♬ATTENTION PLEASE!アテプリ♬感想(Jan3-13 シアタークリエ)
昨年から楽しみにしていた海宝さんのコンサート「ATTENTION PLEASE!」(アテプリ:AP)が始まった!?と思ったら、とうとう昨日終わってしまいました~。NAOTO KAIHO CONCERT ~ATTENTION PLEASE (THEATER CREATION) アテプリ♬[CAST]海宝直人 Ema 大音智海 菅谷真理恵 田中俊太郎(1/3-11) 村井成仁(1/12,13) 堀川絵美<ゲスト>1月3日 18:00 昆夏美・廣瀬友祐✈1月4日 13:00/18:00 咲姫みゆ・ヴァスコ・ヴァッシレフ✈1月5日 13:00/18:00 加藤和樹、濱田めぐみ1月7日 18:00, 1月8日 13:00/18:00 朝夏まなと、上白石萌音✈1月9日 13:00/18:00 新妻聖子 ヤン・ジュンモ1月11日 18:00 岡宮来夢 島田歌穂✈1月12日 13:00/18:00 大貫勇輔 屋比久知奈📺1月13日 13:00 屋比久知奈 山寺宏一(ライブ配信あり)(太字=搭乗回、13日は配信で視聴しました)コンセプトが世界を飛行機で旅すること、しかも海宝さんが機長になり・・ということで素敵なチラシ、ポスターが出来、本当にこの姿で歌ってくれるの?とドキドキしていました。そして、本当にこの機長姿が見られるだけでなく、1幕はシアトリカル(海宝さんはConceptualと言ってましたね)な演出で、空港と飛行機、そして行き先である各国を舞台にして、キャストたちがクルーとなり、乗客にもなり、世界の旅にバーチャルツアーができるという夢のような時間♬ 開演前、終演後のアナウンスさえも、チーフパーサー(村井成仁さん)の低音の魅力で「搭乗前・搭乗後」のご挨拶とされ、うっとり。劇場に入れば、半円を描くようなデザインに世界の象徴的なオブジェが施されたような舞台、ときおりなされる案内のナレーションも、客席はAPエアライン231便のお客様である、という気持ちにさせてくれる工夫がなされていて、もうわくわくです。(注:231便は、23年1月から来ていることを後で知る)「機長の海宝直人です!」とか「ただいま、乱気流のため、客席は照明が落ちていますがご安心を!」とか「心のシートベルトはしっかり締めて!」などなど・・。わくわくが止まらないですね。そして!なにより、ゲストが毎回違うということもわくわくの1つ。海宝くんひとりのコンサートももちろんいいけれど、こうしてクルーたちやゲストとの化学反応が楽しめるほんとに素晴らしいとしか感想がない時間でした~♪今回舞台の下手端に案内表示器がでてきて、キャビンアテンダントとして案内役のえみみさん(堀川絵美さん)が毎回レバーを引き、パタパタと板が回転してその時の目的地が表示され、それに合わせた楽曲が披露される、というなかなかニクイしくみに。これがまた絵美ちゃんの芸人としての面白みが活きて、楽しかった~。えみみちゃん、最初失礼ながらえ?ヘアスプレーにも出られちゃう?なんて思っちゃったけど、めざすはテナ夫人!声しっかりしてるしキャラクターが魅力的!これからきっとご活躍ですね!さて、機長としての海宝さんのほかのクルーは、女性陣としては、★Emaさん(海宝さんとライオンキング子役で一緒!という古いお付き合い。今はジャズシンガー)、★菅谷真理恵さん(2008年のミスサイゴンでジジを演じ、このとき海宝さんと初共演!いまは海宝さんと同じ事務所)、★堀川絵美さん(芸人だがレミゼに深い興味オーディション受け続けている。大阪の番組で海宝マリウスの相手(コゼット)として一瞬?収録を行ったこともある!)が加わり、また男性陣としては、★大音智海さん(ジャージーボーイズその他で海宝さんと共演。Catch me if you can(デカプリオとトムハンクスの映画で観ました!)に海宝くんを強く推薦!!とアピールしてました)、バリトンパートは11日までは★田中俊太郎さん(芸大出の美声と長身と甘いマスクの方!エールで海宝さんと共演、でも実はライオンキングの子シンバ(海宝くん)のCDを聴き込んでいて、なにげに海宝くんファンなのでした!NHK朝ドラで、オペラ発声のご指導に当たったそうですが、海宝君はオペラ発声の習得も早くて驚いたとのこと。12~13日は海宝さんと共演も多く事務所も一緒で仲良し、おなじみの★村井成仁さん)(むらむら。というニックネームをそろそろ変えたいようなことおっしゃってました。エゴサするといろいろと妙なものが検索されちゃうそうで・・)という、安心と信頼と愛でつながったあったかいチーム!田中さんに関していえば、前に海宝さんのソロコンサートのバックコーラスを務めたときに、うん?なんだかすごく低音の響きが良いバリトンの人がいる・・しかもよく観るとカッコいいぞ。これはだれ?と思ったら、海宝くんと同じ事務所の方で、やはり芸大での長身の方とクラシックのデュオも組んでいる人としり、そのときはCDを買ったりしました。まったくのクラシックの人と思っていたので、今回クルーの一人として歌い踊りまくるのをみて、おお!!と驚きましたよ。まるで祐一郎さんや石丸さんや阿久津さんがすごい一生懸命頑張って踊っているかのようなドキドキ感?がありました!田中さんも村井さんも低音がいいので、ライオンキングの掛け合いで、ザズー役の低音がとっても魅力的に響いてましたね!皆さんも衣装もブラウスやスカーフの柄、ジャケットの裏地などにピンク色の世界地図のような柄が施され、とてもクールでオシャレ!皆さんの付けているバッジなどもすべてAP(Attention Please)とエアラインのマークがあり、ほんとに臨場感に満ち溢れていて、よい気分!!さて、曲に関してですが、航路として3つに分かれていて、1月3日~5日が、to The USA1月7日~9日が、to Europe1月11日~13日が、to Other Countriesとなっています。全体が2時間20分(途中休憩25分を含む)全体として毎回歌う「全航路✈共通」のナンバーというのがあり、プログラムにも記載されていますが、最初の回はわくわくしたいので何も見ずに搭乗✈しました。♬Live in Living Color (Catch me if you can)オープニングに使用される曲!機長姿の海宝くんの登場には胸が高鳴りますね!♬行こうよどこまでも(アラジン)空港で乗客に扮したクルーたちと掛け合いながら歌う、夢にいざなわれる曲。海宝機長の明るい前向きが声が旅気分を高くさせ、わくわく!!♬RENTメドレー★Tune UP#1海宝マークと大音ロジャー、ギターの音はオケが弾いてますが、なかなか良い空気!!役柄が変わっても、すぐに魂が入れ替わっちゃう海宝くんもいつもながら凄し!★La Vie Bohemeクルーたちも増え、グループ間が出て素敵。ちょっと弾けた感じの海宝くん。★One Song Glory今度は海宝くんがロジャー。さきほどとは全く違う空気の海宝さん。しんみりと歌いだすけれど、Glory~♪と伸びやかになる声がよいですね!!えみみさん、機械がうまく作動せず、えいやーとすると、なにやら赤いランプが点滅!これは危うし!?機内はパニック!?機長まで転がるようにやってきて・・・♬ハクナ・マタタ~早く王様になりたい(ライオンキング)ええ?アフリカに来ちゃった!?となると、ふふ。なんとなく期待しちゃいますよね!!(笑)海宝くんがサバンナ出身で、〇〇を食べてた、とか名前に宝つくから、本物の王族だ!とか、日替わりの修飾部分が楽し。海宝くんもいやいや出身は千葉だから、市川だから・・とか合間に。そして、もう声変わりしたからね、この原曲のキーは無理だよぉ~といいつつ、BOXの上に立って、「心配ないさ~♬・・あ、声出た!」という流れ。分かっていても、超楽しくて、毎回笑顔になれます!♬You will be found (Dear Evan Hansen)1幕の最後に、と海宝くんご自身のメッセージを届けてから、静かに歌いだすこの曲は、まさに1幕フィナーレにふさわしい曲。You will be found、You are not alone.クルーたちと目線を交わし、重なりあって届けられる心のメッセージしっかり届きました。英語が粒だっていて、耳にもここちよい海宝くんの声。もう一度Dear Ever Hansen(映画)見直してみようという気持ちになります。♬Waving Through a Window (Dear Evan Hansen)2幕の冒頭の曲も同じ作品より。これは映画では割と最初のほうで出てくる曲ですね。他の方が歌っているのは聴いたことがありますが、海宝くんももちろん最高です。発音もきれいでいいなあ。♬明日への階段(ルドルフ・ザ・ラスト・キス)2幕最後、やはり海宝さんご自身の今の気持ちをこめたメッセージのあとに、大フィナーレとして歌われました。他のキャストたちも加わり、愛のメッセージ、明日への希望が湧いてくる素敵なアレンジ、重なりあう声たちを突き抜けるように海宝くんの「世界♬♬」が響き、胸も脳もすかーっとする。そしてアンコール曲、これがまた思い出の1曲ともいえる、ジャージーボーイズからのDecember '63。これが最後に聴けて、みんなでスタンディングしてあの楽しかった瞬間を再現できるって、なんて素敵なのでしょう!!海宝くんのボブゴーディオがやっぱりまた見たいわ~。「催眠術に酔わされて~♬♬」のところ、特に好き!!どの瞬間にもボブゴーディオの弾ける気持ちがほとばしっていた!さて、毎回ゲストふたりを呼んで、1幕はそれぞれにソロを歌ってもらい、2幕では、トークも交えつつ、デュエットを、という構成になっています。さて、仕事もありますので、全フライトに参加することはもちろん叶いませんでした。(クリエで生で観たのは4日ソワレ、5日マチネ、9日ソワレ、12日マチネ、そして13日千秋楽は配信で愉しませていただきました)幸い3つの航路それぞれ1回は観られたので、航路ごとに替えてくる海宝くんのソロは聴くことができてラッキーでした♬【1月4日ソワレ・1月5日マチネ】♬A航路ソロ:人生を踊り明かせ(WICKED)1幕海宝くんのフィエロです!!ああ、ここに濱めぐさんのエルファバがいたらなあ・・なんてね。♬A航路ソロ:Can’t Take My Eyes Off You(ジャージー・ボーイズ)1幕ソロコンでは歌ってくれたことがありましたが、なんだか胸にしみる歌い方。そして、大詰めになってからの2幕のソロが、毎回凄くて・・ここに最大の熱量が来るように構成されてます。いわゆる血管ソング(勝負曲!?)のコーナーである。♬ A航路ソロ I’m Alive (Next to Normal)前奏から胸高鳴りますねえ。TENTHで短縮バージョン観て、本公演も無事にできて、ほんとよかった。また再演がありますように、海宝くんゲイブをまた観たいです!~1月4日~♬ Vasko Vassilev 1幕ソロ。クリエの空気がさっと変わります。曲はパガニーニの「バイオリン協奏曲24番」世界的な奏者の演奏をクリエで聴けるなんて・・・!!♬咲妃みゆさんの1幕ソロは、Almost There(プリンセスと魔法のキス)伸びやかで素敵なお声です。女性のゲストソロの前には、旅人の姿をしたEmmaさんがテープレコーダーから懐かしい曲をイヤホンで聴く・・とう流れから始まります。2幕~ゲストコーナー♬Vaskoさん登場!!2017年に共演(海外で)以来、海宝さんと交流のあるヴァスコさん。ゲストコーナーでは、絵美さんが登場してインタビューもなされ、日本の好きな食べ物は?という質問に「白子ポン酢!」と答えるヴァスコさん!そのあと、Do you have 白子ポン酢?と、絵美さんCAにユーモアをこめて聞いてみたヴァスコさんでしたが、絵美さんは、Are you 白子ポン酢?と聞かれたかと勘違いして、No,NO!I'm NOT白子ポン酢!!と涙ながら?に訴え、超面白い流れになりましたよ~(涙)でも演奏になると、きりっとなるおふたり。ヴァイオリンと海宝さんの歌による「愛の讃歌」女性の曲でも、男性の曲でも境目をつけずに、人間の切なさをメロディーに乗せることが上手な海宝さん。ヴァイオリンの音がまた甘美な記憶を引き出す感じを高めてましたね~♪そして、二人目のゲスト、咲妃みゆさん登場。最近運転免許を取ったそうですが、2年くらい前にやはり免許を取った海宝さんと、教習所や運転についての話がまた面白く、ふたりともやはり仕事がら、応急救護の講習でもついてきぱきと動き、良い響くお声を出してしまったと。ウィンカーをすごーく早くからONしてしまって、直されるという海宝くん、さて、ウィンカーはどのくらい前から出しますか?という勉強の記憶が新しいみゆさんに聞かれた海宝くん、一瞬凍り?え?そういうこと聞かないでよ、え?3メートル?なんて答え、 ブブー。正解は30メートルでしたっけ。試験が終わるとわたしも全部忘れてしまいがちなので、わかります!!(笑)そして、咲妃さんGJだったのが、もとバスガイドのピン芸人である絵美さんに「バスガイドコント」をリクエスト!無茶ぶりされた絵美さん、ベテランのバスガイドのコントを披露!という楽しい場面がありました。で、みゆさんと海宝さんのデュエットはSomething to Believe in(ニュージーズ)、~1月5日~ゲストの加藤和樹さんの1幕ソロはなんとレミゼのSTARS!きりっとしていて清々しい感じのジャベール。伊礼ジャベールに刺激されたのかな?加藤ジャベール観られる日がくるのでしょうか。見目麗しく、さぞジャベールの衣装は似合うだろうなあ、と想像してます。ゲストの濱めぐさんの1幕ソロはアリージャンスより、Higherでした。情景が浮かぶようなシアトリカルな歌い方、アリージャンスがまたありますので、楽しみです。しかし!せっかく濱めぐさんがゲストなら、あのWICKEDのDefying Gravityも聴きたかったぞ!という自分の心の声が。そういえば、2幕のラストの血管ソング集のときにも、今回は全体とおして、海宝くんのDefying Gravityもなかったですね。2幕 ゲストコーナー濱めぐさんとは、最近はまった美味しいものの話で盛り上がりました。濱めぐさんおすすめの焼肉バーガー、食べてみたくなりましたよ。デュエットは、せっかくシンバとナラがそろってる!ということで、ライオンキングより「愛を感じて」この二人の声がぶつかりあうと鳥肌ですねえ。めぐさんは、海宝くんがヤングシンバの頃のエピソードなども披露してくれたりするから好き(笑)もうひとりの5日のゲスト、加藤和樹さんとは、多分みんなの予想どおり?ラーメン談義で盛り上がりました。このトーク聴いた後、ラーメン食べにいった人多かったりして?加藤さんとのデュエットはRENTより、What You Own、ふたりとも掛け合いがかっこいい!!!【1月9日ソワレ】B航路ということで、海宝さんの航路ごとのソロも変わりました。まずびっくりが、1幕ソロで、モーツァルト!の「僕こそ音楽」を歌ったこと。なんとなくクンリー作品は歌わないかなあ?と思っていたので。ヴォルフガングか~。なんとなく今更感があったけれど、こうやって聞くとやっぱり歌は上手です。1幕ふたつめのB航路ソロは、前奏からすぐわかりますが、レミゼより「カフェソング」海宝マリウスにまた会えてうれしかった!!そして、本当にマリウスになっていて、最後のほうは目に涙がいっぱい、床にも姿が~♪ほんとに仲間たちの顔が見えましたよ。ラスト歌声もな~い~♬と延ばすところもすこし嗚咽っぽくなってとぎれかけ、どきっとしました。そして、2幕ラストに近い血管ソングコーナー(B航路)は、やはり出だしからドキドキになる、ノートルダムの鐘より「石になろう」。普段のコンサートでは明るめの「陽ざしの中へ」のほうが多めで、今回も旅立ちがテーマなので、陽ざし来るかな?と予想していたけど、見事に裏切られ(いい意味で)ガーゴイルたちと共に世界を造れるこの曲のチョイスになったところが、なんとなく海宝さんらしい気がしました。この血管コーナー(勝負ソングコーナー)はやはりどの曲も歌い終わったあと、現実に自分を戻すのがすこしハードな感じで、しばし息を整えてから、気持ちをニュートラルにリセットし蘇ってくる?。明日への階段に向かうトークは、別人のように清々しい「海宝くん」に戻っている。そこがいいんですね~。9日ゲストは、ヤンジュンモさんと新妻聖子さん。実はこの日はバンドメンバーの体調不良のため、マチネ開演がすこし後ろにずれるお知らせが来ていて、もしソワレにもなにかしら影響があったら・・と心配していました。結果としては、助っ人ドラマーさまのおかげで大丈夫ということでホットしましたが、やはりまだまだ安心しきることはできないので、いつも綱渡り的な気持ちですよね。1幕ヤンジュンモさんは、韓国語でジキル&ハイド「時が来た」を歌い上げ、新妻さんは王家の紋章より「想い儚き」切なきアイシスが戻ってきて、胸がはりさけそうでした。2幕のゲストコーナー。ヤンジュンモさんは、なんと前日韓国で公演、今日日本に来て、あしたまた韓国で公演があるとのこと。海宝くんのために、とんぼ帰りしてくれるなんて、もうウルウルします。トーク(通訳つき)からもすごく愛が伝わってきて、海宝くんも内心うるうる来ていたのではないかしら?ほんとジュンモさん誠実そうで素敵な方ですね。まったく予想外の曲、シークレットガーデンよりLily's Eyes。(英語歌唱)作品観てるはずなのに曲に記憶なし。でもとてもよい曲だし、ジュンモさんの深い発声に波長を合わせたかのように、海宝くんの英語や発声もとても深みが感じられ、ぐっときましたね。新妻さんとのデュエットは新妻キムと海宝クリスによる「世界が終わる夜のように」でしたよ!!すごいですね。この何も遠慮も手加減もいらない声どうしの、この曲!!昆ちゃんキムもすごいけれど、新妻さんにも深みがでてきて、あのころとはまた違う魅力が。そして!!9日は席は後方でしたが、センターで見やすかったし、開けてみれば、超お得でレアの日!そう!!新妻エポ、海宝マリウス、ジュンモバルジャンがそろってる!ということから、レミゼのOne Day Moreの披露が!!大音さんはアンジョルラスとテナと二役!田中俊太郎さんのジャベ声も素敵!菅谷さんはなんとコゼット(わたしがアンジョやったら、革命成功しちゃいそうだから、ダメ!とのこと(笑))そしてテナ夫人はえみみさんが担当!!これは、海宝くんの計らいみたいで、えみみさん、ここで参加できたことに、感動、感謝の気持ちでいっぱいな感じでしたね。海宝くんは、もう完全にマリウスで決意と切なさとにじませて、素晴らしい時間!!拍手の大きさもすごかった!【1月12日マチネ】この日は友人と一緒。超前方席だったので、ずっとドキドキ♡そういえば、今回は前方、中方、後方とありましたが、センターブロックが多いという珍しいことが起きました。やぱりコンサート形式の作品はセンターブロックがいいですね!感謝です!11日からC航路に入っていましたが、わくわくしたいので、ネットは一切みず、ネタバレ無しで12日に参加。12日ゲストは大貫勇輔さんと屋比久ちゃん。C航路の最初の海宝さんソロは「アナスタシア」よりMy Petersburgこれはこの舞台のコンセプトにぴったりだな。今年の再演が楽しみです!C航路2曲目(1幕)の海宝くんソロは、なんと王家の紋章からアイシスの曲「想い儚き」でしたが、それがそれが!!なんと!!本日はあの大貫さんがいらっしゃる!ということで、大貫さんの振り付けで曲に合わせたバックダンスを大貫さんが踊ってくれて、もう鳥肌ものでしたね!!あとで説明ありますが、ほんとにこれこそ無重力!!という着地。ほんとに目の前に大貫さんが滑り込むように迫ってきて?胸がどきどき、汗もでちゃいます。海宝くんには悪いけれど、この曲は耳で海宝くんのきれいな声を堪能しながら、目はエロスに満ちた大貫さんの踊りにくぎ付けにならずにいられませんでした!!ゲストのソロ、大貫さんはメリポピかなと思っていたら、「雨に唄えば」ほんとは傘を持って踊ることも考えたとか。マイクもって踊りながらなので、結局諦めたとのこと。いや~くるくる回る、跳ねる飛ぶ!!おなじ人間かとおもう。素敵でしたわ~屋比久さんソロはサイゴン(命をあげよう)くるかな?きたら、ぜったい号泣しちゃう、と思いきや、マンマ・ミーア!からチキチータという軽い曲だったので、すこしほっとしました(笑)白いロングドレス風にみえる、ボトムがパンツになってる衣装ですが、また痩せたのか、ウエストの細さがヴィヴィアンリーのスカーレットオハラレベル!!手で握れちゃうレベルの細さ!!2幕ゲストコーナー。大貫さんとは、お互いにどう呼ぶ?という話もあり、ゆーくん、なおくん、になりました(^^)大貫さんはやはり遺伝子が体操系のようでしたね。最近は舞台だけでなく映像でもご活躍の大貫さん、お忙しそうだけど、海宝くんと同じでエネルギーが強そうなので、色々な分野で活躍することを乗り切っていけそうに思えます。案内板を操作したあとの自分のポーズがちょっとカッコよく決まらず(すしざんまいになっちゃうって)悩み大貫さんに相談してみる絵美さん、ちゃんと茶化したりからかうことなく、真面目に「ジェスチャーつき」でアドバイスしてあげる大貫さん、優しいですね!全然変じゃないよ、って言ってあげたりして。気持ちの持ちようが大切なんだよ。って。自分って〇〇と思い込むと行動もそっち寄りになっちゃうんですって。大貫さんの若いのに冷静なご意見が、なんだかためになりました。えみみさんも嬉しそうでしたね(^_-)-☆さて、大貫さんとのデュエットはロミオ&ジュリエットの「世界の王」で、これはもちろんロミジュリ公演では「死」のダンサーだった大貫さんが歌ってみたかった気持ちよーく伝わってきましたが、本音をいえば、せっかく大貫さんがいるので、海宝ロミオ+大貫死で、あの「僕は怖い」♬を聴きたかった!観たかった!!いつか実現しないでしょうか。アテプリIIをどうぞ東宝さまよろしくご検討お願い申し上げます。屋比久ちゃんとのデュエットはWICKEDより「二人は永遠に」(As Long as You're mine)ふたりはレミゼ、サイゴンなど共演も多く、愉しいトークを繰り広げたあとですが、曲にはいると、愛し合う男女にしか見えない切なさが目にさっと宿り、大変身!!観ていてどっきり、はらはらしそうなほど二人の顔も接近、そしてほんとにキスしちゃう!?と悲鳴があがりそうな終わりかた、最後終わってからはにっこり!!してましたけどね。【1月13日マチネ(千秋楽)13:00~ライブ配信】航路は昨日と同じC航路ですので、海宝さんソロは同じですが、アイシスの曲は今日はほんとにソロ。昨日の大貫さんダンスおまけ入りの日がいかに機長・・いやいや貴重だったか、としみじみ。C航路、2幕ラスト近くの勝負ソングコーナーは昨日もでしたが、Gethsemane (ジーザス・クライスト・スーパースター) 。これはソロコンサートでも何度か歌ってくれたし、YouTubeにも挙がっているし、おなじみになってきた感もありますが、自分で歌ってみるとわかりますが、女性でも、1オクターブあげて歌う部分(See how I dieのところ)とか、超難関な歌ですよね。海宝くん、英語の発音もどんどん上達し(本場イギリスにわたって演じたこともあるから当然かも・・ですが)、would のWの音とか、あとは、たとえば、I'd want to knowとか、I'd have to see、における「d」の音もちゃんと発声。、最後のほうの、I started に対するYou started!の強調の仕方とか、もうほんとに細部にまで神経が行き届いた素晴らしい歌唱なんですよね。ネイティブとか帰国子女でないのに、ここまで発音を正確に歌えるのはやっぱり尊敬してしまう。もちろん、発音だけでなく、歌に込められた想い、心情表現の迫ってくること!!ほんとに十字架にかけられる前の苦悩するイエスのようで、配信ですと、表情がアップになるため、目ににじむ涙や汗で光る頬や目の周りが薄く色づく感じとか、いろいろ観察できてしまい、ほんとにどきどきしました。さて、C航路ラスト航路、のゲスト山寺さんの1幕ソロはサッチモ(ルイアームストロング)の有名な曲、What a wonderful world。歌いだしただけで、情景が浮かぶようなあの声。そこにサッチモがいて、しかも途中トランペットの音までだしちゃうという神!!(あとのトークでは、ほんとはサッチモはこの曲ではトランペット吹かないのよ。これは僕のアイデア!!と種明かしもあり、また笑わせてくれますね)屋比久さんのソロは12日と同じチキチータでしたし、海宝君とのソロも同じ二人は永遠に。一番面白かったのが、山寺さんとのゲストコーナー(2幕)で、入ってきた絵美さんの誘導がすごく上手で、TV物まね選手権で披露した、あの「大都会」(クリスタルキング)をちょっと今聴きたい!!との無茶ぶりにも、なんとバンドの方がちゃんと応えてくれて、前奏始まり、海宝くんの声は、クリエの天井をみごとに突き抜けました☝山寺さんが歌いだしたあたりで、この辺までにしましょ!とストップになりましたが、もしかして事前にある程度仕込み(準備)があったかも?とは思いますが、それにしてもこの流れに大興奮ですよね!!こんなおまけもあって、そのあとほんとのデュエットがアラジンより、一人じゃないさ(Somebody's got your back)を。山寺さん、ジーニーとなると、Friend like meを予想する人が多い中、ちょっと裏切ってくれるあたりが毎回にくいですね!!(笑)海宝くんも、アラジンを歌うときは、もうすっかりアラジンのあの爽やかでチャーミングな笑顔になるので、嬉しくてしかたないですね。最後の回のカテコのDecember’63は配信で観ましたが、さすがに濃いファンばかりなのか、海宝くんがよかったら立って!と声をかける前から皆さんさっさとスタンディングしていましたね。カメラをどう向けるか難しいとは思いますが、あの最後のほうの頭クラクラ~♪のところで、大音くんが高音を上げるところは、もっと早めに狙ってカメラ向けてあげてほしかったです。大音くんのこの声聴くと、ホワイトチームの頃を思い出して、頭くらくら来て、胸が懐かしさでじーんとますので・・(笑)でも、素晴らしきWhat a Night♬でしたね!!というわけで終わってしまって脱力気味ですが、4回でこれだけ力抜けるのですから、これほぼ通われた方はもっと脱力でしょうし、クルー機長たちはもう、感想でも言っていましたが、これだけお稽古から楽しいステージはなかった、みたいなので、別々の旅路に向かうのが人生とはいえ、やっぱり寂しいでしょうね。えみみさんのこともとても尊重して大切に考えてあげてたことも伝わったのか、最後えみみさんは涙を堪えてましたね。ちゃんと号泣せず耐えて偉かった!海宝くんのいろいろな配慮・優しさ、胸いっぱいに受け止めて、また明日に向かっていけるといいですね♪みなさん、ほんとにお疲れ様!!そして夢の航路をほんとにありがとうございました!また、第2弾ぜったいやってください!!豪華客船の旅とか宇宙の旅とか、どうでしょう?そういえば、1幕ゲストソロのあとあたりに、海宝くんが静かに表れ、星の世界になるのですが(When you wish upon a starを優しく歌いだす)、そのあとジャジーな感じにテンポが変わり、そのあとは下手にはけて、クルーさんたちのコーナーに繋がるのですが、このときのGive a little whistle♬というディズニーのピノキオからの曲がとっても軽快で素敵な曲でした。(プログラムのSpecial Thanksのところに森亮平さんのお名前があるので、もしかしたら森さんの編曲かしら?なんて想像してます(^^♪)4人のコーラスがばっちり決まって、マンハッタントランスファーみたい。12日はもう田中さんは抜けていて、むらむらくんだったけど、やっぱり踊りが抜群!田中さんも、かなり頑張ってましたけどね。村井さんは、すごく余裕というか、軽やかで踊りがうまいんだなあ、とあらためて。振り付けも若干違って感じたのはなぜ?(気のせい?)でも、田中さんは本来歌の人なのに、すごーく新しい1歩を踏み出して、素敵なことだと思いましたよ。とっても楽しそうに演じ踊っていらしたし。これから、どんどん海宝さんと共演してくださると嬉しいです!というか、このメンバーで絶対第2弾よろしくね♬♬プログラム(2000円)やグッズ各種は通販で買えます!!【追記】アテプリ公式ツイッタから、全航路共通部分以外の曲について、行き先表示版(原語バージョン)が正式セットリストとして航路ごとに発表されました!!!枠線のせいで少し読みづらいけれど、それも味があり、何とかっこいいことでしょう!!王家の紋章の曲にも原題があること、すっかり忘れてました💦すごく素敵な旅をしてきたなあ、と搭乗後のみんなもクルーたちも、きっと思いますね!!