アテプリ2感想♪~後半(2月9日~11日)メモ♪
アテンションプリーズ2(略してアテプリ2)(シアタークリエ)後半(ヨーロッパ航路)の感想を書かないまま2月が過ぎていきそうなので、忘備録程度のメモをすこし残しておきます。全体のセットリスト(曲目)は多くの方が詳しく書かれていますし、ゲストたちとのやりとりもたくさん通われて詳しく記載されている方もたくさんいらっしゃるようなので、そちらをごらんくださいませ。海宝機長のAPエアライン24便。ヨーロッパ航路は2月9日マチネ、10日マチネ(配信)そして11日マチネに搭乗✈★9日のゲストは韓国からヤン・ジュンモさん。また忙しい間を縫って来日してくださって、海宝さんもウルウルです。一部のゲストソロは、海宝マリウスとも共演したヤン・ジュンモバルジャンの「彼を帰して」日本語歌唱です。今取り組んでいる作品に喉を合わせているためか、「彼を帰して」は高音が若干出しにくそうに感じました。(マチネだけかと思ったら、ソワレもそうだったと友人談)。2部の海宝さんとのデュエットは、ミュージカルチェスからのAnthem。こういうデュエットは貴重ですね。ほかではきっと聴けないバージョンです。そして、ゲストソロその2は、Notredam de ParisからDance my Esmeraldaまさに真っ最中の作品からのソロで、終わるかと思いきや、転調をくりかえし、どんどん天上に向かっていくかのような神々しい歌唱でしたね。★10日のゲストは田代万里生さん。この日は配信で観られてほんとに助かりました。イヤホンで聴いてもやはり海宝さんのお声の突き抜け方、音圧は尋常でななく、ボリューム調整しつつ聴きました(笑)。万里生さんの1部のゲストソロは、Story of my lifeからのバタフライ。この作品は観ていないのですが、生き生きと演じ歌い動く万里生さん、素敵でした。2部の海宝さん&万里生さんのデュエットは、マタハリからの「二人の男」これも作品は観ていませんが、どういう場面なのかを説明してくれたので、女の香水の残り香を(マイクで音まで拾いつつ)嗅ぐところなど万里生さん面白し!トークはにこやかなのに、歌に入るとさっと表情が変わる万里生くんにも、どきどき。このふたりで本公演をやる日がくるのでしょうか?こういう対決的、劇的な歌っていいですね!そして、2部での万里生さんのソロは、万里生さんのアルバムSimpatiaからのベートーヴェン第九より「愛のことば」やっぱりベートーヴェンにちなんだ作品は心に染み入ります。ちょうどこの日、2月10日は万里生さんの(マルグリッドのアルマン役での)デビュー15周年の記念日ですって。海宝くんに「どうして僕を呼んでくれたの?」ってにっこり聴いたりして、最終的には共通点はA型であること!と判明。万里生くんもお肌がぴかぴかで、40歳には全然見えませんでした。★そして11日のゲストは堂珍嘉邦(よしくに)さん。顔がちっちゃくて、すこしおしゃれすぎる?不思議なテイストの衣装でした。あとで45歳と知って驚きました。お肌が白くすごくきれいだし、シュッとされているし、38歳くらいかと思ってました(笑)そしてアナスタシアのときのあの人と同一人物?というほど、キャラが柔らかくてびっくり!(もともと端正すぎるお顔立ちからとっつきにくい方かと勝手に思ってた)1部のゲストソロはデューク・エリントンのCaravan.こういうジャジーな曲も歌えちゃうんですね~。たくさんの先輩方からもらった曲がプールされているそうで、きっとレパートリーはもっとものすごくあって、そのうちの1曲なんでしょうね。なんというか、衣装が活きてる!!(笑)と思っていたら、なんと2部の海宝さん&堂珍さんのデュエットはCHEMISTRYのMy gift to youでした!!よく考えますと、それぞれのゲストに寄り添った曲も毎回歌う、それは最終的には信じられない曲数を歌いこなしていることになり、その海宝くんってすごすぎるわけなんですが、だんだんその凄さに慣れてきてしまっている自分がいて、ときどきはっとします。こんなに多くの曲が収まってさっと引き出せる海宝くんの脳内ってどうなんてるの?って。もともとの頭の良さ、機転、記憶力のよさ、もあるんでしょうけれど、歌声+頭脳だけでなく、+性格の良さや企画力さえ備えていらして・・そして出会った人ひとりひとりとのご縁をとても大切にされる人だと思う。そして優しさ、真面目さ、誠実さ、品のよさ、丁寧さも、多くの人を惹きつけている理由かなとも思います。海宝さんが1つ1つ丁寧に積み上げて創ってきた大切なものたち~私たちもそれを大切に思いながら応援していけるといいな、と思います。そして一番はディズニーのような「夢の世界」を多くの人に魔法の粉みたいに振りかけてあげる気持ち、シェアして行こうという強い気持ちが感じられます。もっているエネルギーがすごく前向き、ポジティブなんだと思う。さてさて、堂珍さんに関していえば、びっくりしたのが、堂珍さんのソロ曲2つめが、ミュージカルMozart!からの僕こそミュージックだったこと。この作品は実は見ていないんです。とのことでしたが、すっかり素敵なヴォルフガングになっていて、アレンジも素敵。年齢はこのときは知らなかったので、普通にまだヴォルフガングできるのでは?なんて思っちゃいましたよ。妖精さんといえば、涼風さんですが、堂珍さんにも、妖精のような、清らかな不思議な空気がありました。今回は観られたゲストは男性だけでしたが、みなさん素敵すぎて、海宝くんの素敵さ、素晴らしさに加えて、もうふわふわとした夢のような時間でしたね。もともと1部では、Catch Me If You Canより Live in Living Color - (全員)から始まり、 『ノートルダムの鐘』よりメドレー: 世界の頂上で~奇跡もとめて(Emaちゃんと村井さんからスタートし全員へ広がる)という素敵な流れ。そして、Wickedの世界を味わうことができ、( エメラルドシティ ~ 魔法使いと私 ~ 人生を踊り明かせ )海宝さんがふたりいたら、四季にいって、これに出てほしい!!と思っちゃうくらい、フィエロがぴったりで。この前観た四季のこの役の俳優さんがもう影が薄くなってます(笑)そして1部の海宝さんのソロは、『フランケンシュタイン』から「君の夢の中で」。これはのちのツイキャスなどでは、リクエストがとても多かったから。とおっしゃってましたが、ご本人もやはり良い曲だと思われたから選んだという側面もあるんでしょうね。わたしも小西遼生さん、加藤和樹さんで観てますが、アンリ(のちに怪物)という役は、普通の人間というだけでなく、深い悲しみを湛え、いずれ変身してしまう運命を背負う存在であり、意外と難しい役だなと思いますし、この「君夢」の曲も、そんなアンリの最期の姿だと見つめながら聴くと前が涙で見えなくなる曲なので、1曲だけを切り取っても感動を与えられることは、やはり凄いな、と・・。もう一曲の海宝さんのソロはもう十八番になってきている「陽ざしの中へ ~『ノートルダムの鐘』より。」本公演のときの自分がよみがえってきていることがわかる目や動き。この作品はおおおきく海宝さんを変えた作品なので、やはり思い入れが深いことが伝わってきます。そして、みんなで歌う Tomorrow - Annieより。えみみがこぼしてしまった海の宝ラーメンが機材にかかって・そして・・さあ、たいへん客席が真っ暗に!?さあ、たいへん!みなさんの中でクルーと同じこのライトをお持ちの方は、ぜひ照らしてください!と誘導され、クリエの中に灯がともり始める。海宝機長!!とみんなで叫んだら、その日その日、海宝さんしか知らない場所から、海宝機長が現れて・・・(バルコニーのときもあり!)みんなびっくり!クルーたちとともに客席をゆっくり歩きながら、みんなでTomorrowをあったかく歌ってくれて・・。こころに灯がともるなあ・と思っていたら、ほんとにこんどは照明が復活!という素敵な流れに、わかっていても心あったかくなります。ペンライトを使ったこうした客席下りの演出もそのあとの盛り上がりも毎回素晴らしかった。こういう使い方をして全員で楽しんじゃったのって、初めてかも。そしておっきくなったり、ちいさくなるあのライト!!それを受けるむらむらさんのユーモアと機転。もうすべてが面白くて、素晴らしすぎて、涙でそうでした。そうそう、ペンライト持ってない人でも愉しめるように、手を振ったり、首振ったりしてね、と、村井さんの首ふりふりの仕方のお手本?なんかもあって、もう優しさに溢れてました。そして客席にCall&Responseしてからのみんな元気になる You Can't Stop the Beat (Hairsprayより)ダイナマイトボイスが聴けて興奮しないでいられないこの曲!チューチュートレインっぽい動きを観ると、祐一郎&フレンズのあの曲をつい思い出しちゃったりしていたのは、客席でわたしだけでしょう!(笑)1部ラストは、Next to Normalより全員でLight。ちゃんと声をそれぞれあげている「家族」がいます。それぞれ悩みがあり、前が見えなくて苦しくても光は指すんですね。しんみりと終わる1部ですが、メッセージ性の強い曲をここにいれたのは、海宝さんらしい気がしました。第2部は、共通で Marion Montgomery(フランクシナトラかも?)のThat's Lifeで始まります。海宝さんの歌唱はだれをお手本にしたのか?ちょっとたどれるような感じがするほど、再現度が高いことが多いです。自分のものにしながらも、世界の人が聴いても納得してもらえる高い歌唱力。英語の発音も極めてますね。もうここまでできる人って少ないのではないか?とこの頃思います。このThat’sLifeは歌詞がよく、メッセージ性があるから選んだとやはりあとでおっしゃっていましたね。 さて、ヨーロッパ航路では、チャレンジコーナーが私も大好きな田中俊太郎さん(バリトン歌手)と一緒のオペラ歌唱♪(俊さま、と言われているようです。低音の魅力で、今回すっかりファンになってしまいましたよ~♬もともとミサ曲とか好きなので、俊さまが出演される(バリトンソロ)マタイ受難曲とか聴きに行くことにしました~♬田中さんが登場したあと、海宝くんが「ではヨーロッパ航路の衣装に着替えてきまーす!」と去ったあと、えみみさんと田中さんがすこしトークをしながら、オペラってマイクを使わず肉声で歌う、という流れになり、田中さんは、クリエに入ったときも、まずは声を出してみて、響きなどを確かめ、その劇場とお友達になる、という話があるのですが、そのあと、えみみさんに「マイク使わない声ってどんな感じですか?」と実演コーナーがあるのがとても愉しかったですね!!イタリア歌曲だったり、(一休さんの日もあったとか)そこは日替わりでいろいろだったようですが、私が一番興奮したのは、やっぱりオペラ「カルメン」から、「闘牛士の歌」を少し歌う田中さんが聴けたこと!!この曲は超好きなので、全部聴きたかったです!!田中さん(俊さま)、歌い声とお話するときの声のギャップも魅力な方です!さて、海宝さんですが、ヨーロッパ航路の衣装はあの素敵な騎士のようなお姿!知っていても、おおっとなりますね(笑)この衣装を着た新作があるといいのに・・(なーんて)。海宝さんと田中さんのデュエットは、 Nessun dorma (Turandotより)こんな機長な・・いえいえ、貴重なデュエットを聴けるなんて、ほんとに幸せでした~♡海外でオペラ風な舞台に出た海宝さんは、心臓が2倍くらい強くなったことでしょう。その作品も映像で観られたらいいのに・・。2部はその後、右から2番目の星 (『ピーター・パン』より)から始まり、ディズニーの愉しいメドレーがクルーたちの歌と踊りで楽しめます! Session 8 (Higitus Figitus~Bibbidi-Bobbidi-Boo~Supercalifragilisticexpialidocious~Hi-Diddle-Dee-Dee~Following the Leader~Zip-a-Dee-Doo-Dah~The Dwarfs' Yodel Song (The Silly Song)~Hakuna Matata~Mickey Mouse March ~ On the Recordという流れだそうです。ここで歌い踊るみなさんがまた去年にもまして素晴らしく、今年は、キーボード演奏する森亮平さんのお姿も観られて、愉しさが二倍でした!!そうそう!踊りで入ったおふたりも、結構歌う羽目に?そして、もうオペラ歌手である田中さんも、すっかりダンスの人に!?最初は、ちょっとだけあるかも・・という話がすっかり本格的なものになってしまってて、こんなはずじゃなかった?のかもしれないけれど、結果として世界がぐんとみなさん広がったことと思うので、素晴らしいことですね!そういう、苦手なんて言わずに楽しもうよって、自分もチャレンジし、そして、みんなにとってのチャレンジも用意しちゃって愉しく巻き込んでレベルアップさせちゃう海宝さんのプロジュース力もかなり凄いなあ、と感心しちゃいますね。 実写版映画『リトル・マーメイド』で海宝さんも声を担当したエリックの 「 まだ見ぬ世界へ」も舞台で歌っている曲のようにリアルに感情が伝わりじーんときました。そして共通の Final B (『RENT』より)今日という二度と来ない日を大切に生きる(No day but Today)のメッセージも ずらっと一列に並ぶみなさんの真剣なまなざし、ストレートな歌声から伝わります。もう選曲が素晴らしすぎる!!と思うと、ほっとするラストの曲。 ベートーヴェンをやったことからも、 「 ベートーヴェンデイ (『君はいい人、チャーリー・ブラウン』より)を選曲。みなさんの歌声や茶目っ気のある表情も楽しく、本作品も観ましたけど、こんな愉しかったっけ?と思うほどでした。アンコールは、もちろんDecember 1963 (Oh, What a Night) (『ジャージー・ボーイズ』より)はここでスタンディングした気持ちとぴったり合ってて、終わるのは寂しいけれど、満足感にあふれた最後になりましたね。海宝さんのボブ・ゴーディオにここで会えるのはやっぱり嬉しい。本公演でもまたもちろんみたいけれど。今回は配信で、大音くんがハイトーンボイスあげるところ、ちゃんとカメラで写してあげてて、Good Jobでしたね(去年はカメラがはずしてたので)こっちも嬉しかったです!!大音くんもなにげにもう欠かすことのできない、大切なメンバーのひとり。菅谷真理恵さんのダイナマイトボイスもまた聴きたいなあ・来年は、イリュージョニストがあるから、1~2月は無理でしょうけれど、やっぱりアテプリ3を期待しちゃいますね!海宝さんには、まだまだ信じられないくらいのイマジネーション、企画力があると思います。どんどん湧いてくる泉のように・・。最初と最後のチーフ(村井さん)のアナウンスのお声も相変わらずのイケボで素敵でした。みなさん、素敵な夢をありがとうございました!大阪公演も盛り上がりますように、祈ってます♪