カテゴリ:子どものこと
ゴジラちんが本屋さんで5000円使ったと言う。 2件廻って買ってきたようだ。 娘、毎月のおこづかいが5000円なのだ。 その中から学校でのジュースやお菓子代をまかない、たまに友だちとのマクドナルドもまかなっている。 足りないときは、少ないお年玉をプールしておいた分でおぎなっている。 そのおこづかいが丸々本代に消えたと言う。 新刊が出るとすぐに読みたいようで、図書館のいつになるか分からない貸し出しは待てないそうだ。 買ってきた本はまさにアトランダムで、子供向けのドラマになりそうな本から、夏目漱石まで買いあさってきていた。 夏目漱石は模試の問題に出ていて興味を持ったようだ。 性格や顔立ちが母と似ているとそういうところまで似るのだろうか。 私も若い頃は太宰治の人間失格から赤毛のアンまで、それこそ色んなジャンルを読み漁った。 今では本を読む時間も気力もないが、私の知識と呼べるものがあるとしたら、それは学校の教科書ではなく色んな本から得たものだ。 次女は本にかけるお金は惜しくないと言い切るが、長女は本はほとんど読まない。 一時期読んでいたのは、私が昔に買った夏木静子の本と、宮部みゆきぐらいだ。 同じ姉妹でも全く違う。。。 不思議なことに本だけは、強制しても、買って与えても、本人に読む気がないと手をつけない。 うちはとりあえず活字に馴れさせようと、漫画でも青い鳥文庫でも本人が読みたいと思うものには文句はつけなかった。 なのでゴジラちんは、高3のいまでも 『なかよし』 の発売日を毎月楽しみにしている。 さすがにふろくはどうでも良いようだが・・・ ^^; でもなぜか長女は本には興味を持たなかったようだ。 私は本におこづかい全部の5000円を使っても何も言わない。 本は色んな意味で人間に幅を持たせると思うので、娘が5000円使ってきても良いと思う。 ただ、今は娘の問題集や参考書につぎ込まないといけないので、自分が読みたい本にまでは手が廻らないのが少し残念だ。。。 若い頃に、今の自分の年齢では読み解くには難し過ぎると思う本でも読むべきだ。 そして数年後にまた読み返して初めて理解できることがあるのがまた本の楽しみなのだ。 今の仕事でお年寄りと話が合うのも本のおかげと思う。 向田邦子や有吉佐和子の本などで、昔の情景が分かる。 生活習慣もなんとなく分かる。 ゴジラちんが何冊も本を抱えて帰ってきて、何から読もうかと嬉しげにしているのを見ると、なんだか母も嬉しい。 仕方がないので、いくらか負担しようかと言うと、「 いい! 足りなくなったら言うから。」 と言うが、今まで足りないからと請求されたことがない。 きっと毎月の模試代や検定代に気を使っているのだろう。 今日は街の大きな本屋さんに電車で行くと言う。 受験の参考書を買いに行くそうだ。 そてにしても本・・・ もう少し安くならないものだろうか。。。
追加 そう言えば私の理想は赤毛のアンのギルバートだった。 (名前・・・と思う。長いこと読み返していないので定かじゃないが。汗) そして赤毛のアンのようなはユーモアがあってお菓子を作って・・・ そんな母親になりたいと思っていた。 現実は理想と遠く離れてしまっているけれど。。。 笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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