カテゴリ:自分のこと
娘が 「 なんであんなオトコと ( もうオトコ呼ばわりだ ) 結婚したんよ? 私の周りでも最悪最低な人間やのに。。。 」 と訊く。 「 ほんまやね~。 けど結婚してなかったらあんたたちは生まれていなかったやん。」 「 それはそうやけど。。。 でもよりによってなんであいつなんやろ・・・ ( 今度はあいつ呼ばわりだ ) 」 「 けど、お母さんは結婚したことや、出会ったことは後悔してないねん。 あいつと出会わなかったら・・・とは今まで思ったことないねん。 」 「 お母さん、ほんまに変わってるわ。 」
でも本当なんだな~。 だってそんなことを思ったら自分の人生を否定することになるもの。 で、テレビで江原さんの番組を観ていて気がついた。 私の人生は娘たちをこの世に送りだして、自立するまで育て上げるのがわたしの役目なんだってね。 だから飲み会に行かなくても、自分の時間がなくっても不満には思わないのだ。 そしてなによりも、親に対しても愛情をかけてもらっているという意識が希薄な私が、初めて愛されていると実感させてくれたのが娘たちなのだ。 早くに結婚をしたのも、親の愛情不足を元ダンに補ってほしかったからだった。 でもそれも叶わなかった私に、無条件に愛を与えてくれたのが娘たちなのだ。 だから、娘のためなら闘えるし、なにがあっても守るし、踏み台で良いと思えるのだ。
でも、それも娘たちが自立するまでだ。 その後はおまけのつもりで自分のために人生を使おう。 もっと先になったら、仕事をしながらボランティアも良いなって思っている。 テレビで貧困に苦しむ人たちの特集をしていたのを観て、娘に 「 お母さん、余裕ができたらこういう人たちの手助けがしたいな~。 」 って言うと、それも良いんと違うだって。 私の人生は人の手助けをするように決まっているのかもしれないわ。 思いもよらなかったこの仕事も、手助けをさせてもらってお給料を頂いているし、小さいときから親に頼られて生きてきたことを思うと、そうなのかもしれない。 そして回りまわって私も助けてもらっている。 それで良いか。。。
娘が側にいる時の苦労と、一人になった時の寂しさと、どちらが辛いんでしょうね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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