カテゴリ:子どものこと
子育ては難しいもんだ。 ましてやシングルで育てるとなると、これは本当に大変なのだ。 「 おとうさ~~ん、子どもがこんなこと言うのよ~~~。」 などと言いにいける相手がいないのだから、叱るのも、褒めるのも全部一人で担当しないといけないのだ。 うちは娘たちにも、娘の友だちまでもが 『 ○○のお母さんって厳しいよね。』 と言われている。 確かに世の母親からしたらかなり厳しいと思う。 これは別に片親だから厳しく躾けないと・・・ってわけではなく、娘たちが幼少時代からのことだ。 時間、門限、挨拶、お金の使い方あらゆることに厳しく言ってきた。 それは親のつとめだと思っている。 ただそれも、娘たちが成長すると共に緩めてきたつもりだ。 小さいときの躾けは、ある意味押さえつけが入るが、思春期に入った子どもへの押さえつけは反発の元になる。 その辺のバランスが難しいのだ。 どこまで目をつぶって、どこまでは言ってのバランスが。。。 子どもが小さい時は、親は家庭内では絶対的な権力を持っている。 親が間違っていても、それを親が正しいと思えば正論になるのだ。 そう思えば怖いことだ。 ただ子どもがある程度の歳になれば、親も譲歩しなければいけなくなる。 いわばシーソーのようなものだ。 最初は親が沈んで子どもは上にあがっている。 それが徐々に子どもが下がってきて平行になる。 そして親が年老いていけば、親が上にあがってしまう。 そのバランスの兼ね合いをどこに持ってくるか、いつもはかっているのだ。 今は思春期で生意気盛り、すね盛りのゴジラと、どんどん外に世界を広げつつあるお嬢。
子どもの数倍も生きてきた親からしたら、子どもの短所や長所が手に取るように分る。 それをいかに軌道修正するか・・・ 難しいもんだ。 私の子育ての基本は 1人で生きていける力をもつこと。 何が起こってもそれに耐えうる力をもつこと。 そして、人への思いやり。。。 私はまだまだ強い母親でいたいと思う。 早い段階で親を舐めてしまったら、その子は逆に不幸だと思うから。 でも最近は弱い部分も出している。 イヤ出てしまっているが正しいか。。。 甘えてしまったら子どもは迷惑だろうが、母にも弱いところがあると分るのも悪ことではなかろうて。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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