俺はまだ熱く燃えているか~30年ぶりの同窓会
本日、中学の時の同窓会があった。なんと30年ぶり、しかも全クラス210名中80人近くが参加。懐かしいという言葉では語りきれないものがあった。すごく変わってる人。全然変わってない人。私はかなり太ったが、話し方や笑い方はそのままらしい。まあおしゃべりだったそうだ。30年たっても、成長しているのか・・・?ある女性から、これをすごく覚えてるといわれたことが、私(僕のことね)が、音楽の怖い先生の態度に怒って、抗議したことがあった。それも、「お前ふざけんじゃねえ、なんだその言い方は!!教師の癖に・・・」みたいな口調だったと思う。原因はその先生が確かクラスメートの誰かに向かって、いやみな言い方をしたんだったと思う。それにしても、ひどい言葉遣いである。ところが、彼女はそのとき、いいなあって思ってくれて好きになってくれたんだそうだ。そう思ってくれたことは全然知らなかったのだが、私にとっては、若気の至りというか、先生にあんな態度をとって恥ずかしい記憶でしかなかった。母には、先生に喧嘩売るなとたしなめられたのをよく覚えている。私は、かなり大声で怒鳴ったはずで、教室中がシーンとなっていたので、みんな怖がってひいていたんだろうなと思っていた。自分なりの正義感からやったこととはいえ、自分の中ではごめんなさいしたい出来事として残っている。しかし、いろいろな人がいろんな見方をしてくれているものだ。正直少々驚きだった。人がどう思っているかなんて、聞いてみなけりゃわからないものだ。そういえば、会場テストで、他校に行ったときに、不良に絡まれた友達をひとりで救いに入って20人くらいに囲まれたこともあったなあ。無鉄砲というか、でもあれは仕方なかったと思っている。そのときは母親に「人の喧嘩まで買うな」と怒られたっけ。30年前の出来事である。なんか全てに熱かったな・・・。まあ、そういう意味ではずいぶん大人になったかもしれない。ただ、その分、あのときほどの熱情が自分にまだあるのだろうか?大人になったのはいいが、火力がずいぶん落ちていると思う。分別がついた分、くすぶってやしないか。そんなこんなで青春時代を思い出しつつ、3次会まで、大騒ぎしてきました。お会いしたかった2年次の恩師は数年前にお亡くなりになっていた。同級生も数人亡くなっていた。病死、自殺、事故死年月の重みを感じた。いつまでも不変ではないということをそして、もうそんなことが日常にある歳になっていることに、今一度身を引き締めることともう一度熱く生きることを心に期す。