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このクソ暑い中、私用でバスを何回も乗り継いで出かけてきましたわ。 お盆で土曜の時刻表。 バスに乗る度に15分は待たされクタクタよ。 普段乗らないバスだから、違うところで待っていたら、気がつけば横に列ができていた。 それに気がつかないほど、暑さにボォ~っとしていたのよね。 で、列の後ろに並ぼうとしたら、親切なおばさまが 「 誰かを待っているのかと思っていたけど、バスに乗るなら前にどうぞ。」 って言ってくれたのだ。 自分よりも前に来ているのが分って言ってくれたみたい。 お断りしたけど、何度も前にって言ってくれるので、ご親切に甘えましたわ。 暑い中ちょっとした親切がありがたいものだ。 帰りのバスも、どのバスに乗れば良いのか路線図を見ていたら、後ろからおばちゃんが 「 ねえちゃん、今日の時刻表は土曜やで。」 と教えてくれた。 ねえちゃんと呼ばれたのは気恥ずかしかったが、これまた親切がありがたかった。 そしてバスから下りると、訪問している利用者さんを見かけた。 この人歩行もおぼつかないのだが、いつも公園で半日座っているのだ。 この暑さだし、歩行もままならないから皆が止めるのだが、言うことを気かないのだ。 ある意味それが生きがいになっている。 たまに見知った人が通って、声かけしてくれるのが嬉しいと言う。 だが、トイレに一人で行けないので、水分を取らないって言うのが心配なのだ。 この暑さだ、熱中症にならないかと気が気じゃない。 だから仕事帰りで近くを通る時は、いつもいるか確認をして、いれば少し話をするようにしている。 今日は私でもヘロヘロになりそうな暑さだ。 自動販売機でお茶を買って 「 冷たいお茶ですから、少しづつでも水分を取ってくださいね。」 と渡してきた。 誰が聞いても無茶だろうってことでも、それが本人の唯一の楽しみなら止める事はできないのだ。 ただ、倒れないようにと願うしかない。 今日はちょっとした思いを受けたり返したり。 さっ、今から仕事だ! 仕事! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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