クリコレIII (2月18日ソワレ)闇広~♪日直は万里生くん+?(笑)
愉しくて素敵過ぎて、まだ昨日のソワレのあとから魂がこの世に戻って来てないみたいな状態です。開演前のオルゴールの奏でるメロディーが闇が広がる♪に変わっていて、ああ、そうだ!今日は闇広が(自分にとって今回初めて)聴けるんだ!とニマニマしてしまいました。日直は一巡したから、今日はたぶん万里生くんだなと予測はしてたけど、幕開け前の音楽も闇広だったので、ああ、やっぱりね、と。なんとそれに加えて、奥に向かっておかれたソファには、万里生くん+オーディエンス(?)たち3人も座っていらしてね。(吉野さん、岡田さん、今さん)結構みっちり密着して座っているその姿がもう可笑しくて・・。幕開いたら大爆笑!の客席でしたね~(*^_^*)年齢を重ねたのか、まじめ+ユーモアというか、笑いの取り入れ方が大人に!またネタは、「男同士のキス」についてという、夜向きのトークでしたね。ときどき話が「あれ?なに喋ってたんだっけ?」となると、吉野さんが「がんばって!」って言葉かけたりね。もう愉しいわ。ルドルフのオーディションは歌しかないのに、実際はダンスがあってぎょぎょ!ってなったお話とかね。ダンス経験がなくって困った!と。当時のシシィの朝海さんが観てられないから~と、彼に猛特訓(闇広の特訓=闇練ですって!)してくださったと。もちろんルドルフとトート閣下たちのキスについても語って下さって、客席はずっと興味津々、なトークでした。トート閣下たちからの死の接吻を受けるのは、お稽古の中のいつなのだろう??とすごくドキドキしてたお話。最初の男性とのキスのお相手は石丸さんだったと。(割とワイルドなキスだったと、かぽっとくるむ動き付で説明)城田トートはイケメンのキス!祐一郎トートの彼へのキスが触れるか触れないかギリギリの大人のキスだったというお話に客席はおー!!とため息と歓声が。スリルミーとか他の作品でもキスがあった、というと吉野さんから「ずいぶんしてるんだね!」と突っ込みが入ったり。真面目と思ってた万里生くんが、こんなにキスのことばかり語ってくれるなんてちょっとした感激でした(*^_^*)1幕ラストのレミゼの祐アンジョもやっぱり可愛くて、ステップ踏む足をじっくり観ちゃいました。みんなとタッチしていくお顔がほんとにキラキラで、まぶしい!今日はカニカニの手はしてなかったので(後方席です)、もしかしたら前回のカニカニはほんとに私たちのあたりにやってくれたのか?と思ったりね(ふふ・・勘違いに決まってますが・・)2幕の最後のダンスも、ますます流し目が効くようになってきていて、ほんとにずっとドキドキしてしまいます。貴婦人のときはメガネをかけていたけれど、ほんとにこんなに素敵な瞼、まつげをしていたのね、と惚れ惚れ・・。髪も衣装も男っぽくて、ティアナンの歌のとき(1幕)は内股気味で、しおれたようにちんまり座ってたけど、ほんと同じ人?って、目をこすりたくなる。うぉー!というフェイクもだいぶ太い声できまってきましたね!かっこいい!さーーーーだめー!の延ばすところも随分ぎりぎりまで、一回目から延ばすようになってますね。これからも楽しみ!!田代くんとの闇広。前奏が鳴っただけで高鳴る胸。どきどきでした。どちらかというとルドルフは怯えが強いタイプのほうが、祐トートがSっぽさが増して観えてすきだったのですが、このようなコンサートでは、歌声がパワフルな田代くんとのデュエットは安心してぶつかり合えて、とてもいいですね!上からえっちら降りてきたり、いろいろなポージングがないだけ、歌に集中できるのか、とってもエネルギッシュでかっこよかった!!最後は、ルドルフの後ろにトートがくるあのポーズがほんとは好きなんだけど、コンサートはそれぞれが並んで(離れて)立つ、という終わり方なのね。まあ、これもよいです。まだまだこれから激しくなっていく予感がいたします(シシィ風)やはり一番の楽しみは、最後の最後、Music of the night。降りていた幕があがって、そこに静かに立ち、自分と向き合う祐一郎ファントムの姿。それは、ほんとにずっとオペラ座の地下に棲んでいて、久しぶりに光の当たるところに顔をだした、そう思えるような、純粋で怯えや愛を求める気持ち、そして魂が本当に飛んでいくような、そういうスケールの大きい夢に満ち溢れていて、自分の魂もいっしょにワープしてしまったかのような、大切な時間。後方だったので、オペラグラスも使いますが、さっと照明の色が変わる瞬間はやはり全体を観たくて、オペラグラスを離します。彼の甘い声で奏でるsensation, imagination ,intoxication,などがとても甘くて大好きなんです。もううっとりです~。甘い単語は甘く歌う、ほんとに英語のほうがより声の甘さが伝わってくるようでとても気に入ってます。Music of the night!の最後の子音までしっかり発音しているのも素敵。途中ある箇所で、祐一郎さんは胸が熱くなるのか、今日もすこし涙ぐみそうなお声になって、でもそれに引きずられずに歌っていらっしゃって、ぐっときました。そして、すこし気になっていた部分があったのですが自分好みの方向に変わってきていることもとっても嬉しい!!歌の内容に合わせて変わる表情がときにはせつなく、時にはぱっと輝く。そういう祐一郎さんの表情を観察できるのも至福のとき。なんと幸せなのでしょう!!ためいきしか出ない気持ちです。帰宅してからもなかなか観ているだけなのにクールダウンできなくて困りました。他のみなさんもほんとに素晴らしく、贅沢な時間だな、と思うのですが、細かい感想はかけなくて、すみません!