とっておきの場所♪
この週末も、ちっともじっとしてなくて、あちこちウロウロしてました。その中でも特に印象的な出来事。私は、日曜の朝の6時前にバス亭にいます。始発の電車は40分も待たなくてはいけません。あたりはまだ薄暗く、じっと待つのも時間がもったいない気がして、迷った挙句、「家まで歩いて帰ろう」って思いました。あることがひらめいて・・・まだ薄暗い、広島の街中はひとっこ一人いない なんて事はなく、バスセンターでは、新聞の搬入してる人、タクシーの列、早くから仕事してる人を見かけます。しばらく歩くと犬の散歩をしてるお爺さん。コンビニの明かりがやけにまぶしく輝いていました。10分もあるくと、次第に明るくなってきます。何分で家に帰れるだろと、しょっちゅう時計を見ながら、重いリュックと手荷物2つ、背中にリュックが当たって痒くなってきます。もうすっかり明るくなってきた、いつも自転車で通る川沿いの道を歩きます。ジョギングしてる人、ウォーキングしてるおばあさん、「おはよう」って声をかけながら歩いていってます。犬の散歩の人も4~5人見かけました。足がだんだんと重くなってきました。やっばりちょっと遠かったかな~って後悔の念が頭をかすめたけど、いやいや絶対いいものが見れるはず、少し硬くなった重たい足を前へと進ませる。あの、見上げるような橋を目の前に、一段と気合いをいれる。もうすぐ、橋のてっぺんかな、間に合った。ちょうど東の山の上から太陽が出てきてるところなんてキレイで、命に満ち溢れてるんだろうってすごい! すごい! キレイ! すばらしい! サイコウ! を独り言のように連呼しながら、歩を進める。ものの3分としないうちに、すっかり太陽が上がってきた。朝日を全身であびたよ!その山が、黄金山(おうごんざん)。黄金山から上る朝日を見られる橋の上のスポット。(^o^)今度はいつ見られるだろうか?その日は1日中気分が良かったことは言うまでもありません。体はしんどいのに、この爽快感はたまりません。夜行バスでの楽しみを見つけました。今度は荷物を軽くしなきゃね。