです。★宝塚の雪組「ファントム」（東京宝塚劇場）なんとかチケットが手に入り観られました。ファントムのだいもんさんは噂通り、歌唱力はもちろん声、演技、たたずまい、全般に素晴らしい俳優さんでした。クリスティーヌの方も噂通りの綺麗な声の方で、作品が好きということもあり、２階でしたが、没入して楽しむことができました。大好きな指揮者の西野さんの、華麗なる指揮姿も堪能でして嬉しかった・・ですが、本当は、レベッカの指揮をして欲しかったです！！（舞台はこの１回かぎりでしたが、後日千秋楽のライブビューイングも観ました）★罪と罰（シアターコクーン）三浦春馬さんの凄まじい演技に圧倒されました。ここまでがんばるなんて・・・うるうる。なかなか変わった演出でしたし、おそろしく長い公演時間でしたが、観てよかったです。原作はざっと読みなおしましたが、この作品にとりくむだけで１０キロくらい体重が落ちそうな、それくらいのプレッシャーがかかる役だなと三浦くんをみていて思いました。大島優子ちゃんも、なかなか気持ちがこもっていてよかったです。今の日本は平和ぼけしているかもしれませんが、人間も状況次第で、どんな行動をすることになるか、なんて、誰にもわからない。悲しさと恐ろしさが「生きる」ということに常に寄り添っています。重いテーマではありますが、この重いテーマに取り組んだ三浦春馬さんのやつれた姿をみるだけで、自分の悩みなんてちっぽけなのかも・・と思えてくるから不思議です。演劇にはそんな効果もあるんだなと思います。★中川晃教コンサート（東京文化会館＠上野小ホール）アッキーの声の響きが立ち上るのが目にみえるような音響のコンサート。ピアニストのジャズ系の方（園田涼さん）との、やりとりがとても楽しかったです。アッキーは興味持つと、どんどん質問しちゃうから、すこしハラハラ・・・（笑）。この園田さん、ふつうに兄ちゃんにみえるけれど、実は灘中灘高～東大！というすごい経歴の持ち主。その場でいろいろとやらせてしまうアッキーも凄い。音響のよい会場だからか、マイクをはずして声を届ける実験（？）も。生の声の響きをとっても大切にしていることが伝わってきました。あっきーはこのくらいの規模の会場がいいな、と思いました。ピアノ：園田涼1.　春2.　Long Story 3.　SAVE OUR SOULS 4.　相対性理論5.　ミケランジェロ6.　VISION 7.　Love　Never　Dies 8.　Amazing Grace 9.　明日にかける橋 10. I have nothing 11. What are you afraid of12. チャイナガール 13. 谷間の風　（ドヴォルザークの新世界交響曲に詞をつけたもの）（アンコール）砂漠

笑う男～演出家の方に訊く・・のインタビュー

だいぶご無沙汰になっています。いよいよ新元号も「令和」に決まり、山口祐一郎さんや浦井健治さんの出演される「笑う男」の東京公演（日生劇場）初日が近づいてきました。あまりじっくり調べ物をしている時間はなかったのですが、演出家の上田氏へのインタビュー記事がとても素晴らしくて、読んでいるだけで、どんな風に祐一郎さんや浦井さんの感情がほとばしるんだろう、とわくわく、してきます！こちらです。上田さんのお話によれば、・韓国版のデザインは日本向け、日生劇場に合わせてアレンジされる。・セットで圧倒というより、「人」によりフォーカスされる。・構成も韓国版が入れ替わっている部分あり・主人公のグウィンプレインや養父（祐さん！）ウルシュスの感情がより伝わってくるようなそして浦井くんを！応援したくなるような演出に。・より主人公の心の苦しみ痛み、葛藤、障害の部分、ポジティブな明るい人というだけでなく満たされていない部分にも焦点を当てる。・ウルシュス（祐一郎さん）の心の変化、感情が豊かになっていく部分、愛情深い部分がより深く表現されるように。というような方向にむけてお稽古が進んでいるようですね。とても楽しみになってまいります。とても素敵な演出家さんのように感じますので（見た目も中身も・・・）なんだか今までにない浦井さんや山口さんが観られるような予感がして、わくわくしております。