カテゴリ:自分のこと
引越しをしてからずっと開けることもなかったダンボールを開けたら、手紙がたくさん出てきた。 結婚式の見積もりや席順を書いた用紙や、新婚旅行の飛行機のチケットなんかが出てきた。 後生大事に置いていたんだ。。。 でもそんな物を見て、「 こんな時もあったのよね。。。」 なんて感傷はひとつもない。 迷わずゴミ袋に捨てた。 ただ、亡くなった親友の手紙が出てきたのを読み返した時は泣けてきた。 便箋5枚に懐かしい文字があった。 読みながら、今生きていたら、きっと助けてくれただろうに・・・と思うと辛くなってきた。 まだ28歳だったんだ。 結婚して数年しか経っていなかった。 この子とはよく喧嘩もして、もう二度と会うもんか! って何回思ったことか。。。 まだ高校生、自分勝手で人の気持ちを思いやることなんてできない頃だ。 でもそんなことを経て親友と呼べる仲になった大事な友達だった。 出てきた手紙は、高校を卒業する前にくれたものだった。 手紙には・・・ 私たちは苦労をして友だちになったのだから、いつまでも大事に付き合っていきたいよね。 これからもっと恋をしていい女性になっていってね。 もえっちが壁にぶつかったら私も一緒に壁にぶつかるから・・・ って書いてあった。 あ~だめだ。 泪が止まらない。 手紙に書いてある通り、就職をしてからもいろんな事で助けてもらった。 本当にかけがいのない友だちだった。 でも入院をして1週間もしないで亡くなった。 痛さに苦しむ悲惨な姿を見せられないって、家族の配慮で、とうとう死に目にも会えなかった。 今つくづく思うよ。 ○ちゃん、なんで死んじゃったんだよ。 また話を聞いてほしいのに。 ただただ辛いよって話を聞いてもらいたい。 私よりももっと強くって優しい○ちゃんに、今助けてもらいたいよ。
何箱かあった手紙をパラパラって見て、どんどん捨てていっていたのに、なぜかこの手紙だけが目に飛び込んできた。 きっとあの世から頑張れって言ってくれているんだ。 私が生きれなかった人生を、頑張って生きていきなさいって言ってくれているんだ。 どんなに嫌なことがっても泣かないのに、この手紙を読んだら泣けて泣けて仕方がない。 私はまだ生かされているんだ。 そう思って頑張らないとね。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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