モーツァルト!上演時間の変更(更新)♬+やっとマイ初日♪
ミュージカル「モーツァルト!」の上演時間ですが休憩込みで3時間ジャストと思っていたら、10分ほど延長?になったようです。新しい上演時間は↓=========♪================♪==========そして、やっとモーツァルト!マイ初日を迎えることができました。遠征してきているマチソワの友人にも会え、(終演後はソワレを観る祐友さんにもちょうどお会いできて)ラッキーでした♪★「モーツァルト!」8月22日マチネ(古川ヴォルフ)@帝国劇場<キャスト>ヴォルフガング・モーツァルト(W):古川雄大 京本大我コンスタンツェ(モーツァルトの妻):真彩希帆ナンネール(モーツァルトの姉):大塚千弘ヴァルトシュテッテン男爵夫人(W):涼風真世 香寿たつきコロレド大司教(猊下様):山口祐一郎レオポルト(モーツァルトの父):市村正親セシリア・ウェーバー (コンスタンツェの母):未来優希エマヌエル・シカネーダー(劇場支配人):遠山裕介アントン・メスマー(医師):松井工アルコ伯爵 (コロレドの部下):中西勝之朝隈濯朗、安部誠司、荒木啓佑、奥山寛、後藤晋彦、木暮真一郎、田中秀哉、西尾郁海、福永悠二、港幸樹、山名孝幸、脇卓史、彩花まり、池谷祐子、伊宮理恵、樺島麻美、久信田敦子、鈴木サアヤ、原広実、松田未莉亜、安岡千夏、柳本奈都子(敬称略)(ろっくりばーに所属されている福永悠二さん、今回は病気療養のため降板になってしまいました。どんなに残念無念であるかと思うと、自分も胸が痛みます。Xでの報告を読んでますが、開けるたびにどきどきです。また素晴らしい日々に戻れる日が来ますように祈っています!)久し振りの帝劇。始まれば懐かしの世界。大きなピアノの舞台装置は工夫があるとはいえ、やはりちょっと落ち着かない圧迫感があるかな。でも、楽しみな新しいコンスタンツェがすぐに下手から登場するので、オペラグラスを構えます。(今回後方席のみなのです)ずっとアマでの箱のような、M!印の宝箱に封印されていた世界が解放されたかのように劇場に広がる、この不思議な感覚・・。古川ヴォルフは、どんどん骨太になってきてますね。歌い方はレガートな感じですが、シャウトは大音量。声質は独特で好みもありますが、明らかに声がしっかりしてます。初演のころの、ひょろひょろっとした姿や声が別人のようで、安定感が増して頼もしくなりました。でも、反面、このヴォルフガングという役は、不安定さ、どうなってしまうかわからずハラハラする感じも大切なので、その点すこし寂しい?気もしました(勝手な感想です)衣装も変わり、ツイードのコートや黄色いジャケットなども増え、またボトムはさらにゆったりに。あまりに小顔でスタイルが良すぎて驚きなのに、そのうち目が慣れてきているのがまた怖い(笑)真彩さんのコンス、予想通り、とてもいいです!声が透き通るようで、まろやかさもあるため、今までのコンスタンツェとはどこか違う、という感じがします。可愛くて素敵で、上品さもあり、どのシーンもいいなあ、と思ってみつめてました。ナンネールもできるのでは?と思ったり。大塚ちひろりんのナンネールも楽しみでした。やっぱり可愛くて、優しくて素敵なお姉さんでした。どっちかというと、妹キャラの方かな?と思っていたけれど、見守り感でてました。阿知波さんが初めていなくなり、あたらしいセシリア・ウェーバーの未来さん!いなくなって初めて阿知波さんのものすごくキャラが濃くてずば抜けて凄い方だったこと、あの可笑しみはなかなかほかの人には真似できない個性だったこともわかるとともに、この役って相当難しいんだわと気づく。その役に新しく挑戦している綺麗な未来さんは若々しくて、怖さはあっても内面の毒気はまだ薄く、でもすごく頑張っていて、これから回を重ねていくごとに、その味を増していくんだろうな、個性もでてくるんだろうな、と思う。新しいアルコ伯爵の中西さん!低音が素敵で、なんだか歌うと惚れ惚れ~。超美声のバリトンである中西さんには少しもったいないかな、と思っていたけれど、開けてみればいい感じです!役どころもしっかり押さえ、なんの違和感もないよさげなアルコさん。祐さんコロレド猊下の愛は・・まだ唐突に感じるのか、受け入れかねている感じ(馬車シーン)ですが、これから変わっていくのでしょう(あまり回数観れないので寂しいですが)祐一郎さんのコロレド猊下!!もう何度も観ているし、それほどドキドキもしないだろう、なんて思っていましたが、やっぱり甘かった!くるんとカールした頬にかかる髪がたまりません。そして、綺麗な額、力のある目、声、あんな豪華な衣装を着こなしてかっこいい古希こき近い男性って、まず見かけないですね。どのシーンでも存在感が神すぎて、なんだか人間にみえなかったです。衣装がない時の祐一郎さんとは、別の人格では?と思えるほど、立っているだけで猊下でした(笑)一度でいいから、すこしずつ猊下に変身していく過程が観たい!!(笑)歌も安定していて、そして猊下を演じることがとても楽しそうで、こちらも愉快になり、そしてとても安心しました。2幕のソロの時の表情が大好きすぎる!ネットに上がっていた猊下の写真が思いがけず沢山あり、ブロマイドのように美しいのでニマニマしてしまう。あの猊下の目で見つめられて怒られたいような気持になってきます(笑)マントを翻し黄金の波がふわりと・・きれいすぎてじんと来ちゃいました。昔と違って、猊下のシーンでオペラグラスを挙げる人数がだいぶまばらな感じの客席ですが、ちゃんと(私以外にも)いたので、そこでもちょっと安心((笑))今回は黒手袋をしていらっしゃらないため、美しい猊下の手指がよくみえて、手指とともにその指輪にもうっとり~。階段をゆっくり降りていくときに、ちょうどいい具合に(手すり代わりの?)壁がそこにあって、猊下はおかげさまで安心して降りられるの!(ああ、よかった!)(笑)。ハラハラするのは嫌ですもの。よいアイデアだとみんな思ってますよ!(^_-)-☆パパ(市村さん)も若返ってきて、こわい(笑)。高音もしっかりでているし、変わらないといえば変わらないけれど、それはキープできているということで、年齢を考えるとおそろしい・・。市村さんがいてくださって、祐一郎さんも安心して伸び伸びとふるまえるのでは?と本当にありがたく思います!たつきさんの男爵夫人も。健在で、存在そのものやお声を聴くだけで、とても荘厳な世界が広がり、大きななにかに守られるような安心感があり、やはりじんと来ます。アマデのひまりちゃん。女の子ですが、ほっそりすっきりしたお顔立ちで、とても初日とは思えない落ち着きぶり。冷静で理知的な、ヴォルフの「才能」という部分を担当していることがよく伝わってくる。他のお仕事をしても、立派にこなせそうな気が、いまからする!(笑)22日はひまりちゃんの初日だったこともあり、古川くんが紹介し、ひまりちゃんの可愛いお声も聴かせてくれました。今回はナンネールがヴォルフの手紙を読むシーンで、その夫(以前は武内耕さん)を今回朝隈さんが演じてますが、それもまた面白くて・・。眼鏡かけてて、すっきり二枚目で一見まじめそうなんだけれど、おもちゃの輪投げの片付け方がユニークで、笑うシーンじゃないけれど、つい頬が緩んでしまいます。広場でのヴォルフガングをからかうお芝居ごっこのシーンの、猊下役は、朝隈さんではなくなって、木暮さん?が演じてるのかな?さてさて、もうひとりのとても気になるヴォルフ京本さんの回ですが、なんと、優しい友人から分けて頂けることになるかもしれなくて・・・涙がでるほどうれしいです!京本さんを観た友人たち(祐友さんたち)の感想はそれぞれで、歌や演技に関して厳しめな方もいれば、割とOKな方もいて、でもその友人たちの述べる細かな感想が(ここでは書きませんが)とても面白くて、それを聴いていると、これは一度は自分の目で見て、自分の耳で確かめなくては!という気になる。他のヴォルフにはなかったユニークさがあるみたいですね。譲っていただくとして、その日何事もなく、観られるといいのですが。ちょっといろいろとバタバタしていますので。久し振りに大作を大劇場で観て、どこか体に力が入ってしまい、もちろん喜び、感動もありますが、どっと脱力しました。とともに、やっぱり昔みたいに、いくら猊下が若々しく素敵だからといって、ものすごくリピートしたり遠征するエネルギーは今の自分には沸いてこないな~と冷静に観てる自分もいました。どこか既視感が強いところもあり、シーンによっては眠くなるところも。そして、やっぱりチケット代の高騰が大きいですね。もうS席でばんばん観るのは難しい。そして、この作品に関しては、個人的には、アッキーや育くんのヴォルフそして、吉野さんのシカネーダーが、好きすぎて忘れられず、大切な心の宝箱に封印しています。そのときの苦しいほどの没入感・満足感を超えるのは難しそう・・。その頃が自分にとっても情熱のピークだったのかもしれません。新しいキャストで多くのグッズも売れ、大いに盛り上がっているこの作品、チケットもしっかり完売しているし、なんとなく安心して(コロレド様がもし今回で卒業であったとしても・・)(ともに)「プチ卒業」?できそうです。あとは、今の時期、竹芝の四季劇場(秋)で上演されている、「ゴースト&レディ」(感想はまだ書けていませんが・・)が予想を遥かに超えたスリリングで感動的で、とても素晴らしくて!!(11月までやってます)、そちらもなんとか増やしてたいなあと思っているのです。なかなか希望のキャストがそろわなかったりしますし。なったとしても急に変更になることもあり、四季はそこがネックですが・・💦ともあれ、もしかしたら猊下やパパがこれで最後かもしれない、貴重な帝劇を含めた公演なので、観られる回は大切に観て、こころの宝箱にその思い出はそっと追加しておきたいと思います。