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2007.10.10
カテゴリ：備忘録
心底熊本が大好きなむらかみです。
ここだけの話ですが… 入社面接のとき当時副社長の岡武とのやりとり。 岡「どうしてうちの会社を受けてみようと思ったの？」 む「正社員登用制度があるからです」 岡「正社員は東京・大阪の勤務になるんだよね」（当時まだ支社はありませんでした） む「あ、じゃあ、熊本がいいです」 と迷いなく答えるくらいに、熊本が大好きなんです。 たとえその後、 「東京行って、相手を見つけて結婚、ってのもいいんじゃないかなあ」 と言われても、熊本がいいんです。 昨日、小学校時代からの友人で現在大阪在住のあきちゃんから メールが届き、しばらくやりとりしていると、 なんかさ～ 熊本、いいよね～ ですってさ。 そりゃあそうだろう！ そうだろう！ そうだろう！ 「帰って来い！」と一言返信しました。 まあ、帰ってきても、私は実家にいないんだけどねっ！！ 閑話休題 まあ、そのくらいに熊本が好きなんですよ。 しかし、腰が重い。 今まで熊本市内の実家の周りと、阿蘇の自宅の周りしか知らない私でしたが、 この仕事を始めて、熊本県内ぐるぐる回りだすと たとえば下田・湯の児の青い海、 相良のお殿様のロマン漂う人吉の町並み、 杖立の湯煙はじめ各温泉地の風情、 夕日が光る有明の潟、 通詞島のいるか、 菊池－阿蘇を結ぶ外輪山に沿うドライブコース 南阿蘇の牧歌的な風景、… なんかですねー、熊本の素敵なところ、 挙げ始めたらキリがないんです。 さらに、一軒一軒のお宿へ足を運ぶと 宿のよさがそれぞれにあって、 もうたまらなく愛着がわくんです。 本当に、もう、金子みすゞじゃないですけど 「みんなちがって みんないい」なんですよ！！ ほんと、どこそこに散りばめられている熊本の魅力を もっといろんな人に知ってほしい！！ 素敵なお宿さんがこんなにもたくさんあるんだから もっとたくさんの人に熊本へ来てほしい！ そう思うわけです。 インターネットという媒体で、 たまたま縁した「楽天トラベル」を使って、 少しでも、宿の魅力・地域の魅力を発信することができれば、 そしてそれを見て少しでも興味を持ってくれる人が出てきたなら、 むらかみにとってはそれがもう、この上ない幸せ！！ とか思って、今、仕事に取り組んでいるわけでありまして… だから、 ご自分の宿や、地域に対して 「もう無理だ」とあきらめる話を聞くと 非常に胸が痛みます。 寂れてきている地域もあれば、風評被害を受けて客足が落ち込んだ地域もある。 現状が、そうだというのは、私も知ってます。 でも、負けないんでほしいんです。 だって、素敵なんだもの。 「古い建物だから」 「部屋にトイレもないような宿だから」 「この地域自体もう安いお客しか来ないんだよ」 「料金が高いとかトイレがないとかクレームばかりなんだよ」 「安くしないと来ないんだよ」 某旅館の社長さんが最近ずっとこの繰り返しなんです。 社長、そんなことない！ お客様のために客室のリニューアルだってちゃんとしたじゃないですか。 料金が違うのは料理が違うからでしょう？ そのお料理のランクが違うのをちゃんと説明したら 高い料金でも泊まりたいって人出てきますよ。 温泉だってとても泉質がいいじゃないですか！ 町並みだって風情があるじゃないですか。 トイレがないって書かずに来て初めて知るからクレームになるんです。 部屋にトイレがないといやだって言う人は 最初から来なくてもいいじゃないですか。 トイレがないのを了解した上で来てくださる人の方が よっぽど気持ちよく過ごしてくださいますよ。 私はここ好きです。 私が「いい」って言ってるんです！ 私がここの土地好きなんです！！たくさん来てほしいんです！！ っていうか、社長が諦めたら、 そこで終わるじゃないですか！！ やれることやってから、嘆いてくださいよ！！ 私、手伝いたいんです！！ …ここの社長とは最近ずっと、このやり取りばかりです。 けんかしようと思って 電話したり足を運んでるんじゃないんですよぅ！ とはいえ、ほかにもあきらめモードな方、いらっしゃいます。 本当に素敵な宿だし素敵な土地なのに あきらめてしまっている方と話すと もったいない！というか、なんというか、切なくて胸が痛みます。 昨日は、ちょっと凹みました。 でも、むらかみ、負けないかんね！！ ずーーーーーーーーーーーーーっと 「ステキステキステキ！！」って言い続けますからね！！ 価値観なんて100人いれば100通りなんだからね！！ 誰があきらめても、アタシがあきらめないんだからね！！！！ と、ちょっと奮起してみる。  ←1日1クリック☆ありがとうございます
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