カテゴリ:子どものこと
奴は今朝もタオルを広げることなく、四つ折りの状態でタオルかけにポンとのせてある。 洗濯カゴには裏返しの靴下が入ってある。 「何回言うたら分かるねん! 靴下は裏返しで洗濯カゴに入れるな! タオルは広げてかけろ~~~~~~~!!」 「お母さん朝から元気やな。」 エヘラエヘラとどこ吹く風のゴジラちん、だが逃げるように学校へと出て行った。。。 これは私への挑戦とみた。 ならば受けてやろうじゃないか。 奴がちゃんと出来るまで言い続けてやる。 うん、これはもはや闘いだ。 それにしても、母がマジ切れしたらベショベショ泣くくせに偉そうなもんだ。 小さなことだが、タオルにしても、裏返しの靴下にしても、次に使う人のこと、洗濯して干す人のことを考えたなら、その小さなことが大きな気遣いになるのだ。 私は母として、公衆のトイレの洗面所でも、髪の毛を梳いて落ちた髪の毛をそのままにして出て行くような女にはなってほしくないのだ。 家で出来ない人間が外でできるはずがない。 そんな母の思いも思春期ア~~~ンド受験生の娘にとってはいらぬおせっかいなのだろう。 だが、受験生がなんぼのもんじゃい! と思っている母は、そんな腫れものにさわるような扱いは出来ぬ。 お嬢にも 「受験するのは自分が行きたいからやから、それで頑張るのは当たり前やんか~。 別にお母さんが頼んで行ってもらうわけとちがうし。。。」 「そりゃそうやわ。 まっ、うちは勉強頑張ってるんやね~♪。 夜食作ってきたしぃ~食べなさいね♪ な~んてことはないもんな。 だいいちお母さんいっつも先に寝てるし。。。笑 」 「あたりまえやん。 そんなん夜中に食べたら身体に悪い!」 それもあるが実は面倒くさい。 そして夜は眠たい。。。 「それどころか夜食を作るどころかお弁当さえ作るのめんどくさ! って言うてるもんな~。」 「だってホンマに面倒くさいんやもん。 週に4日は朝8時半に仕事に出なあかんねんもん。 泣」 「母は受験代や大学費用のお金を稼ぐために頑張ってるんやし、ゴジラちんは合格目指して頑張る。 言うたらお互いさまやんか。 だから家の用事もしてもらうし、敢えて甘やかしたりはせ~へんわ。 洗濯をとりこんでたたむぐらい10分あればできるしな~。 テレビを観る時間があるんやからそれぐらいしてもらわんと・・・ ( うちは何がしかの家事の役目があるのだ ゴジラちんは洗濯係なのだ) 」 「そりゃそうや!」 お嬢もそうして受験を乗り越えてきたのだ。
我が家は自分のことは自分で決める。 相談にはのるが最後は自分で決断しろ! なのだ。 家訓ほど大そうなもんでもないがそうして育ててきた。 自分の蒔いた種は自分で刈る 要は自分の穴は自分で拭け!! だ。 そのためには人に言われてしたから・・・ だってそうしろって言ったじゃない・・・ などの逃げ道があってはならぬ。 そして必要以上の甘やかしもないのだ。 と言う事で、また奴が学校から帰ってきたらバトルが始まるのだ。。。 養命酒だけでは持たないかもしれない。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.29 09:04:29
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