ヘルパーが違う国の人
昨日の深夜、フィリピンの人がヘルパーを目指すって番組があったけど観た人いるかな…。家族に仕送りをする為に日本に来て、結婚して、3人もこどもができたけど、結局離婚して、今は夜はホステスをして働いている。その人がヘルパーの資格をとって、ディサービスで働くんだ。前にネットで、フィリピン政府と日本政府との間で、介護の仕事でフィリピンの人を受け入れることになったってのは知っていたけど、もう動き出しているんだ。この前も、ヘルパーの受講生が集まらないからって、クラスが閉鎖になった話を聞いたばかりだった。私が受講したクラスでも、資格を取って仕事についた人は数人だ。ただこの受け入れに関しては,色んな思いがあるけれど…。で、この人すごく良いのです。まだ日本語が覚えきれていないから、連絡事項を書くのも大変なのだけど、この人には『優しさ』があるのです。明るさと優しさ。一番大事じゃないのかなって思う。この人を見ていたら、人としてどうなのかが、大事なんだなって思った。これから色んな辛いことがあると思うけれど、頑張ってヘルパーを続けて欲しいと思ったよ。ただ、外国人に介護を求めないといけない現状に、複雑な思いはある。でも、そんなことを言っていられないほど、日本は、急速に高齢化社会になっていっているのだろうね。技術があっても情がないとダメだし、反対にいくら情があっても技術がないとこれまた困る。社会的には、ヘルパーはまだまだ地位が低いようだけど、これが結構大変な仕事なのだよ。